【完全版】ジュネーブ発祥の高級チョコレート店9選&お得にチョコレート店を回る方法2つ

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ミルクチョコレート発祥の地・スイス。スイス土産といえばチョコレートと言うほど、すっかりイメージが定着していますね。

昨今はスイス全国どころか世界に展開している有名店もあるくらい色々な場所で買えるスイス産チョコレートですが、ジュネーブには知る人ぞ知るチョコレートの名店(ショコラトリー)が多いことは意外と知られていないかもしれません。

この記事では、そんな名店の中からジュネーブ発祥のチョコレート店(ショコラトリー)をご紹介します。

まだあまり知られていないからか、こちらでご紹介するお店のチョコレートは日本では入手困難なものがほとんど。ジュネーブを訪れた際にぜひ試してみてください!

有名店であればバレンタインシーズンにデパートの催事などで入手できる場合がありますが、購入可能なのは豊富なラインナップのごく一部。

チョコレート以外のジュネーブ土産についてはこちらの記事をどうぞ。

目次

ジュネーブの高級チョコレート店ってどんな感じ?

まず始めに、これまでにいくつかのお店を訪問して分かったジュネーブの高級チョコレート店の傾向をざっとご紹介します。お店を訪問する際の参考にどうぞ!

ミルクチョコレートが豊富

スイスはミルクチョコレート発祥の地ということもあってか、ダークチョコレートとともにミルクチョコレートのバリエーションも非常に豊富です。

バリエーションが多いのは嬉しいところですね!

他にもジュネーブ名物として挙げられることの多いパヴェ・ド・ジュネーブPavé de Genève(ジュネーブの石畳)やアーモンド・プリンセスAmandes Princesses(アーモンドのチョコレートがけ)は大体のお店で購入可能なので、複数のお店で買って食べ比べをしてみても面白いかもしれません。

お店によって多少商品名が異なる場合があります。

接客は割とカジュアル

高級チョコレート店といえば、普段あまりチョコレートに興味のない人が入るにはちょっと敷居が高そうなイメージ。

でもジュネーブの高級チョコレート店の接客は総じてカジュアル&親切です。後述のとおり英語も問題なく通じるので、選び方や楽しみ方などについて気軽に聞いてみるのも一案。試食させてもらえることもあります。

英語は問題なく通じる

ジュネーブはフランス語圏なので接客も基本的にフランス語ですが、チョコレート店は外国人観光客もよく訪れる場所なのでほぼ確実に英語が通じます。

開口一番英語で話しかけても冷たくされる心配はありませんが、ちょっとでもフランス語を使うとワンランク上のサービスが受けられたりするかもしれません。

ジュネーブでは、お店に入るときは「ハロー」の代わりに「ボンジュール」を使ってみましょう!

袋入りなら比較的リーズナブル

店頭の陳列棚にあるのは大抵箱入りですが、好みのチョコレートを袋に詰めてもらうことも可能です。箱代がかからないのでちょっとリーズナブルに購入できます。

時間があれば是非ティーサロンも試してみて!

高級チョコレート店には軽食がとれるティーサロンなどのスペースが併設されている場合があり、買い物ついでに一休みするのもおすすめ。そこでしか味わえないメニューが用意されている場合が結構あります。

また飲み物を頼むとチョコレートが付いてくることが多いので、ちょっとお得な気分になれるかも。

ジュネーブでは高級チョコレート店のティーサロンが近所の喫茶店状態になっていることがよくあります。気負わず楽しみましょう!

