香港のホテル高すぎ問題:人気エリアの価格傾向と郊外ステイのススメ【おすすめとメリット・デメリットを解説】

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円安のいま、香港のホテル選びに頭を抱える旅行者は多いと思います。

観光地の近くだと1泊2〜3万円でも狭い部屋が当たり前で、「どこに泊まっても高い」状態が続いています。とはいっても、1万円台前半のホテルを選ぶと、トイレの真上にシャワーが付いているような香港あるあるの構造だったり…。

そんな中で今回試してみたのが、中心部から少し離れた郊外ステイ。立地をある程度妥協しつつホテルのグレードを少し上げて、総合的な満足度を上げる作戦です。そして泊まったのは、荃灣線の葵興(Kwai Hing)駅近くにあるHotel Ease Access Tsuen Wan。

6泊してみた結論は、郊外ステイは意外とアリ(だが誰にでもおすすめできるわけではない)というのが正直なところです。

この記事では、

  • 円安時代の香港で郊外ホテルに泊まるメリット
  • 実際のホテル体験(良かった点・微妙だった点)
  • 葵涌エリア(荃灣線沿線)の特徴

をお伝えします。
香港のホテル探しをする際の一つの判断材料になれば嬉しいです。

目次

香港のホテル高すぎ問題

円安と観光需要の回復が重なり、香港のホテル価格はここ数年で一段と高騰しています。
特に中心部では「この値段でこの部屋…?」と感じるケースも珍しくなく、予算重視の旅行者にとっては選択肢がかなり限られてしまう状況です。

とはいえ、香港はエリアごとに街の雰囲気やホテル価格が大きく異なります。
まずは、旅行者がよく宿泊する代表的なエリアを大まかな3つの分類に分けて、それぞれの傾向をざっくり確認してみましょう。

香港中心部のホテル価格相場の傾向(ざっくり比較)

香港全体のエリアごとの雰囲気や値段の傾向をざっくりまとめると、以下のようなイメージ。
一般的な旅行者が利用するミドルクラス(専用バスルーム付きの個室)1泊あたりの価格を基準に比較しています。

分類代表的なエリア価格目安コメント
九龍尖沙咀、佐敦、油麻地2.3〜3.5万円台観光名所が多く利便性が高い
香港島中環、上環、湾仔、銅鑼灣2.7〜4.0万円台ビジネスとショッピングの中心
その他沙田、青衣、荃灣、香港ディズニーランド1.0〜1.8万円台中心部から離れる分割安
※価格目安はBooking.comの検索結果(2025年11月下旬~12月、大人1人1泊)より筆者算出 ※時期により大きく上振れすることがあります

中心部はどこも便利だけれど高い&狭いという傾向は共通しています。一方で、九龍側・香港島のいずれからも離れたその他(郊外)を選べば比較的リーズナブルに滞在できるのが特徴です。

この後の項目では、それぞれのエリアをもう少し細かく見ていきます。

九龍エリア(尖沙咀・佐敦・油麻地など)

九龍エリア(Kowloon)は、香港観光で最も訪れるエリアのひとつ。尖沙咀(Tsim Sha Tsui)・佐敦(Jordan)・油麻地(Yau Ma Tei)など、人気スポットが密集していて、初めての香港でも動きやすいのが魅力です。

ただし、観光需要が集中するためホテル価格は全体的に高止まり。建物がやや古く、部屋の広さが限られるホテルも少なくありません。特に尖沙咀は安宿が密集する重慶大厦と香港を代表する最高級ホテルであるザ・ペニンシュラ香港が至近距離に位置するなかなかにカオスなエリアです。

参考価格帯(ミドルレンジ/直近平日)は、23,000〜35,000円台が中心

サブエリアごとの特徴(ざっくり)は以下の通り。

  • 尖沙咀(Tsim Sha Tsui):観光の中心地。ショッピング・食事ともに便利だが、ホテルは総じて高め。
  • 佐敦(Jordan):尖沙咀より少し落ち着いており、比較的価格が抑えられやすい。庶民的な食堂が多く、一人旅向き。
  • 油麻地(Yau Ma Tei):さらにローカル感が強く、夜も人通りが多い。部屋はコンパクトなホテルが中心だが、便利さは抜群。

