ヨーロッパ留学の持ち物とおすすめアイテムまとめ【駐在&留学経験者が解説】

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留学は誰にとっても人生の一大イベント!外国語での専門分野の学習は、楽しさもある反面非常にストレスフルです。

今回は留学生活に臨むために、実際に筆者がスイス渡航時に持って行った&送った&検討した荷物のリストをご紹介します。

筆者はかつてシンガポールに駐在していたので、そのときの知見も多少入っています。

筆者は男性なので、本記事の持ち物リストは基本的に男性向けの内容です。

目次

必需品

まずはこれがないと渡航できない!レベルの必需品から。特にパスポート、査証、クレジットカード&デビットカードは入手まで時間がかかるので計画的に。

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持ち物説明備考
パスポート海外における唯一無二の身分証明書。写真のページはコピーしておくか、写真でスマホなどに保存。
残存期間や残り空白ページも念のため確認を。
査証(ビザ)関連書類渡航先により必要なら。必要な場合はあらかじめ印刷しておくと便利です。
滞在許可関連書類渡航先により必要なら。必要な場合はあらかじめ印刷しておくと便利です。
入学手続関連書類入学許可証や語学試験のスコア証明書など。留学先から送られてきた書類も忘れずに(もしあれば)。必要な場合はあらかじめ印刷しておくと便利です。
航空券のEチケット留学期間により片道か往復のどちらかを。印刷するかスマホにダウンロードしておく。iPhoneならPassbookに保存しておくのも便利です。
海外旅行保険の保険証券海外で病気になったりケガをしたりすると医療費が非常に高くつきます。現時点で持病がなくても必ず加入しましょう!
渡航先によっては加入が必須の場合もあります。
保険証券はもしものときに備えて必ず印刷しましょう。複数部を分散して持っておくと安心です。
クレジットカード&デビットカード現地での決済に。キャッシング機能で現地通貨も調達可能。日本人観光客が多い国以外ではJCBは通用度が低いので、VISAかMASTERブランドが付いたものを持参。
★個別項目で取り扱い ※太字は必須のアイテムです。

滞在許可関連書類(スイスの場合)

スイスの場合、到着後決まった期間内に書類を当局に送付する必要があります。現地には日本のコンビニのようないつでも書類がコピーできる環境はないので、郵送が必要な書類は可能な限り事前に印刷しておいた方が安心です。

詳細はこちらの記事で。

海外旅行傷害保険(スイスの場合)

スイスの場合、留学生は条件を満たす医療保険への加入が必須です。日本の海外旅行傷害保険に入っていても条件を満たさない場合は別途加入することになるので要注意。

詳細はこちらの記事で。

防犯・安全対策

以下の項目のアイテムは必須ではありませんが、用意しておくと何かあったときに慌てずに済みます。

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持ち物説明備考
緊急連絡先メモパスポート番号、クレジットカード番号、緊急時に必要な電話番号等を控えておくもの。持ち物の盗難等に備えて、複数部を分散して持っておく。
証明写真パスポート用サイズの写真(3.5cm×4.5cm)。パスポートの紛失に備えて。
証明写真を撮影できる機械が現地ですぐに見つかるとは限らないので、日本で撮っておくと楽。
たびレジの登録渡航先で安全情報を得るために。お守り代わりに。
海外用財布★街歩き中に現地通貨を入れて使用。治安が微妙なエリアを旅行する際に。
ダイヤル錠・南京錠・チェーン★鞄の口を閉じたり、荷物を柱に固定したり。持ち物の盗難対策に。
★個別項目で取り扱い ※太字は必須のアイテムです。

たびレジ

外務省の「たびレジ」は渡航先の安全情報をいち早く提供してくれるので、母国語での情報が限られる海外において身の安全を確保するために非常に重要です。

登録はこちらから

国連ヨーロッパ本部のあるジュネーブでは、国際政治の様々な事象の関わるデモが頻繁に行われているので、デモの日程や近づかないほうが良いエリアが事前に分かるのは助かります。

海外用財布

治安の良いエリアであれば日本で使用している財布をそのまま利用すればOKですが、ヨーロッパの大都市は治安が微妙なところが多いので、ブランドものの財布を公衆の面前で使うのは少々危険。

