ヨーロッパ留学に持ってきてよかった!日本のおすすめアイテム11選【後悔する前に見てほしい】

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日本とは生活習慣が大きく異なるヨーロッパ。

短期間の滞在であれば「郷に入っては郷に従え」の精神で自分の生活を全てヨーロッパ式にすることもできるかもしれませんが、ある程度の期間滞在するとなると生活に不便を感じたり慣れ親しんだ味が恋しくなったりするものです。

スイスの場合、スーパーマーケットは19時には閉まります。外食は一応可能ですが、日本の数倍の値段がするのにクオリティーはイマイチ。

近年は物流の発達やデジタル化によって日本の商品やコンテンツが手に入りやすくなったものの、未だに入手が困難な物はありますし、そもそも海外で日本の商品を購入する際には円安の影響を思いっきり受けることになります。

本記事では、筆者が実際にヨーロッパで生活してみて「これは日本から持っていったほうが良いな…」と思った物をご紹介します。

タイトルの「持ってきてよかった!」と合わせて「持ってくればよかった…」と思っているものもご紹介します。

ヨーロッパ留学の持ち物全般をこちらの記事でご紹介しているので一部被る部分もありますが、留学用の持ち物を吟味する際の参考にしていただけると嬉しいです。評点も付けているので、現地での入手難易度の参考にどうぞ。

同じヨーロッパでも都市の規模や日本人の多さによって日本製品の入手難易度はかなり変わります。ご自身の行き先に応じてチョイスしてみてください。

目次

海外では入手が難しいもの

まず最初に海外ではまず手に入らないもの&なかなか見つからないグッズからご紹介します。

日本の医薬品

項目評点説明
入手難易度医薬品はほぼ見つかりません。
日本の価格と比較してどのくらい?入手不可なので測定不能。
※筆者の主観なので例外もあります。

まずは何と言っても日本の医薬品

風邪薬にような分かりやすい医薬品はもちろんのこと、胃腸薬やサプリメントに至るまで、当然ながら説明は全て外国語。具体的な成分や服用の頻度といった重要なことですら理解できないことはよくあります。

また医薬品の販売方法も国によって異なり、日本だとすぐに購入可能な種類の医薬品であってもその国だと医師の処方箋がないと購入できなかったり、そもそも海外では入手できない医薬品があったりします。

さらにヨーロッパの場合は薬局の営業時間が日本よりも短かいことも多く、基本的に医薬品の価格も日本より高いです。日本のように気軽に医薬品が購入できる環境ではありません。

日本で日常的に服用している医薬品がある人は、その医薬品と(英語または現地語で書かれた)医師の診断書や医薬品の説明を携行すべきですし、もしそうでない場合であっても、日本の風邪薬や胃腸薬などは持参しておくと、何かあったときに役立ちます。

処方箋なしでも日本で買える医薬品のなかで、個人的に持って行って良かったと思ったのは以下の2種類。

まずは、海外の慣れない食べ物でお腹の調子が悪いときに重宝する正露丸

そして、風邪の各種症状が出たらひとまず飲んでおけば安心な総合風邪薬

例えばスイスでにはいわゆる「総合風邪薬」がありません。
薬局で症状を説明すると症状に対応した医薬品を勧めてくれますが、体調の悪い中での薬局の順番待ち&症状説明はけっこうきついです。

年単位の滞在だと持参した分を途中で使い切ってしまうことになると思いますが、その頃には海外生活にも慣れて病院や薬局で現地の医薬品が入手できるようになっているはずです。

成分によっては持ち込めない場合もあるので、持参する前に必ず渡航先の情報を確認してください。

耳かき

項目評点説明
入手難易度日本雑貨を売っているお店にあるかも。
日本の価格と比較してどのくらい?かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

続いては日本のお土産にもなっているらしい耳かき

ヨーロッパに住んでいる人々は耳かきよりも綿棒を使うため、耳かきを買うには日本の生活雑貨を取り扱っているお店に行く必要があります。

耳垢の性質が人種によって異なり、アジア人は乾燥していることが多い一方で、西洋人は湿っていることが多いようです。

ただ大きな街でなければ日本の雑貨を扱っているお店自体がそもそも少ないですし、見つかったとしても価格は日本より高いです。

日本で日常的に耳かきを使用している人は持参したほうが良いでしょう。

お椀

項目評点説明
入手難易度日本雑貨を売っているお店にあるかも。
日本の価格と比較してどのくらい?かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

和食ブームがひと段落し、今では定着した感があるヨーロッパ。和食器を売っているお店もかなりあります。

ただ日本の汁物を飲む人はまだまだ少ないらしく、茶碗やお箸はあってもお椀はないことが結構あります。日本食材店であれば手に入る可能性がありますが、かなり割高。

ヨーロッパではスープの器を持って飲むのがマナー違反なのも影響しているのかも?