利便性は香港トップクラスですが、そのぶん価格と部屋の広さは妥協が必要。「短期間だけ中心部に泊まりたい」「観光が主目的」という人に最適なエリアです。

以下のリンクは参考ホテル群。直近の価格(リアルタイム)を確認できます(klook)。

Klook.com

香港島エリア(中環・上環・銅鑼湾・北角)

香港島エリア(Hong Kong Island)は、行政機関・ビジネス街・ショッピングエリアが集まる香港の「中心地」。中環(Central)・上環(Sheung Wan)・湾仔(Wan Chai)・銅鑼湾(Causeway Bay)・北角(North Point)など、目的ごとに個性の違う街が隣り合っています。

総じて利便性は非常に高い一方、ミドルレンジ=安くないというのが香港島の特徴です。
平日でも価格は高止まりしがちで、同じ3つ星クラスでも九龍側より底値が上がります。

建物の古さや部屋の狭さという香港らしさは残りますが、九龍側に比べるとリニューアル済みのホテルやデザイン性の高いミッドレンジホテルも多く、一定以上の快適さが期待できます。

参考価格帯(ミドルレンジ/直近平日)は、27,000〜40,000円台が中心

サブエリアごとの特徴(ざっくり)は以下の通り。

  • 中環(Central):香港随一のビジネス街。交通アクセスは最強だが、ホテルは全体的に高額。
  • 上環(Sheung Wan):中環より落ち着いた街で、飲食店も多い。ミドルレンジの選択肢が多い。
  • 湾仔(Wan Chai):古い雑居ビルと新しい商業ビルが混在。価格は中環より抑えめだが、夜の喧騒はある。
  • 銅鑼湾(Causeway Bay):ショッピングの中心地。便利だが、人が多く価格も高めの傾向。
  • 北角(North Point):ローカル感の強い香港島の東側エリア。比較的リーズナブルで穴場が多い。

香港島は、アクセス最高・値段も最高といったバランス感。
観光よりもビジネス・ショッピング重視の人、または「滞在中の移動効率を最優先する」タイプの旅行者に向いています。

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その他郊外エリア(沙田・青衣・荃灣・大嶼山など)

香港中心部から離れた郊外エリアには、沙田(Sha Tin)・青衣(Tsing Yi)・荃灣(Tsuen Wan)・大嶼山(Lantau Island/香港ディズニー周辺)など、比較的新しい街や住宅地を基盤としたエリアが点在しています。

観光地のど真ん中ではないぶん、ホテル価格は中心部より抑えめ(香港ディズニーランド周辺を除く)。
ミドルレンジのホテルでも、九龍や香港島より下限がぐっと下がり、部屋の広さや設備の新しさで優位になるケースも多いのが特徴です。

一方で、夜間の飲食店が少なかったり、街の雰囲気がやや単調であったり、「観光の拠点」としては好みが分かれる面もあります。

参考価格帯(ミドルレンジ/直近平日)は、10,000〜18,000円台が中心

代表的なエリアの特徴は以下の通り。

  • 沙田(Sha Tin):大型モールや公園が多い新界のターミナルエリア。落ち着いた滞在向け。
  • 青衣(Tsing Yi):空港線が通る交通の要。宿泊費が比較的安く、街の雰囲気は静か。
  • 荃灣(Tsuen Wan):住宅と商業が混在するエリア。中心部へのアクセスは良いが、雰囲気はローカル。
  • 大嶼山(Lantau Island)/香港ディズニーランド周辺:自然豊かでリゾート感が強い。ホテルはやや高め。

郊外ホテルの魅力は、立地を少し妥協する代わりに、部屋の快適さやコストを改善できるという点。
中心部のホテルが軒並み高止まりしている現在、選択肢としては十分現実的です。

以下のリンクは参考ホテル群。直近の価格(リアルタイム)を確認できます(klook)。
ここでは沙田と青衣のミドルクラスホテルと、参考として香港ディズニーランド・ホテルを掲載しています。

Klook.com

今回筆者が滞在したのは、この郊外エリアのひとつである荃灣に程近い葵興(Kwai Hing)/葵芳(Kwai Fong)周辺。まずはこの「郊外に滞在する」という選択自体がどうだったのか?をご紹介します。

香港郊外ステイはアリ?