日本で売られているような低価格&多機能の財布は、海外ではまず手に入りません。

ダイヤル錠・南京錠・チェーン

留学先の宿舎が個室であれば基本的に問題ないと思いますが、相部屋だったり(部屋で盗難があった!という話をたまーに聞きます)、治安のあまり良くない地域でホステルに宿泊するような場合には自衛が必要です。

個室であっても定期的にクリーニング業者が部屋に入る場合などは自衛が必要だと思います。

TSAロック付きの物を一つ買っておくと、どこの国に行くのにも使えて便利です。筆者も念のために常に旅行用の荷物に入れています。個人的には鍵が管理が不要なダイヤルロックがお気に入り。

またヨーロッパは自転車大国。多くの人が自転車で通勤・通学しています。ただし自転車は盗まれることがよくあるので、もし自転車の購入を予定しているなら盗難対策は必須!

自転車の盗難を防ぐチェーンは安心のブリヂストンで。

デジタル関連グッズ

今の時代はPCやスマホをはじめとするデジタル用品も必須です。むしろ持っていないと学業に支障が出るレベル。

どれも基本的に現地調達が可能ですが、日本と比べると機能がイマイチだったり品質の割にかなり高価だったりするので、可能な限り日本で調達していくのがおすすめです。

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持ち物説明備考
ノートパソコン・タブレット授業や課題で使います!
無いと確実に困るアイテムその1
電源アダプター等の付属品も忘れずに持参。必ず機内持ち込み荷物にします。
予備のタイプカバーSurfaceユーザー向け。絶対に日本語タイピングの環境が欲しい人は。対応機種を要確認。
スマートフォン現地SIMを利用するなら必ずSIMフリーを。
無いと確実に困るアイテムその2
電源アダプター等の付属品も忘れずに持参。
治安が微妙な地域ではなるべく見せないように注意。
現地で使えるSIM★現地での連絡用に。日本のSIMカードを海外で利用すると通信料金が高くつきがち。
SIMフリースマホが必須。
モバイルwifi★現地での連絡用に。SIMフリーのスマホを持っていない場合に。
現地での手続が不要な分、現地SIMよりもお手軽。
モバイルバッテリースマホ・PCの充電用に。旅先ではバッテリーの減りが普段より多くなりがちです。預け荷物に入れないように。現地調達可。
イヤホン機内や街中で音楽を聴いたり、通話時のマイク用に。
機内での耳栓代わりにも。
街中での使用は治安を要確認。
離着陸時には使用できない場合があります。現地調達可。
電子書籍リーダー電子書籍を読みたいときに。電源アダプター等の付属品も忘れずに持参。特にこだわりがなければスマホでも代用可。
USBハブ★USB、SDカードリーダー、HDMIなど複数のメディアを扱う際に。多機能なハブは海外で買うと非常に高価です。
外付けHDD大量のデータを扱うなら。オンラインストレージやUSBで代替可能。
外付けDVDドライブCDやDVDのようなディスクを扱うなら。最近はあまり必要性を感じないかも?
★個別項目で取り扱い ※太字は必須のアイテムです。

現地で使えるSIMカード&モバイルwifi

長期留学の場合は、現地でSIMカードを契約するのが一番安価になるケースが多いです。

また大抵の場合現地で使えるSIMカードが空港や主要駅で売られていたりしますが、時間帯や場所にもよるので常に入手できるとは限りません。

現地に到着してからすぐに使えるSIMカードをamazon等で購入しておき、本格的に現地SIMカードを入手するまでの「つなぎ」として利用すれば、すぐにSIMカードが入手できなくても、通信手段がない状況を防ぐことができます。

ジュネーブの空港にはスイスの主要通信会社が出店していません。
費用を抑えつつ常に通信手段を確保しておきたい場合は、つなぎのSIMカードはほぼ必須です。

ジュネーブはフランス国境に位置しているので、筆者は両方の国で使えるヨーロッパ周遊用のSIMカードを購入していきました。今でもフランスに渡航する際にはこのカードを使っています(継続利用には別途登録手続が必要です)。