日曜日は定休が多い

ジュネーブの商店は基本的に日曜日はお休み。一部日曜日でも営業しているお店もありますが、その場合でも平日と比較すると営業時間が短いことがあるので、ウェブサイトなどで事前に確認を。

Du Rhône

デュ・ローヌDu Rhôneは1875年にローヌRhône通りで創業した高級チョコレート店。現在はジュネーブ市内に2店舗展開しています(ローヌ通りとカルージュ)。

ローヌ通りの店舗にはカフェコーナーが併設されており、軽食を楽しむことができます。サービスはテキパキ&さっぱり。

カフェコーナーのメニュー。
カフェコーナーのメニューその2。

せっかくなのでチョコレートを使ったペストリーを試したかったですが、あいにくこの日は無かったため、普通のクロワッサンをチョイスしました。

メニュー1種類につきチョコレートがひとつランダムで付いてきます。パンと飲み物で計2つ。

バターの香り豊かなクロワッサン(2.20フラン)とコーヒー(4.50フラン)。セット価格はないのでそれぞれ単品での注文。

後日再訪問してパンオショコラを試しました。こちらのパンオショコラは珍しいクロワッサンタイプ。ぱっと見では普通のクロワッサンに見えますが、チョコレートがふんだんに使われていて美味しかったです。

外からはチョコが見えないクロワッサンオショコラ(チョコレートクロワッサン)(3.00フラン)とコーヒー。

ちなみに朝食時間帯は飲み物だけ頼んでいる常連客っぽい人が多かったです。なぜか多くの人が飲み物についてきたチョコレートに手をつけていませんでした。不思議。

地元民にとって高級チョコは当たり前の光景なんでしょうね…。

せっかくなのでチョコレートを買ってみました。100gで11フランほど。さすが高級店といったところです。

なおこちらのスペシャリテは中央のパヴェ・ド・ジュネーブPavé de Genève(ジュネーブの石畳)とのこと。

好みを伝えておすすめを選んでもらいました。自宅用なので袋入りにしてちょっぴり節約。

老舗らしいシックな見た目のチョコレート。控えめな模様が美しいです。

7粒で11.00フラン。

それぞれ味に特徴があり、どれも美味しかったです。ごちそうさまでした!

以下はローヌ通りの店舗の情報です。

住所Rue du Rhône 118, 1204 Genève
営業時間月曜日~土曜日:9時~18時
日曜日:定休日
公式ウェブサイトDu Rhône – Haute Chocolaterie Genève – Suisse – Boutique (durhonechocolatier.ch)
2024年4月現在の情報です。

Stettler & Castrischer

ステットラーStettler & Castrischerは1947年創業の老舗メーカーで、バレンタインなどの時期にデパート催事に出店しているので日本でも高級チョコとして知られています。

日本だと現皇后(雅子さま)が現天皇陛下にプレゼントしたという話も有名ですね。

こちらの名物はパヴェ・ド・ジュネーブPavé de Genève(ジュネーブの石畳)と名付けられたチョコレート。

ジュネーブの店舗に併設されているティールームでは、スイスチョコレートを使用したペストリーやスイーツを楽しむことができます。飲み物を注文するとチョコがひとつ付いてきてお得!

こちらのパンオショコラ(4.80フラン)はパリパリ感が普通のパンオショコラと全然違いました。美味しかった…

こちらのティールームも朝食時間帯はドリンクだけ飲んでいく近所の常連さんが多かったです。

さてお土産の狙い目ですが、注目は日本で販売されていない種類のチョコ。生菓子も素敵ですが、持ち運び&賞味期限に注意です。

La Forêt Noire(黒い森のケーキ)(7.50フラン)はチョコレートとクリームたっぷり。上はパヴェ・ド・ジュネーブ。

こちらのLa Forêt Noireはかなり食べ応えがありました。またパヴェ・ド・ジュネーブはほろっと溶ける感じ。パヴェ・ド・ジュネーブは色々なチョコレート店で扱っているので、食べ比べてみると面白いかもしれません。

住所Av. Blanc 49, 1202 Genève
営業時間月曜日~金曜日:7時~17時
土曜日・日曜日:定休日
公式ウェブサイトLe Comptoir Woodward | Genève (lecomptoir-woodward.com)
公式ウェブサイト(日本総代理店)Stettler
2024年3月現在の情報です。

以前板チョコを購入したことがあるのですがなぜか写真がないので、再度購入したら写真を載せたいと思います!