結論:アリ。ただし人を選ぶ。

結論から言えば、円安とホテル高騰が続く今の香港では郊外ステイはかなり理にかなっていると感じました。

今回は初めて郊外(葵興・葵芳)に6泊しましたが、中心部に泊まっていた時と比べてもお店のラインナップや利便性という意味での「周辺環境」はそこまで変わりません。一方で、同じ価格帯でも宿泊できる部屋のグレードは明らかに違うというのが率直な印象です。

ただしデメリットもはっきりしており、万人におすすめできる選択肢ではありません。
以下では、実際の滞在をふまえて郊外ステイのメリットとデメリットを整理します。

メリット

同じ価格でもホテルのグレードが上がる

中心部で1万円台の部屋だと「トイレの真上にシャワー」のような典型的香港仕様の部屋が多いですが、郊外では数千円足すだけでバス・トイレ別の部屋に滞在可能でした。割高感が大きく減るのが郊外の最大の魅力です。

MTR沿いなら市街地までのアクセスが楽

香港は非常にコンパクトなので、MTR路線沿いに滞在先を選べば意外と簡単に中心部にアクセスすることができます。例えば葵興駅からは中環・旺角方面へは乗り換えなしで移動可能でした。

ポイントは、訪問したいスポットをあらかじめイメージし、そのスポットを通るMTR路線に近い場所を狙うこと。

ローカルの雰囲気にどっぷり浸かれる

香港の治安は安定しているので、郊外ステイでも治安面の不安はありません。MTR沿いであれば大型ショッピングモールがあることも多く、買い物や食事も問題ありません。
ローカル向けの飲茶レストランや昔ながらのお店もあり、観光地とは異なる香港の姿を見ることができます。

デメリット

街歩きが楽しいエリアとは限らない

香港島や尖沙咀は話題のスポットが多く、歩いているだけで楽しい一方、郊外はエリアによっては倉庫街・住宅街・地味なベッドタウンだったりします。
葵興・葵芳は倉庫や物流施設の多いエリアで、華やかさを求める人には物足りないかもしれません。

夜の飲食店の選択肢が多くない

郊外はショッピングモールに依存する構造のため、モールが閉まると飲食店の選択肢が一気に減ります。
深夜〜早朝はモールが通れず動線が変わるため、夜遅くの帰り道で迷いやすい点には要注意です。

中心部まではやっぱり遠い

東京などと比較すると非常にコンパクトな香港ですが、距離感に慣れてくると郊外がどうしても遠く感じられます。中心部に宿を取っていればすぐに帰れますが、郊外だと「観光のついでにホテルに戻る」という使い方は厳しいです。

極端にコスパが良いわけではない

あくまで「中心部と比べれば割安」というだけで、香港全体の物価は高水準。
広い部屋や設備の充実を求める場合は、郊外でもそれなりの出費は必要です。

郊外ステイが向いている人/向いていない人

これまでの内容を踏まえて、香港郊外ステイが向いている人と向いていない人の特徴はこんな感じ。

向いている人

まずは向いている人から。

  • ホテルに快適さを求める人(中心部は激狭ホテルが多い)
  • 部屋のグレードと料金のバランスを気にする人(「こんなに払ったのにコレ?」が起きにくい)
  • 香港ローカルの雰囲気を思いっきり楽しみたい人
  • 香港に中長期滞在する人・ワーケーションの人(部屋の快適さがQOLに直結)

向いていない人

続いて、向いていない人。

  • 初めての香港訪問の人(言語・文化面でハードルが高い)
  • 短期滞在の人(移動時間がもったいない)
  • 香港らしい華やかさを求める人
  • ナイトライフを楽しみたい人(郊外の夜は静か)
  • ホテルは寝に帰るだけスタイルの人(立地が最重要)

このように、郊外には郊外のメリットとデメリットが割としっかりと存在します。時期やタイミングにもよりますが、「向いている人」に多く当てはまるなら郊外を検討してみても良いかもしれません。

Hotel Ease Access Tsuen Wan(葵興・葵芳エリア)宿泊レビュー

葵興・葵芳エリアってどんな場所?