また、SIMフリーのスマホがない場合は、短期間であればモバイルwifiを利用するのも一案。日本の業者を使えば、現地SIMのように面倒なアクティベーション作業が不要になります。

料金体系や法制度が日本と異なる外国で現地SIMカードを契約するのは、かなり骨の折れる作業です。

グローバルwifiなら留学にも利用できる長期割引プランを用意しているので、チェックしてみては。

USBハブ

デジタル関連のグッズは、ヨーロッパと日本を比較すると日本の方が圧倒的に品揃えが豊富&価格が安いです。

特にSDカードの読み込みや複数の機器の接続に使えるハブはヨーロッパで買うと非常に高いので、日本で揃えておくのがおすすめ!

学校でのイベント事や授業の課題などHDMI端子やSDカードの取り込みは意外と必要になるシーンがあるので、一つ持っておくと、いざというときに役立ちます。

特にSDカードの読み込みができる機器は使える機能が少ないのに値段が日本の倍以上するのが普通です(体感3倍以上)。

電化製品

デジタル機器以外にも、揃えておきたい電化製品が色々とあります。いずれも日本で調達したほうが品質面もコスト面も格段に良いものばかり。

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持ち物説明備考
変換プラグ・マルチ変換プラグ海外は日本とプラグ形状が異なる場合が多いです。変換プラグはいくつか、マルチ変換プラグは一つ持っておくと便利です。
マルチ電源タップ・延長コード複数の電子機器の使用や充電に。宿泊先の状況に合わせて持参。複数の機器の使用や電源の場所が不便なときに大活躍!
充電池&充電器乾電池をその都度購入するよりも経済的です。充電しておけばいざというときも安心。単3、単4があればほぼ全てのシーンに対応できます。
デジタルカメラ・SDカード思い出を写真や映像で残すために。電源アダプター等の付属品も忘れずに持参。特にこだわりがなければスマホでも代用可。
SDカードリーダーを合わせて買っておくと画像や映像の取り込みもできて便利です。
腕時計時間確認用に。治安の微妙なエリアではスマホよりも腕時計での時間確認を推奨。
炊飯器★海外でも美味しいご飯が食べたい人に。海外対応の物が便利。海外対応でない炊飯器を使用する場合は高容量の変圧器が必要です。
大都市であれば日本製の炊飯器が入手できる場合も。
扇風機&冷風扇★夏の暑さ対策に。ヨーロッパの個人宅にはエアコンがありません。
変圧器対応電圧が異なる家電を使いたい場合に。最近の電子小物はグローバル対応なので基本的には不要。家電を持参する際には要否をチェック。
★個別項目で取り扱い ※太字は必須のアイテムです。

変換プラグ・マルチ変換プラグ

海外は日本とプラグ形状が異なる場合が多いので、対応する変換プラグを入手する必要があります。

マルチ変換プラグを一つ持っておくと、どの国でも使えて便利です。

一方、マルチ変換プラグはサイズが大きいので、重かったり、近くのコンセントを塞いでしまうというデメリットが。渡航先に応じた変換プラグもいくつか用意しておくと便利です。

リンクはスイスで主流のCタイプ。

またマルチ変換プラグと延長コードが一体化したような商品もあります。複数の製品を組み合わせる手間がないので、管理の面でもメリットがあります。使用するプラグ形状によっては近くのコンセントを塞いでしまうことがある点が玉にキズですが、筆者は便利に使っています。

充電池&充電器

海外でも電池は普通に購入できますが、円安の今は非常に割高。その都度購入するのは不経済です。

またヨーロッパは商店の営業時間が短いので、時間や曜日(日曜日はほぼ全ての商店がお休みです)によっては、購入自体が厳しい場合も。

日本の便利さが身に沁みますね…

あらかじめ充電池と充電器を準備しておけば、急に電池が必要になっても安心です。

炊飯器

慣れない海外生活ではお米が恋しくなるもの。近年の和食ブームでお米が食べられる場所は増えたものの、総じて高級です。

そこで炊飯器があればスイッチを押すだけで完璧に炊けて、勉強や仕事が忙しくても大丈夫。懐かしい味をリーズナブルに楽しむことができます。

なお海外でも炊飯器は売られていますが、米が主食でないエリアで売られているものは一昔前のデザイン・機能である場合が多いです。

そのため、使い勝手や機能を考えると日本製の海外向け炊飯器を利用するのが一番!(対応する国や電圧の違いなどは別途ご確認ください。)

