シンガポールの名物インド料理、フィッシュヘッドカレー。魚の頭をココナッツやスパイスで煮込んだインパクト抜群の料理で、基本的に大人数でワイワイ食べる代物です。
駐在中は食べる気が起きなかったこの料理を、なぜか唐突に試してみたい気持ちになった筆者。
フィッシュヘッドカレー発祥のお店として有名なリトルインディアの「ムトゥースカリー(Muthu’s Curry)」がたまたま滞在地の近くにあったので、食してみることにしました。ただし色々あって今回はひとり。
今回の記事は、筆者のように
シンガポール名物のフィッシュヘッドカレーをトライしたいけれど、大勢で食べる料理みたいだし…ひとりだと厳しいかな?
と思った方に捧げます!
結論から言うと、ひとりでも意外と食べ切れます!ただし相手は大物なので大食いでない限りはちょっとした戦略が必要です。
実際に完食してみて思い至った筆者的戦略は、以下の5つ。
- 戦略1:入店時間は早めに
- 戦略2:頼み過ぎない
- 戦略3:突き出しに深入りしない
- 戦略4:スープを飲み過ぎない
- 戦略5:味変オプションを準備
では本編レポへどうぞー。
戦略1:早めの時間に入店する
混雑する時間帯だと自分が気後れしてしまう&店員さんが忙しくなって一人客が相手にされなくなる可能性が高いので、早めの入店が吉です。
筆者は18時30分ごろに入店。一人だと告げると窓際の眺めの良い席に通されました。少しして団体客が立て続けに入ってきたので、良い席を取りたいならやはり早めがおすすめ。
戦略2:頼み過ぎない
メニューの数はかなり多く、聞き慣れない料理もたくさんあります。
フィッシュヘッドカレーの量については、一応店員さんに「一人だと多すぎる?」とは確認しましたが、「魚自体はそんなに大きくないので大丈夫」という旨の返答。(まあお店なので順当な受け答えですね。)
せっかくなので色々と頼みたくなりますが、メインのフィッシュヘッドカレーは2~3人前あります。
ここは好奇心をぐっと抑えて主食・野菜・飲み物程度に留めた方が、カレーに意識を集中できます。
戦略3:おいしい突き出しに深入りしない
最初にパリパリのおせんべい(パパダム)が出てきます。
サクサクで香ばしくて美味しいのでパクパク食べてしまうかもしれませんが、ほどほどに!
戦略4:スープは(ある程度)諦めるのが吉
フィッシュヘッドカレーは土鍋でサーブされます。
カレースープにつかった魚が美味しそう。オクラとパイナップルが浮いているのも見えます。店員さんの言う通り、魚だけなら一人でもイケる量だと思います。
しかし問題はスープ。こちらも当然おいしいですし、日本人としては残さず飲み干したいところですが、さすがにそれは厳しい。
結論、ひとりでの完食を目指すなら魚だけに集中しましょう。スープはおまけ!
肌感覚として魚7割・スープ3割くらいで食べ進めるのがちょうど良いと思います。
ポイント5:野菜で味変しながら
ごはんと2種類の野菜のセットを注文すれば、野菜を適宜挟みながら食べ進めることができます。この時点で他のメニューもいけそうであれば注文しても良いかもしれません。
筆者は無理でしたが…
筆者的味の感想
白身の魚はふんわりしていてカレースープとよく合います。スープ自体もあまり辛くなく、スパイスのうまみを感じます。実はエスニック料理があまり得意ではない筆者ですが、美味しいと感じました。
なおスープは非常にさらさらしていて単体だと食べづらいので、ご飯や野菜と混ぜながら食べるのがおすすめ。
一緒に煮込まれているオクラとパイナップルも食べてみましたが、悪くなかったです。オクラは普通に具材として美味しいです。パイナップルは酢豚のパイナップルが許せるタイプの人であれば美味しく食べられるかも。
飲み物との相性は正直よく分かりませんが、コーヒーと合わせたことで味変オプションが一つ増えたのが良かったかもしれません。
まとめ
今回はひとりでフィッシュヘッドカレーを完食したときの内容を記事にしました。一人旅だと旅先で食べられないものがちょくちょくあると思いますが、少なくともこちらのフィッシュヘッドカレーは大丈夫でした!(個人の感想ではありますが…)
最後にこちらがお店の参考情報です。
住所 | 138, Race Course Road |
営業時間 | 10:30~22:30 |
最寄り駅 | Little India(DT/NE)、Farrer Park(NE) |
公式ウェブサイト | Muthu`s Curry (muthuscurry.com) |
シンガポールでフィッシュヘッドカレーを食べたい方の参考になれば嬉しいです!
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