Auer

Auerは1939年にリブRive通りで創業したチョコレート店。

アーモンドをチョコレートでコーティングしたアーモンド・プリンセスAmandes Princessesという名前のチョコレートが看板商品です。

住所から察するに創業当時から同じ場所にあるみたいです。左がカフェテリア、右がチョコレート店の入り口。

こちらの店舗にもカフェテリアが併設されており、コーヒーや軽食をいただくことも可能です。(カフェテリアとチョコレート店のスペースは完全分離型)

かなりゴージャスな内装ですが飾らない雰囲気で普通の地元のカフェといった感じ。土地柄観光客も多そう。

革張りのシックな店内。

例によってパンオショコラとコーヒーを注文しました。こちらも普通で逆に安心感…

パンオショコラ(2.70フラン)とコーヒー(4.70フラン)。味は普通でした。

さてカフェテリアからチョコレート店に移動します。店員さんの明るい接客が良い感じです。

名物の他にも色々な種類のチョコレートが売られています。

とはいえ一番目立つのはやっぱり名物のアーモンドプリンセス。陳列棚にはなぜか「アーモンドプリンセス」表記はなし。

買ってみました、名物アーモンドプリンセス。大粒のアーモンドがごろごろしています。

一番小さい袋入りで13フラン。間違いなく高級品です。

さて味ですが、アーモンドの香ばしさとチョコレート&表面のカカオパウダーの相性が抜群。油断すると(値段を忘れて)バクバク食べてしまいそうな軽さです。手がカカオパウダーまみれになる点も注意。

店舗はこちらの本店?しかなさそうです。

住所Rue de Rive 4, 1204 Genève
営業時間月曜日:10時~18時45分
火曜日~金曜日:9時~18時45分
土曜日:9時~17時30分
日曜日:定休日
公式ウェブサイトHome (chocolat-auer.ch)
2024年4月現在の情報です。

Charlie Ganache

チャーリー・ガナッシュCharlie Ganacheは2018年にジュネーブにオープンした比較的新しいチョコレート店です。店名「チャーリー」はロアルド・ダールの児童文学「チョコレート工場の秘密」に、「ガナッシュ」は有名なチョコレートの焼き菓子にそれぞれ由来します。

2024年4月現在、実店舗はこちらだけのようです。

キャッチコピー「チョコレートは旅である(le chocolat est un voyage)」のとおり、多様性に富んだ高品質のチョコレートが売りのお店です。

お店が立地するパサージュ・デ・リオンPassage des Lionsはジュネーブ随一の美しいアーケード街。パサージュといえばパリが有名ですが、こちらも負けていません!

お店はガラス張りの天井から光が差し込むパサージュの中にあります。

こちらでは店外に並べられた席で軽食を楽しむことができます。今回はブラウニーのような食感のモワルーショコラMoelleux au chocolat(7.00フラン)をチョイス。

モワルーショコラは種類がいろいろ。オンラインでは取り扱いがないようなので、こちらだけでしか味わえない一品。
店員さんおすすめのフランボワーズをコーヒー(4.80フラン)とともにいただきます!

見た目は小ぶりですが、チョコレートの味が濃厚で食べ応えがありました。

中心には甘酸っぱいラズベリーソースが。甘すぎずコーヒーに合う感じ。

こちらのチョコレートはひときわカラフル。今回は袋にミルクチョコレートを中心にいくつか詰めていただきました。

店頭のチョコレートは非常にカラフルで美しいです。
ピンクやグリーンといった鮮やかな色の包装が特徴的です。

パンフレットも付けていただきました。どれがどれか分かりやすいおしゃれなデザインが秀逸です。個人的に美味しいと感じたのはユズ。香りが豊かでした。

70g弱で10.90フラン。他のお店と比較すると若干リーズナブル?
住所Confédération, Passage des Lions 5, 1204 Genève
営業時間月曜日~金曜日:9時30分~18時30分
土曜日:9時30分~18時
日曜日:定休日
公式ウェブサイトAccueil – Charlie Ganache
2024年4月現在の情報です。