一応変圧器を使えば日本国内用の炊飯器を海外で使うことは可能ですが、旅行用品コーナーで売られている旅行用変圧器では容量が足りず、高容量の変圧器が必要になります

高容量の変圧器はほぼ確実に大きい&重い(6kgの物も)&非常に高価です。スーツケースに入れて持っていける代物ではありません。

日本国内用の炊飯器にこだわるのでない限り、素直に海外向け炊飯器を買った方が良いです。

筆者は知らずに日本国内用の炊飯器を旅行用変圧器で使おうとしましたが、容量不足のため動作せず。結局中国製のクラシックな炊飯器をフランスで買うことになりました。

高容量の変圧器の例はこちら。このような形状のごつい変圧器が必要になります。(リンクは変圧器の一例です。筆者はこのあたりの内容には明るくないので、実際にどの炊飯器がどの変圧器で使えるかについては量販店等でお尋ねください。)

扇風機&冷風扇

近年は40度を超える熱波にたびたび襲われているヨーロッパ。普段は涼しいジュネーブも、2023年の夏には30度越えを経験しました。

エアコンのある家はまだまだ少数(スイスではそもそも法律で個人宅にエアコンが設置不可)なので、多くの人が扇風機で暑さをしのいでいるのが現状。普通の扇風機も悪くはありませんが、熱い空気を循環させるだけなのであまり涼しくならない場合も…。

その点手軽に冷風が得られる冷風扇は便利ですが、小型の冷風扇はほぼ見かけません。暑さに弱い方にとっては必須アイテムかも。

洗面道具・ケア用品

忘れてはいけない洗面道具・ケア用品。常用している物やお気に入りのブランドがあればぜひ持っていきましょう。基本的に現地調達可能ですが、こちらも例にもれず日本で購入できる商品は高品質&低価格です。

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持ち物説明備考
歯ブラシ
歯磨き粉
デンタルフロス
使い慣れたものを。現地調達可能なので、大量でなくてもOK。
デンタルフロスはワックスなしを探すのが難しい印象。
かみそり
ひげ剃り
電気シェーバー
身だしなみ用。刃物類は機内持ち込み不可。
替刃や電気シェーバー用の充電器も忘れずに。
爪切り(手用・脚用)身だしなみ用。機内持ち込み不可。脚用は入手困難。
整髪料身だしなみ用。現地調達可。
くし身だしなみ用。
日焼け止め直射日光の強い地域で。肌に合うものを。現地調達可。
サングラス直射日光の強い地域で。眼鏡店で度付きも作れます。
耳かき使い慣れたものを。海外では入手困難。綿棒なら海外でも入手可
ボディタオル使い慣れたものを。海外では入手困難。
ボディーソープ
シャンプー
コンディショナー
洗顔料
使い慣れたものを。到着後すぐに買い物が出来るとは限らないので、数日分だけでもあると安心。
お気に入りを使えば精神の安定にも。
虫よけスプレー海外には病気を媒介する虫も。現地調達可。
白髪染めリンス★手軽に白髪を染めたいなら。海外では入手困難。
ティッシュペーパー手拭きに。現地調達可。
ウェットティッシュ除菌用に。現地調達可。
眼鏡・コンタクトレンズ普段使っている場合は必須。使い慣れたものを。予備も忘れずに!新しく作る場合は時間に余裕を持って!
医薬品・サプリメント風邪薬、胃腸薬、ばんそうこう程度は最低限持っていきましょう。常備薬については、普段使用しているものがあればそちらも忘れずに。種類によっては処方箋や英文説明書が必要。また国により持ち込み制限が設けられている場合があるので事前確認を。
バスタオル風呂上りに。乾きやすいものが便利。
フェイスタオル汗拭き用に。乾きやすいものが便利。
マスク病気の予防や機内の乾燥対策に。
★個別項目で取り扱い ※太字は必須のアイテムです。