葵興(Kwai Hing)・葵芳(Kwai Fong)は、荃灣線の中ほどに位置する新界南側の工業エリア
旅行者がわざわざ訪れるような観光地ではなく、倉庫・物流センター・自動車関連の工場が多い完全にローカル向けの街です。

下の写真のとおり、夜になると大型トラックが路肩にずらりと並び、周囲は倉庫が立ち並ぶ独特の雰囲気になります。

お店がずらっと立ち並ぶ香港をイメージしていると面食らうかもしれません。

観光地の華やかさや賑わいとはまったく別物で、良くも悪くも 「生活と仕事の街」。
そのため、香港らしい街歩きを期待している人には物足りないかもしれません。

日中と夜で雰囲気がガラッと変わる

日中は人の往来も多く、例えば葵芳だと複数のショッピングモール(新都會廣場(Metroplaza)や葵涌廣場(Kwai Chung Plaza)など)が営業していて非常に便利ですが、夜は雰囲気が一変。一気に静かになります。

以下の要素は昼間はあまり気になりませんが、夜間は正直かなり気になります。

  • モール閉店後は飲食店が激減
  • 歩道橋の通路が閉まる
  • 物流エリア特有の「暗さ+大型トラック」
  • 道が広く、人通りが少なくなる

ただし治安面は問題なく、危険な雰囲気ではありませんが、少し心細く感じる可能性があります。
一方で繁華街の喧騒が苦手な人には割と良い選択肢になるかもしれません。

アクセスは意外と良い(MTR沿線の強み)

利便性という意味では、MTR荃灣線に乗ってしまえば中環・旺角方面へは乗り換えなしでアクセスが可能。
ここはこのエリアでの郊外ステイが成立する最大のポイントでもあります。

所要時間の目安(MTR)はこんな感じ。

  • 旺角まで約16分
  • 尖沙咀まで約20分
  • 中環まで約30分

他に路線バスもたくさん選択肢があり、移動の便そのものは深夜早朝を含めほぼ問題になりません。
ここは香港のコンパクトさが効果を発揮する場面です。

ローカルの生活感が強く、旅慣れた人には心地よい

葵興・葵芳は住宅地も多く、ローカル向けの飲茶店や昔ながらの食堂が残っています。
観光地とは違う香港の生活の顔を感じるにはちょうど良いエリア。

ローカルな雰囲気が満載の飲茶レストラン。個人的には大好きですが、オシャレ飲茶を求める人は中心街に行った方が良いでしょう。

例えば、この龍寶酒家では、広い店内で地元の人たちが朝から飲茶を楽しんでいます。この光景はまさに「生活の香港」そのもの。旅行者向けの観光飲茶とはまったく違う世界が広がっています。

ただ、英語表記が少なかったり、メニューが広東語のみという店も多く、初めての香港旅行者には少しハードルが高い側面もあります。

総評:観光地の魅力は薄いが、静かで実用性の高い「生活の街」

旅行者にとっては決して「華やかな街」ではありません。特徴を改めてまとめるとこんな感じ。

  • 静か
  • MTR一本で動ける
  • ホテル価格が中心部より抑えめ
  • ローカル感が強い

総じて、香港2回目以降の人や、街の雰囲気よりもコスパ重視の人に向いているエリアです。
この背景を踏まえると、今回泊まった Hotel Ease Access Tsuen Wan がどう感じられたのかも見えてきます。

Hotel Ease Access Tsuen Wan に6泊して分かったこと

客室は香港らしいコンパクト設計ながら、最低限の設備は揃っていて快適に過ごせました。良かった点・気になった点を写真とともに紹介します。

ホテル基本データ

ベッドは広めだが、部屋の大部分を占める

今回泊まったのはダブルルーム。
予約時にツインかダブルを選ぶことができました(選択できるかは空き状況による)。

ベッドの上を移動するしかない感じ。

ベッド自体は十分に広くて寝心地も悪くなかったのですが、部屋の面積がほぼベッドで占領される構造のため、スーツケースを広げるスペースにはやや苦労しました。

機内持ち込みサイズのスーツケースだったため辛うじて廊下で広げることができましたが、大きなスーツケースだとベッドの上くらいしかちゃんと広げられる場所がないと思います。

廊下自体も必要最小限といった感じ。

香港のミドルクラスホテルにおける狭さの基準からすると一般的ですが、ゆとりを求める人には気になるかもしれません。

シャワールームとトイレが分かれているのは大きなメリット

今回泊まって良かったと感じたのがここ。
シャワーとトイレが完全に分かれているため、湿気がこもらず、使い勝手が抜群に良かったです。

シャワールームは清潔でした。
トイレも普通で嬉しいです。

香港では「トイレの真上がシャワー」という間取りが珍しくないため、これはかなりポイントが高い部分。

シャワールーム自体は広くありませんが、床の水はけも良く、シャワーの水圧も問題ありませんでした。
シャワージェルとシャンプーは固定式でした。

洗面スペースはベッドの横に独立(やや使いづらさあり)

