社会・制度考察– tag –
-
ワイドショーに映る正義中毒社会・ニッポンを考える
論文執筆のために、一時帰国中、再び実家に滞在することを決めた筆者。久々の日本は落ち着くし、両親にこんなに頻繁に会えるのも、何だかんだ言って嬉しい。 ただ少しだけ気になる点もあって…。それがテレビ。 実家のリビングで一日中流れているのはテレビ... -
計画的偶発性理論とキャリアアンカー理論:2つの都市のライオンが教えてくれたこと
ジュネーヴ大学院の卒業までもう少し。 ジュネーヴとリヨンで過ごした2年間の大学院生活はなかなかに大変でしたが、同時に面白い経験もたくさんすることができました(決して優等生…とはいきませんでしたが苦笑)。 さらに一時帰国中にはかつて暮らしたシ... -
【日本は学歴社会じゃない?】日本人と学歴社会の不思議な関係について考察してみた【結局は地頭が全て】
ジュネーブに留学して当たり前のように聞くようになった博士課程(PhD)進学の話。 日本だと社会科学系では博士課程どころか修士課程にも進学する人は少ないのが現状ですが、こちらではかなり状況が異なり、30代の修士課程在籍者だと社会科学系であっても... -
フランス・リヨンの住み心地は?住みやすい点5選と住みにくい点5選
2024年も12月に突入し、リヨンの街中はクリスマスムード一色! 交換留学先では最終授業や最終プロジェクトが見えてきて、リヨン生活の終わりをひしひしと感じる日々です。 最初は「フランスに住むならパリが良かったな~」なんて考えていましたが、滞在す... -
【アジアの国際都市】シンガポールと香港を比較してみた【似ているようで全然違う】
アジアの経済ハブとして名を馳せるシンガポールと香港。旅行先として日本人にも大人気ですね。 両方とも国際都市が強く中華色強め、そして思い出す景色は高層ビル。ということで、日本人からすると割と似通っているように感じられるかもしれません。かくい... -
駐在経験者が語る!シンガポールって語学留学先としてはどうなの?【中国語編】
筆者はシンガポールで駐在員をしていました。 シンガポールは中華系がマジョリティー。街中には中国寺院や中華系の料理屋さんが多く祝祭日にはかなり盛大なイベントが開催されます。 筆者は渡航前からシンガポールの中華系住民の多さを知っていたので、中... -
【フランケンシュタインはジュネーブ生まれ】ジュネーブ文学散歩
日本では高級時計や国連のイメージが強いジュネーブ。あまり知られていませんが、ジュネーブは中世から現代までの幅広い年代で文学との関係が深い土地柄だったりします。 面白いのが、偉大な文豪が滞在・居住していたという歴史以外にも、ハリウッド映画で... -
シンガポールの英語学習環境って?元駐在員の正直な評価【シングリッシュの特徴も紹介】
元シンガポール駐在員で現在スイス・ジュネーブ留学中のMattです。 シンガポールといえば一般的に英語が通じる安全な外国として認知されている国。日本で外国語学習に取り組みながらずっと待っていた海外での機会だったので、やっと英語圏で英語を使いなが... -
日本人の英語力はなぜ低い?海外留学で考えた日本人と英語の関係【問題は学校教育?】
海外留学でどうしても気になるのが、授業中の発言や課題といった場面で日本人留学生が英語力不足によりかなり損をしているように思える点(特に議論への参加が重要視される授業では致命傷になりかねない)。 授業中に積極的に発言するかどうかについては確... -
「二重価格」から「外国人価格」へ:なぜ日本では議論が迷走するのか?
最近、姫路城の外国人観光客向け料金や、インバウンド向けの特別価格メニューが話題になる中で、「二重価格」という言葉が注目を集めています。 筆者もこれまでスイスやシンガポールをはじめ、さまざまな国で暮らしたり旅したりする中で、「外国人だから」...