爪切り(手用・脚用)

海外でも爪切りは容易に入手できますが、それは手指用の話。

ヨーロッパでは脚の爪に特化した爪切りは基本的にニッパーのような形が主流。日本のような手指用に似た形状の脚用爪切りを見つけるのは困難です。

ボディタオル

こちらも海外に似た物はあるが日本とは形状が異なる(場合が多い)アイテム。

海外でも身体を洗うためのスポンジはありますが、タオルタイプはあまり見かけません。あったとしても海外製で使い心地がイマイチなことが多いです。

日本の商品を扱うお店があれば入手できますが、かなり割高なので日本で調達していくのがおすすめ。
筆者にとってはマストアイテムのため日本製のものを常備しています。

白髪染めリンス

普通の白髪染めであれば海外でも売られていますが、お手軽に白髪染めができるリンスは見当たりません。

渡航先でも使用したい場合は、日本で買って持ち込むのがベター。

筆者は30代後半ということもあり、一部の白髪が気になっていたので、念のため買っていきました。(周りは皆若いので目立つかなと…。結局気にしているのは自分だけだったので杞憂でしたが)

バッグ・小物類

移動の際に必要だったり、持っていると便利なグッズをご紹介。

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持ち物説明備考
スーツケース荷物を入れるために。頑丈なものを。拡張機能があると想定外に荷物が多いときに助かります。
普段使い用バッグ通勤・通学に。PCや周辺機器、テキスト等が入るものを。
エコバッグ買い物時に。折りたためると便利。海外ではレジ袋が有料どころかもらえない場合もあります。高級ブランド品の移し替えにも役立ちます。
折りたたみ傘&傘カバー急な雨でも安心です。軽量なものがおすすめ。大きな傘だと美術館等では預けなければいけない場合もあるので注意。
旅行用はかり荷物の重さを測るときに。航空会社の荷物重量規定に引っかからないために。
衣類圧縮バッグ衣類を小さくしてパッキングするために。持参する衣類の量に応じてサイズを選択。
使い捨てカイロ寒さ対策に。持ち込む地域によっては英語で説明(heat pad, pocket warmer等)できるようにしておいたほうが良いかも。
耳栓・アイマスク機内で安眠するために。
屋内用スリッパ、ルームシューズ宿舎で使用。機内でリラックスするときにも活躍。靴を脱いでリラックスできる環境は重要です。
機内用ネックピロー長時間フライトに。
裁縫セット服の修理等に。裁縫用はさみが機内持ち込み不可。
ビニール袋濡れてほしくない物を入れたり、エチケット袋として使ったり。折りたたんでバッグに忍ばせておくと色々と便利です。海外では有料なので日本ほど容易には手に入りません。
★個別項目で取り扱い ※太字は必須の持ち物です。

スーツケース

スーツケースは荷物運びの要!筆者はサムソナイトのスーツケース「アピネックス」を愛用しています。

このモデルはデザインや内部のポケットの使いやすさもさることながら、特に拡張機能が便利。折り畳まれている部分を開放すれば容量が15Lほど増やせる(105Lから120Lになる)ので、帰りにお土産を買い過ぎたときも活躍してくれます。

普段使い用バッグ

通勤・通学には、PCなどを持ち歩くためのバッグが必須。バッグも様々なタイプがありますが、治安を考えると両手が自由になるリュックタイプがベターだと思います。

一定以上の容量があれば、ちょっとした旅行にも持っていけて便利です。

筆者は箱型のリュックを愛用していますが、このタイプはヨーロッパでは見かけません。もしこのタイプのリュックの購入を検討しているなら、日本出国前に入手するのがおすすめです。

折りたたみ傘&傘カバー

ヨーロッパの天候は非常に変わりやすく、また雨はざっと降ってすぐに止むので、折り畳み傘を携行するのが便利です。ここでも日本製は高品質&低価格なので、一つ購入しておくと安心です。

水分を吸収する傘カバーがあると、濡れた傘の扱いに困ることがなくなります。こういう便利グッズは海外では入手困難なので、こちらも日本で買っておくのがおすすめ。

旅行用はかり(ラゲッジスケール)

