【知らないと危険】シンガポールの法律で禁止されているNG行為&要注意エリアをご紹介

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観光地や移住先として近年人気が高まっているシンガポール。日本人好みの清潔で安全な環境が注目される一方で、政府の規制が厳しいこともよく知られています。

「シンガポールはFine Cityである」というジョークは、「素晴らしい(Fine)環境」と「罰金(Fine)を伴う罰則の多さ」というこの国の複数の側面をうまく表現していますね。

この記事では、そんな規制の厳しいシンガポールで明確に禁止されているNG行為旅行中に注意すべきこと、そしてトラブルを避けるために知っておくべき治安が微妙なエリアをまとめます。

なお持ち込みNG物品のルールや禁止事項については変更になる可能性があるので、必ずご自身でも最新情報をご確認ください。

目次

シンガポールの法律で禁止されているNG行為

シンガポールに持ち込んではいけないもの

以下のような物品は持ち込みが禁止されています。

禁止物品備考
チューインガムシンガポール保健科学庁が認めた医療用のガムを除く。
銃火器を模したライター
爆竹
噛みタバコ
電子タバコ
シーシャ
タバコは以下の条件を満たすもののみ持ち込みが可能です。
 1. パッケージにロゴやブランドマークが入っていない
 2. シンガポール政府の指示する健康障害の警告・写真の入ったもの
 3. パッケージの色がドラブ・(ダーク)ブラウン
日本で販売されているタバコは条件を満たさないので注意。
ドラッグ(麻薬等)一定量以上で死刑です。
※このリストは禁制品の全てを示したものではありません。詳細は当局のウェブサイトなどをご確認ください。

完全版リストはこちら→Controlled & Prohibited Goods for Import (customs.gov.sg)

短期滞在の民泊は法律違反!

シンガポールの居住用物件は都市再開発庁(URA)により長期滞在用と見なされ、短期間(3ヵ月未満)の住宅賃貸(いわゆる民泊)は禁止されています。Airbnb等のプラットフォームを利用する場合は注意が必要。

参考リンク→Short-Term Accommodation (ura.gov.sg)

短期滞在の場合は必ずホテルに宿泊しましょう。

友人宅に泊まって宿泊費を節約するという方法がシンガポールでは使えません!友人にも迷惑がかかってしまいます!

滞在中に注意!シンガポールの法律で禁止されている行為

シンガポールでは以下のような行為が禁止されています。代表的なものを挙げます。

NG行為罰金等
公共交通機関での飲食500SGD未満
公共交通機関へのドリアンの持ち込み500SGD
ごみのポイ捨て2,000SGD(初犯)
タン・唾を吐くこと1,000SGD(初犯)
横断歩道以外の場所を渡ること50SGD(初犯)
22:30以降の公共の場での飲酒1,000SGD
指定場所以外での喫煙1,000SGD未満
動物へのエサやり500SGD
トイレを流さないこと150SGD
※旅行者が問題になりそうな行為を列挙しています。完全なリストではないので、必ず事前に当局のウェブサイトなどをご確認ください。

日本では禁止されていない公共交通機関での飲食や飲酒時間については注意が必要ですが、その他は日本でも良くないとされることが多いです。

一般的な社会ルールを守っていれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫。

シンガポール旅行中に注意すべきこと

紫外線対策をしっかり行う

赤道直下に位置するシンガポールは日差しが非常に強いので、屋外の活動が多い場合は日焼け止めクリームや日傘を活用しましょう。

ショップハウスが連なるエリアでは、ファサードの作る日陰を伝って歩くと直射日光を避けられます。

ショップハウスが連なるエリアでは、建物の下のスペースを伝って歩けば直射日光を避けられます。急な雨に降られたときにも大活躍。

現金が使えない場面も。キャッシュレス決済の手段を用意!