Sweetzerland

スウィーツァーランドSweetzerlandはオーガニックとフェアトレードに配慮したジュネーブ発のチョコレート店。カカオは最高級のグラン・クリュ・カカオ(特定のカカオ品種を指定して作るチョコレート)のみ、ミルクや塩といった原料は可能な限りスイス産のものを使用するというこだわりよう。

なおこちらの店舗にはカフェスペースはありません。チョコ一本勝負という思い切りの良さ。

様々な種類のチョコレートが並ぶショーケース。右上の緑色の球体チョコが目を引きます。

接客はサッパリ目です。自分用なので好みを伝えて袋に詰めていただきました。

箱入りのチョコレートやトリュフ、板チョコ類も幅広い品ぞろえ。

お店はレマン湖に程近い場所にあります。観光のついででも寄りやすそう。

お店のの外観。瀟洒な建物が並ぶ界隈にあります。

今回詰めていただいたチョコレートはミルクチョコレート中心。こだわりが詰まったチョコレートは6粒で15フラン。やっぱり高級品です。個人的に気に入ったのはピスタチオ。ガナッシュとナッツの風味が絶妙でした。

袋は他店と比較すると小さめです。

スイス国内のお店はジュネーブだけですが、カタールにも2店舗展開しています。

住所Rue du Mont-Blanc 5, 1201 Genève
営業時間月曜日~金曜日:10時~19時
土曜日:10時~18時
日曜日:定休日
公式ウェブサイトChocolatier Genève – Fabrication Artisanale – Sweetzerland
2024年4月現在の情報です。

Favarger

Favargerは1826年にジュネーブで創業した老舗チョコレート店。多彩な商品展開によってジュネーブの代名詞的なブランドになっておりスーパーマーケットでも商品を見つけることができますが、もちろん店舗でしか購入できないチョコレートもあります!

店内には歴史が書かれたパネルがありました。

代名詞はヘーゼルナッツを使ったチョコレートAveline、プラリネをチョコレートの層でコーティングしたNougaline、そして定番のパヴェ・ド・ジュネーブPavé de Genève。Avelineはスーパーマーケットやお土産屋さんでも良く見かけますが、NougalineとPavé de Genèveは見た記憶がありません。

見ているだけでも楽しい店頭ディスプレイ。チョコレートファウンテンが目を引きます。

店頭には一粒から買えるチョコレートもありましたが、せっかくなので名物のNougalineとPavé de Genèveを買ってみました。こちらは箱入りのみです。

食べてみた感想としては、Nougalineはキャラメルが好きならハマるかも。Pavé de Genèveは普通でした。次は普通のチョコレートを試してみたいところです。

Nougaline(上)とPavé de Genève(下)。それぞれ一番小さいサイズ(6個入り)で各10フラン。

2024年4月現在、Favargerはスイス国内に4店舗を展開中。内訳はジュネーブ市内に2店舗、ジュネーブ郊外Versoixに1店舗、ローザンヌに1店舗。

ジュネーブ市内の2店舗はトラムで一駅分というかなりの近距離にあり、営業時間が長いのはマルシェ通りRue du marchéに面している店舗です。いずれの店舗も日曜日営業なのが嬉しいところ。

住所Rue du Marché 38, 1204 Genève
営業時間月曜日~金曜日:7時~19時
土曜日:9時~19時
日曜日:10時~19時
公式ウェブサイトChocolat Favarger
2024年4月現在の情報です。

