こちらの記事にも書きましたが、オマーンに1ヵ月を超える長期滞在をするにあたり、気にしなければならないのが査証（ビザ）に関する事項。どこかに一度出国してから戻ってくる、という手段を使えば滞在期間を延ばすことができます。
またオマーンはドバイやアブダビといった日本人観光客に人気の都市からもあまり遠くないので、気軽に足を延ばしてみるのもおすすめです。
筆者はサラームエア（ドバイ発）とウィズエアー（アブダビ発）を利用してみました！
本記事では、ドバイ・マスカット間の移動方法を３つご紹介します。時間と予算に応じてぜひご活用ください！
その1：ドバイ国際空港・マスカット国際空港間の直行便を利用する
一番簡単な方法はやはり直行便による移動。
近年はLCCも発達しているため、うまく航空券を確保できればかなりコスパが良いです。ドバイ・マスカット間は本数も多く、航空券が全く取れないということは起こりにくいといえます。
この区間を安く移動したいなら、直行便を就航しているLCC２社サラームエア（SalamAir）とフライドバイ（flydubai）が有力な選択肢になります。
この路線のデメリットは、短距離にも関わらず価格が高くなりやすいこと。特にピーク時期や直前予約だとかなり高くなるので注意が必要です。日程が決まったら早めの確保がおすすめ！
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 所要時間 | 1時間半～2時間程度 |
| 予算の目安 | 主な直行便の選択肢はエミレーツ航空、オマーン航空、サラームエア（LCC）、フライドバイ（LCC）。 安ければ片道2万円程度で購入可能だが、LCCであっても3万円前後がボリュームゾーン。 直前予約やピークシーズンだと片道でも4万円を超えることもある。 |
| メリット | 最少の時間・身体的コストで移動が可能。 時間が読みやすい。 |
| デメリット | 短距離路線だが航空券価格が高め。 |
オマーン発LCCサラームエア（SalamAir）の搭乗体験記はこちらから。
その2：アブダビ国際空港・マスカット国際空港間の直行便を利用する
次はあえてアブダビを経由する方法。
追加の時間がかかりますが、アブダビ・マスカット間はドバイ・マスカット間よりもLCCの路線が充実しているため、ドバイ発よりも合計の金額が安く抑えられることがあります。
アブダビ・マスカット間の移動は特にLCCのウィズエアー（Wizz Air）が非常に安くて便利と評判。
ドバイ・アブダビ間はバスを利用すれば1,000円程度で移動できるので、時間がある方には有力な選択肢です。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 所要時間 | 3時間程度（バス）＋2時間程度（飛行機） |
| 予算の目安 | 主な直行便の選択肢はエティハド航空、オマーン航空、ウィズエアー。 安ければ片道8,000円程度で購入可能。 それ以外は3万円くらい。 |
| メリット | 移動にかかる費用が節約できる。 タイミングによってはアブダビ観光ができるかも。 |
| デメリット | ドバイ・マスカット間の直行便よりも移動時間がかかる。 バス移動が挟まるため、時間が読めない。 |
その3：ドバイ発マスカット行きのバスを利用する
ドバイ・マスカット間のバスは旅行会社が運営
LCCの格安チケットの除けば、最も安価な移動手段はバス。コロナ禍以前はオマーンのバス会社Mwasalatが運行していましたが、現在はAl Khanjry Transportという旅行会社のみがこの路線を運行しているようです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 所要時間 | 6時間～7時間程度 |
| 予算の目安 | 片道100 AED（約4,000円）、往復200 AED（約8,000円） 別途出国税などの諸費用がかかる。 |
| メリット | とにかく安価。 夜行便を使えば宿泊費の節約にもなる。 |
| デメリット | 時間が読めない。 早めに席を確保しないと売り切れる。 |
なおこの路線はドバイの滞在許可を延長する（一旦出国して滞在期間をリセットする）ための路線として使われている路線であるという噂も。早めの予約が推奨されます。
実際にAl Khanjry Transportにて予約を試みる→失敗
Al Khanjry Transportの所在地はこちら。ドバイメトロ（レッドライン）のAl Rigga駅とDeira City Centre駅の中間あたりにあります。
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