一応スープを飲むためのボウルをお椀がわりに使うことはできますが、お椀より重かったり熱くて持ち上げられなかったりと、どうしても違いはあります。これは茶碗の代わりになる器がすぐに見つかるのとは対照的。

お椀は茶碗ほど重くはないので、日本食を日常的に食べるならひとつ持っていくと便利です。

筆者は滞在先の小ぶりなボウルで味噌汁を飲んでいますが、重いし熱くて持てないのでスプーンを使ったり工夫しています。お椀がもっと安く手に入るなら迷わず買うのに…。

あかすりタオル

項目評点説明
入手難易度日本雑貨を売っているお店にあるかも。
日本の価格と比較してどのくらい?かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

海外では体を洗う際にブラシや垢すりスポンジを使うため、日本で売られているようなあかすりタオルは入手困難です。

こちらも日本雑貨店で購入することになりますが、現地の人はまず使わないため日本人コミュニティのあるような大都市でない限り期待できません。また種類も限られるので好みの物は見つからないかもしれません。

ブラシや垢すりスポンジは結構硬かったりすることもあり、柔らかめのあかすりタオルのような洗い心地を実現するのはかなり難しいので、こだわりがある方は是非日本から持って行ってください。

紛失や摩耗に備えて数枚持っていくのがおすすめです。

海外では自分好みのあかすりタオルが入手できないので、持参したあかすりタオルを忘れたりしないよう細心の注意を払っています。

日本の炊飯器

項目評点説明
入手難易度見つけるのは難しいです。大都市ならあるかも。
日本の価格と比較してどのくらい?非常に割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

海外でも美味しいご飯を手軽に食べたいならどうしても欠かせないのが炊飯器

ヨーロッパでも炊飯器は売られていますが、米が主食でないエリアなので、売られているものは一昔前のデザイン・機能である場合が多いです。

そのため、使い勝手や機能を考えると日本製の海外向け炊飯器を利用するのが一番!

国によって電圧が違うので事前にご確認ください!

筆者は日本国内用の炊飯器(日本製)を持っていきましたが電圧が合わなくて使えず、機能が少ないクセに高い炊飯器(中国製)をフランスで買うハメになりました。しくじり先生です。

日本の便利な調理器具

項目評点説明
入手難易度見つけるのは難しいです。大都市ならあるかも。
日本の価格と比較してどのくらい?かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

炊飯器以外にも自炊に役立つのが、日本の便利な調理器具。色々と種類がありますが、筆者の思う海外で役立つ日本のキッチン関連グッズは、キッチンスケール米とぎ棒ラップ

キッチンスケールは海外にもありますが日本の物と比較すると品質が微妙かつ高いですし、米とぎ棒はなかなか売っていません。

海外では高価な日本米。米を研ぐ際にお米をこぼさずキャッチできる米とぎ棒は筆者も愛用しています。

スイスで買ったキッチンスケールはイマイチ動きが悪く、一時帰国時にタニタのものを買いました。非常に使いやすくて満足!

またラップは日本のものの品質が一番!海外製はくっつなかったり切れなかったりします。こちらもなかなか売っていません。

日本の文房具

項目評点説明
入手難易度見つけるのは難しいです。大都市ならあるかも。
日本の価格と比較してどのくらい?かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

日本の文房具はかなり高品質!使い心地はもはや海外の高級文房具並みです(海外の一般的な文房具の使い心地はかなり微妙)。ヨーロッパだと日本の文房具はまず手に入りません。

ストレスなく勉学に打ち込むには、やっぱり日本の文房具をある程度持っていくべきです。筆者が愛用しているのはジェットストリーム。

海外で買うと非常に割高なもの

次に、海外でも比較的入手しやすいけれど日本で購入したほうが割安なもの(つまり海外で買うと割高なもの)をご紹介します。

茶碗・箸・丼

項目評点説明
入手難易度割と売っています。
日本の価格と比較してどのくらい?かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

日本なら百均でも買える茶碗

ヨーロッパでも売られていますが、ちゃんとした茶碗は10ユーロくらい(約1,700円)します。可能であれば日本から持って行った方が良いかもしれません。箸はそこまで高くない印象ですが、どうしてもバラエティーは限られます。

またについてはヨーロッパで売られているのを見たことがない気がしますが、大きめのボウルで代用できるといえばできるのでそこまで困らないかも。

もしどうしてもちゃんとした丼を使いたいなら日本から持参しても良いかもしれません。

変換プラグ・マルチ変換プラグ

項目評点説明
入手難易度普通に売っています。
日本の価格と比較してどのくらい?(日本と比較すると)かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

海外は日本とはプラグ形状が異なるので、変換プラグは必需品です。

日本ではかなり安く調達できますが、ヨーロッパでは意外と高級品なのでいくつか買っていくといざというときに役立ちます!

日本の食品

最近は世界の色々な場所に日本食品を扱うお店があるので、基本的にある程度の種類の食料品を手に入れることができます。

ただ入手がしづらい物や日本よりも非常に割高な物もあるので、可能であれば日本から持参するのがおすすめ。

筆者のイチオシは、パックご飯、和えるだけ系パスタソース、カップラーメン。どれも調理時間がさほど必要なく、手軽に日本の味を楽しむことができます。

海外だと日本のカップラーメンは日本のラーメン店のラーメンと同じくらいの値段になることもあります。カップラーメンがあると心の安らぎが得られます。

ユニクロの機能性衣類

項目評点説明
入手難易度まずユニクロがないことが多いです。
日本の価格と比較してどのくらい?(日本と比較すると)かなり割高。
※筆者の主観なので例外もあります。

日本でも愛用者の多いヒートテックやウルトラライトダウンなどの機能性衣類は、冬の冷え込みが厳しいヨーロッパでも非常に役立ちます!

ユニクロはヨーロッパにも進出しているので一部の都市であれば購入可能ですが、現地の物価に合わせているため日本で買うときのようなお得感は全くありませんし、そもそもユニクロのない都市の方が圧倒的に多いです。

ジュネーブにはユニクロはありませんでした。

留学先でもこれらの服が必要であれば、ぜひ日本で購入していってください。

まとめ

本記事では、筆者が考える「ヨーロッパ留学に持ってきてよかった!」「ヨーロッパ留学に持ってくればよかった…」と思っているアイテムをご紹介しました。

かなり主観が入っていますが、少しでも多くの方に役立てていただけると嬉しいです!

以上です。

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