なおジュネーブ郊外Versoixにある店舗は工場併設のお店。正規商品に加えてアウトレット品も買えたり、工場見学もできたり(※2024年4月現在受付停止中)と一種の観光名所になっています。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

Canonica

カノニカCanonica は商業・飲食事業を手掛けるCanonica(現SWISSCANONICA Group)(1948年創業)が、1968年チョコレート事業に算入したことで誕生した、同社の社名を冠したチョコレートブランド。こちらもジュネーブ発祥です。

2024年現在実店舗はジュネーブ市内に1店舗のみ。商品はジュネーブ国際空港とサンフランシスコ国際空港(アメリカ)でも購入可能です。

控えめな店構え。
店頭には宝石のようなチョコレートが並びます。

人気のチョコレートを聞いたところかなり色々とおすすめされてしまったので、直感で選びました。100グラムで15フランです。10粒で大体100g相当とのことでした。

購入したチョコレートはオシャレな箱に入れてくれます。箱代は請求されませんでした。良心的。

こちらのチョコレートは見た目がかなり芸術的。上段中央のGranny Appleと中段右端のPassionがフルーティーで美味しかったです。

9粒で13.80フラン。

店舗はローヌ川に掛かるモン=ブラン橋の近くにあります。川からちょっと入ったところにあり、こじんまりとしたお店なので分かりづらいかも。デパートManorの近くです。

住所Rue Rousseau 9, 1201 Genève
営業時間月曜日~金曜日:10時~19時
土曜日:10時~18時
日曜日:定休日
公式ウェブサイトSwiss Chocolate Online Shop – Chocolatier Genève – Canonica
2024年5月現在の情報です。

Zeller

ツェラーZellerは1959年にツェラー夫妻が立ち上げたショコラトリー。

レマン湖のほとりにあるロンジュマル広場Place Longemalleに面した店舗は、創業時とほぼ同じ位置(創業当時の場所は同店のショーウィンドウになっている)です。

現在の店舗外観。

代名詞はジュネーブの石畳をイメージしたパヴェ・グラッセpavé glacé。店頭の目立つ位置に並べられています。こちらの包装は他のお店と比べると全体的にシンプルな印象。

一番お手頃な9つ入りのパヴェ・グラッセは10フラン。金色の箱と紐が優雅です。

高級感溢れる外装。

中にはパヴェ・グラッセがぎっしり。一つ一つのサイズはそこまで大きいわけではなく普通。口に入れるとすぐに溶けてしまう軽さです。個人的にはココアパウダーとチョコレート本体の味の組み合わせが好きでした。

9個入りはこんな感じです。

2024年6月現在、ジュネーブ市内には2店舗を展開中。立ち寄りやすいのはやはりジュネーブ市内中心部の本店でしょうか。日本で購入することも可能なようです。

住所Pl. de Longemalle 1, 1204 Genève
営業時間月曜日~金曜日:9時~18時30分
土曜日:10時~18時
日曜日:定休日
公式ウェブサイトhttps://www.zeller.jp/(日本のサイト)
https://www.chocolat-zeller.ch/en-gb(スイスのサイト)
2024年5月現在の情報です。

La Bonbonnière Chocolaterie

ボンボニエールLa Bonbonnièreは1921年にジュネーブで創業したチョコレート店(当時の名前はConfiserie WERDER)。

Rive近くのお店の内装。

店頭には美しいチョコレートが並びます。

色々な種類のチョコレートやスイーツが並びます。

こちらはケーキも美味しいです。全て7.50フランでした。

チョコレートを使ったケーキだけでも数種類。迷います…。

濃厚なチョコレートと軽い食べ口のガナッシュが楽しめる「ロワイヤル」を頂きました。

ロワイヤルの断面。

2024年7月現在、ジュネーブ市内には4店舗を展開中。Rive近くの店舗が立ち寄りやすいと思います。

住所Rue Pierre-Fatio 15, 1204 Genève
営業時間月曜日~金曜日:8時~18時30分
土曜日:8時~18時
日曜日:定休日
公式ウェブサイトLa Bonbonnière Chocolaterie Geneva – Artisanal Chocolatier in Geneva since 1921 (labonbonniere.ch)
2024年5月現在の情報です。