留学に持っていく荷物は「あれも必要、これも必要…」と多くなりがち。事前に重量を測っておけば、預け入れ荷物の重量制限に引っかかって追加料金を払うような事態が防げます。

手荷物ルールが厳格なLCCを利用する際にも大活躍します。

衣料品・服飾小物・洗濯グッズ

渡航先の気候や普段のスタイルに応じて適切な物を選びましょう。基本的に現地調達できるものの日本で購入するほうが割安なことが多いので、日本からある程度持っていくのがおすすめ。

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持ち物説明備考
下着類洗濯頻度に応じて必要枚数分。乾きやすいものが便利。
Tシャツ洗濯頻度に応じて必要枚数分。乾きやすいものが便利。
ポロシャツ
長ズボン
短パン
靴下
ベルトスーツに合わせるベルトは必須。プライベートはお好みで。
スニーカー履き慣れたものを。
スポーツウエアジムに行ったりする際に。
水着必要なら。
サンダル必要なら。
ルームウェア部屋でリラックスするときに。
ドレスシャツイベントや就活&仕事に。
ジャケットイベントや就活&仕事に。
スラックスイベントや就活&仕事に。
ネクタイイベントや就活&仕事に。
スーツ・フォーマルウェア一式イベントや就活&仕事に。
スーツブラシ必要なら。
革靴イベントや就活&仕事に。
シューケア用品・シューツリーお気に入りのブランドや道具があれば。
帽子直射日光対策に。
ウインドブレーカー寒さ対策に。
ダウンジャケット寒さ対策に。
コート寒さ対策に。
セーター・カーディガン寒さ対策に。
手袋・マフラー寒さ対策に。
タイツ寒さ対策に。
洗濯ネット★洗濯の際に活躍。
★個別項目で取り扱い ※太字は必須の持ち物です。

洗濯ネット

海外で見つけづらいアイテムのひとつ。洗濯ネットがあると、洗濯機の中でシワがついたり絡んだりすることを防ぐことができます。

ただでさえ慣れない海外での洗濯。なるべく手間は減らしたいものです。

文房具・本

勉強に欠かせないアイテム。文房具は当然ながら海外でも手に入りますが、日本の文房具は高品質なのに驚くほど安いので可能な限り日本で揃えていくのがおすすめです。

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持ち物説明備考
筆記用具★シャーペン、ボールペン、フリクション、修正液&修正テープ等普段使用しているものを。勉強に使うほか、入国書類の記入等の際に必要。
ノート書き物をするときに。ノートは海外で買うと意外と高いので、多めに持っていくのがおすすめ。
クリアファイル書類をまとめておくのに便利です。
ガイドブック現地の観光情報や歴史などの情報収集用に。「地球の歩き方」シリーズは緊急連絡先もまとまっていて便利です。kindleでも代用可。
はさみ購入品のタグを切ったり色々と使えます。機内持ち込み不可。
ホッチキス書類を留めるのに便利。機内持ち込み不可?
のり・セロテープ封筒に封をしたり、用途はいろいろ。
ふせん気になる場所をチェックするのに便利。
精密ドライバー眼鏡の修理や電池交換等色々と使えます。
クリップ書類を留めるのに便利。
図書(専門書)日本語で書かれた専門書は海外では入手困難なので、もし必要であれば持参しましょう。図書の種類によってはkindleでも代用可。
辞書・電子辞書思い入れのある辞書があったり、必要があれば。スマホアプリで代用可。
★個別項目で取り扱い 太字は必須の持ち物です。