洗面台はシャワー・トイレとは分かれていますが、部屋の中心にぽつんと配置されているタイプ
デザインとしては悪くないものの、荷物の量によっては作業動線が少し窮屈に感じました。

なぜか洗面台が室内にあるという。

ただ、歯ブラシ・コップ・タオル類などの備品は必要最低限が揃っており、日常生活は問題なし。
歯ブラシについては、提供されるホテルは多くないのでありがたいポイント。

歯ブラシが備え付けられているのは少ないのでこの点は良かったかな。

ただしホテルで提供されることの多いペットボトルの水がなかったのは地味に痛かったです。飲料水は結局近所のスーパーで購入していました。

カップがあったので、もしかしたら水道水を沸かして飲めという意味だったのかもしれません。

また宿泊した部屋には冷蔵庫はありませんでした。もし必須なら予約時にリクエストするのがおすすめ。

作業スペースはかなり小さめ

予約時の写真にはデスクがあったのですが、いざ部屋に入ってみるとデスクがありませんでした。

深夜着だったためクレームを言う気力もなく、結局ベッド横の小さなテーブル(湯沸かしポットやら電話が置いてある)で無理やりスペースを作って作業する形になりました。結局その後もそのままでした。

ノートPCを広げるだけならギリギリ可能ですが、長時間のオンライン会議や本格的な作業は厳しいです。
高さもかなり低いので、椅子代わりにバスマットを敷いて作業していました。

本来の使い方とは明らかに異なる使い方をしていました…。

今回の6泊中も作業量はかなり制限されました。
ワーケーションや仕事目的で滞在する人には不向きかもしれません。

窓からの景色は「倉庫街」そのもの

大通りや湾岸ビューではないため、外の景色は向かいの倉庫街の建物。
夜景を楽しむようなロケーションではありませんが、郊外らしいといえば郊外らしい眺めでもあります。

華やかさゼロ。もうちょっと高層階だったら眺めも良かったみたいですが…。

日当たりは控えめですが、滞在には問題なし。

空調・照明・設備は新しく、使い勝手も良好

空調は新しいタイプのコントロールパネルで、温度設定もしやすかったです。
照明スイッチも整理されており、廊下にあるスイッチでほぼ全て完結する仕様になっていました。

ただしスタイリッシュ過ぎてどのスイッチがどの設備と対応しているかが非常に分かりづらく、配置を覚えるまである程度の時間が必要だったことには言及せざるを得ませんね…。

これぞデザインの敗北…?

なお清潔感については特段問題ありませんでした。

総評:客室は必要十分。作業環境には微妙

率直な評価はこんな感じ。

部屋の広さ:かなりコンパクト
設備:必要十分
快適さ:○(必要十分。特にシャワーとトイレ別が良い)
作業環境:△〜×(デスクなし)

これで一泊当たり13,000円程度(直前予約)なので、コスパ自体は悪くないのではないでしょうか。一方で、生活動線にゆとりを求める人や作業をしたい人は注意が必要です(作業向きのカフェなども近くにはありません)。

リアルタイムの価格参考リンクはこちら(klook)。予約もできます。

Klook.com

まとめ

香港のホテル価格高騰や極度の円安といった複数の要因が重なるなか、中心部の便利さを優先すると、どうしても「部屋の狭さ」や「コスパの悪さ」に直面しがちです。

その意味で、郊外ステイは今の香港における現実的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

今回、筆者はあえて葵興・葵芳といった郊外エリアを選び、同じ価格でもより快適で清潔な部屋に泊まれるというメリットを実際に感じました。

滞在したHotel Ease Access Tsuen Wanは、まさにその「郊外ステイのリアル」を体験するのにちょうど良いホテル。豪華さはありませんが、シャワーとトイレが分かれた機能的な客室、落ち着いた周辺環境、中心部までのアクセスの良さなど、必要なポイントをしっかり押さえた「平均点の優等生」という印象です。

もちろん、郊外ステイは誰にでも最適というわけではありません。
街歩きの楽しさやナイトライフを重視する人、初めての香港旅行で右も左も分からない人にとっては、中心部の方がストレスなく過ごせるはずです。

旅行スタイルによってベストな選択肢は変わりますが、「同じ予算で少しでも快適に過ごしたい」 という人は、是非一度郊外ステイを試してみてください!

以上です。

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