一度にたくさんのショコラティエを周れる裏ワザ2選

ジュネーブにはチョコレートの名店がまだまだたくさんあります!長期滞在の場合はゆっくり回れば良いかもしれませんが、短期だとそうはいきません。

そんなときにおすすめなのが、各チョコレート店で試食しつつ効率よく回れる「チョコパス・ジュネーブ」や「ラリー・デュ・ショコラ」です。

チョコパス・ジュネーブ Choco Pass Geneva

ジュネーブ観光コンベンション財団Fondation Genève Tourisme & Congrèsが運営しているサービス。

大人30フラン(子供は6フラン)を支払うことで、アクティベート時から24時間各参加店でパス購入者向けに用意される試食用のプレートを楽しむことができます。

参加店の一覧はこちら。有名店揃い踏みのすごいラインナップです。

チョコパス参加店(順不同)(2024年4月現在)
  • Du Rhône
  • La Bonbonnière Chocolaterie Genève
  • Favarger – Boutique Rive
  • Zeller Chocolatier
  • Guillaume Bichet | Chocolaterie et pâtisserie
  • Canonica Chocolaterie
  • Sweetzerland Chocolatier

各店舗でチョコパス用のチョコレートのセットを用意しており、ジュネーブのチョコレートを少しずつ試すのにピッタリ。
本記事執筆のためにチョコレート店利用していた際、何組かチョコパス利用者を見かけたのですが、それぞれの店舗で配付されるチョコレートは意外とボリュームがあり、説明書も付けているお店も多いようでした。

チョコパスはオンラインか観光案内所で購入でき、パス自体の期限は1年間。最初の試食の際、自動的に24時間の期限が開始されるシステムです。

観光案内所Geneva Tourist Information Centreはコルナヴァン駅の1階(日本式2階)にあります。ちょっと分かりづらいですが、MIGROS(スーパーマーケット)のあるロビーに面した扉からエレベーターか階段でアクセス可能。

フランス語圏ですが英語も通じますし、結構親切に対応してくれるのでチョコパス購入ついでに色々聞いてみるのもおすすめです。

パスの購入や参加店などの詳細はこちらからどうぞ。

ラリー・デュ・ショコラ Rallye du Chocolat

世界ココア&チョコレートデーthe World Cocoa and Chocolate Day(毎年10月1日)を記念した、地域のチョコレート店をめぐるイベント。2015年にジュネーブで始まり、2023年にはジュネーブでの開催は9回目を迎えました。

現在ではスイス国内の他都市(ローザンヌやチューリッヒ)に加えてブリュッセルでも開催されています。

開催時期は地区によって異なり、ジュネーブでは毎年10月の開催ですが、2024年の場合チューリッヒでは3月に開催されました。

参加にはパスポートの購入が必要で、ウェブサイトを確認する限り販売開始はイベント半月前あたりの様子。

公式ウェブサイトによると、次回のジュネーブでのチョコレートラリーは2024年10月開催予定みたいです!時期が合えば是非。

詳細はこちらのウェブサイトでご確認ください。

まとめ

本記事では筆者の訪問したジュネーブのチョコレート店をまとめました。

スイスのチョコレートはリンツやレダラッハのように既に世界中に名前が知れ渡っているようなブランドがある一方で、今回ご紹介したお店は基本的に多店舗展開スタイルではないため、基本的に限られた場所やタイミングでしか購入できません。

一部バレンタインシーズンの催事などで日本で購入できる可能性はあるものの、やはり品揃えや数量が限られるので、当地を訪れた際にはぜひ本場のチョコレートを試してみてください。

以上です。この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

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