筆記用具

日本の筆記用具は高品質で有名。海外メーカーでも品質の良い物はもちろんありますが、価格面では日本のメーカーが海外他社を圧倒しています。

特にフリクションシリーズは海外で買おうとすると非常に高価で、カラーバリエーションも日本よりかなり少ないです(黒や赤のような基本的な色のみ)。

ライトブルーやピンクのような定番外の色を使いたい方は、日本で買っていくのがおすすめです。

キッチン用品

自炊のお供・キッチン用品。和食関連のグッズは現地でも入手可能ですがどうしても割高です。必要に応じて持参してください。

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持ち物説明備考
食事するときに。海外でも入手可能ですが、割高。
菜箸料理用に。海外でも入手可能ですが、割高。
包丁日本の包丁にこだわりがあれば。海外でも入手可能ですが、非常に高価。
和食器(茶碗・お椀・どんぶり)食事するときに。海外でも入手可能ですが、割高。
米とぎ棒&お米ストッパー★お米を研ぐときに。海外では入手困難。
キッチンスケール★分量を量るときに。海外でも入手可能ですが、割高&機能がイマイチ。
缶切り缶を開けるときに。海外でも入手可能ですが、割高。
食品用ラップ★ご飯を包んで冷凍したり、蓋代わりにしたり、用途は色々。海外製は品質が微妙です。
日本製は海外でも入手可能ですが、割高。
クッキングシート揚げ物の下に敷いたり、落し蓋代わりにも。用途は色々。海外では入手困難。
フライパン用ホイルシートフライパンで魚を焼いたり、用途は色々。海外では入手困難。
食器洗い用スポンジ食器を洗うときに。海外製は品質が微妙です。
★個別項目で取り扱い 太字は必須の持ち物です。

米とぎ棒&お米ストッパー

米とぎ棒があれば、お米を研ぐ際にも冷たい水に触れる必要がありません。特に冬場に大活躍します。またお米ストッパーがあれば、水を切る際に大切なお米をこぼすこともありません。

海外で日本米は非常に高価!一粒たりともこぼしたくないですね。

筆者は両方の機能を備えた米とぎを使用。米とぎはもちろん、安心して水切りができるので助かっています。

キッチンスケール

色々な食材の重さを量ることができるキッチンスケール。現地で売られているキッチンスケールを使っていた時期もありますが、日本製の使いやすさは別格でした。

食品用ラップ

海外のラップは日本とは比べ物にならないクオリティー(もちろん悪い意味で)。日本のラップは日本の商品を取り扱うお店でも売られていますが、非常に高いので、可能であれば日本から持っていくのがおすすめ。

和雑貨・日本を感じる物

和雑貨や日本を感じる物も持ち物の候補になります。筆者としては特段マストとは思いませんが、持って行って使ったり、プレゼントしたりすると喜ばれるかも。

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持ち物説明備考
扇子・うちわ暑さ対策に。
お土産留学先の友達に。ばらまき用途であれば、抹茶味のお菓子(チョコレートなど)が定番。
着物や浴衣一式文化イベントで着用するとウケます。生地によっては湿度や保管場所といった管理が難しいので要注意。
折り紙留学先の友達やイベントに。
★個別項目で取り扱い 太字は必須の持ち物です。

食品系

最後は食品系。バリエーションは限られるものの、大抵の場合は日本食材や中華食材を取り扱っているお店で手に入ります。

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持ち物説明備考
基本の調味料(醤油、酒、みりん、砂糖、塩、味噌など)自炊用に。海外でも比較的安価に入手可能なので、持っていかなくても。
鶏がらスープ、中華あじ、味の素自炊用に必要なら。場所によっては入手困難。
にんにくチューブ、しょうがチューブ自炊用に必要なら。場所によっては入手困難。
ふりかけご飯のお供に。海外でも入手可能だが、種類は少ない。
和えるだけ系パスタソース時短に。場所によっては入手困難。
レトルトカレー時短に。場所によっては入手困難。
インスタントラーメンお気に入りがあれば。場所によっては入手困難。
フリーズドライ味噌汁簡単に馴染みの味。場所によっては入手困難。
味噌汁の具簡単に馴染みの味。節約にも。場所によっては入手困難。
日本のお菓子お気に入りがあれば。海外でも入手可能だが、種類は少ない。

渡航先によっては、持ち込みが禁止されている食品や成分があります。パッキングする前に必ず当局のウェブサイトなどで確認を。

まとめ

当初は必需品のみまとめる予定でしたが、色々と考えながら書いているうちに凄まじい分量になってしまいました。

留学の持ち物は個人の価値観やライフスタイルによっても異なりますので、この内容を参考にしてご自身の最適な持ち物リストを作成してみてください!

以上です。

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