シンガポールではキャッシュレス決済が主流なので、クレジットカードやデビットカードを用意しておきましょう。

現金でも決済は可能ですが、時間がかかったり、公共交通機関ではおつりが出なかったりします。

コンタクトレス決済のできるカードを準備しておくとさらに便利。

MRTやバスもクレジットカードやデビットカードで利用できます!交通カードを買わなくてもOK。

軽犯罪(スリ、置き引き等)に注意する

シンガポールは一般にかなり治安が良い国で、重大犯罪はほぼ聞きませんが、軽犯罪はゼロではありません。

海外だと日本で犯罪に遭ったときよりもリカバリーに手間と時間がかかるので、楽しい滞在にするためにも盗まれて困る物からは目を離さないようにしましょう。

友人のなかにはスーツケースを盗まれたという経験をした人もいます!
東京のような雰囲気の場所も多いので安心してしまいがちですが、油断は禁物。

虫刺され対策を行う

東南アジアでは蚊がデング熱等の伝染病を媒介します。

シンガポールも例外ではありませんので、虫よけスプレー等による対策が必要です。

政府も蚊の撲滅キャンペーンを行っていますが、自衛は必要です。

折り畳み傘を持ち歩く

シンガポールでは突然雷雨に見舞われることがよくあります(いわゆるスコール)。

屋根付き通路が多くある程度は雨に濡れずに移動することができるものの、折り畳み傘が手元にあると安心です。

シンガポールには東急ハンズドンドンドンキ(日本で言うドン・キホーテ)もあるので、もし買い忘れても日本と同じ物が調達できる場合もあります(日本よりも割高にはなりますが…)。

なるべく日本から持っていくのが色々な面でおすすめです。

シンガポールのスコールは急にやってくるので、どうしても傘を出し入れする場面が多くなります。水分を吸収する傘カバーがあると濡れた傘の扱いに困ることがなくなるので便利。

こういう便利グッズは必ずしも簡単に入手できるわけではないので、こちらも日本で買っておくのがおすすめです。

こまめに休憩&飲み物を持ち歩く

シンガポールは一年中高温多湿。長時間屋外を歩くのはおすすめしません。熱中症を避けるためにも、カフェやレストランなどにこまめに立ち寄って休憩を取りましょう。

ボタニックガーデンのように補給地点があまりない場所を長時間歩くプランの場合は、飲み物が必須!

シンガポールでは飲み物のボトルに水を補給できる場所がよくあるので、ボトルを持っていると便利。現地でタンブラーやボトルを買って使っても良い思い出になります。

おすすめのお店に関する記事を貼っておきますので、もしよろしければ参考にしてみてください。

(寒がりなら)羽織ものを持参する

シンガポールは基本的に冷房強めです。屋内に長時間滞在(目安は3時間以上)する予定がある場合は、羽織ものを持っていくと防寒対策になります。

ただ屋外を挟んで移動するような観光旅行の場合は不要だと思いますし、そこまで体が冷えるほど同じ場所に留まっているのもちょっと想像しづらいですが…

宗教施設を訪問するときは服装に注意する

宗教施設によっては肌の露出の多い服装だと入場を断られる場合があります。

アラブストリートのサルタンモスクのように観光客を多く受け入れている場所であれば、スカーフやローブを貸してもらえることもありますが、数に限りがあります。宗教施設の訪問を予定に入れている場合は、露出の少ない服装を心がけるようにすると色々スムーズです。

また靴を脱いで入場する場所も多いので、携帯靴ベラがあると便利です。

サルタンモスク。内部を見学するためには服装のルールを守る必要があります。

シンガポールの注意が必要なエリア

ゲイラン(Geylang)

ゲイラン地区は、美しいショップハウスやマレー文化の濃いモールを巡ったり、深夜まで賑わうフルーツ屋台でドリアンを食べたりするのが楽しいエリア。一方でシンガポール政府公認の売春地域という側面も持ち合わせています。

歓楽街の中心はEW線アルジュニード(Aljunied)駅南側のLor 20周辺。

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