オマーンはアラビア半島の東側にある国で、アラブの伝統が色濃く残る魅力的な場所です。
空の玄関口は首都マスカットの「マスカット国際空港」。
日本からオマーンに渡航する場合、直行便はないので中東か東南アジアの経由便を利用することになります。
この記事では、航空券探しの過程とExpediaでの発券に至るまでの経緯についてご紹介します。タイ国際航空とオマーン航空のレビューについても触れますので、航空会社選びの際の参考にしていただけると幸いです。
オマーンは予想以上に素敵な国でした!
オマーンに興味のある方、実際に渡航したい方の参考になると嬉しいです。
オマーン入国の査証(ビザ)に関する解説記事はこちらです。
オマーンへはどうやって行く?
航空券探しにはSkyscannerが便利!
筆者は格安航空券の検索に便利なSkyscanner(スカイスキャナー)をよく利用しています。
目的地を指定してから、具体的な出発日・帰着日を入力して検索するか、「月全体」オプションを利用して航空券価格と日程が折り合う場所を探します。
アプリ版もあります。
参考までに、東京(羽田もしくは成田)・マスカット間のフライト(経由便)は以下の航空会社が運行しています。
- カタール航空(ドーハ経由)
- ターキッシュエアラインズ(イスタンブール経由)
- エティハド航空(アブダビ経由)
またSkyscannerなら異なる航空会社の組み合わせも検索可能!以下はその一例です。
東京(羽田・成田)~経由地 | 経由地 | 経由地~マスカット |
---|---|---|
タイ国際航空 | バンコク | オマーン・エア フライ・ドバイ(LCC) |
マレーシア航空 | クアラルンプール | |
ガルーダ・インドネシア航空 | ジャカルタ | |
エミレーツ航空 | ドバイ | |
エア・インディア | デリー |
中東勢よりも東南アジア・南アジア勢が強い
価格を調べる前は何となく中東系エアラインのほうが安いのか?と思っていましたが、実際に検索で出てくるリーズナブルな便は「マレーシア航空」や「タイ国際航空」と「オマーン航空」の乗継便。「エア・インディア」もかなり安価。
次点として中東系おなじみのカタール航空やエティハド航空も出てきますが、ちょっと手が出ないお値段。
ちょっと意外な結果でした。
クアラルンプール、バンコク、ニューデリー経由が便利そう
何度か日付や時間を変えて検索を繰り返すうち、経由地点を増やせば航空券の価格が下がることは、はっきりしました。
ただ2地点・3地点の乗り換えはさすがにロスが多いのでパス。一応時間に余裕はあるものの、無駄にしたいわけではないので…。
ExpediaやHISがヒットする旅程とヒットしない旅程がある
もうひとつ分かったことが、旅程によってExpedia(アメリカ)やHIS(日本)といった有名どころがヒットする場合とそうでない場合があるということ。
結論から言うと、往復で同じ場所を経由する場合であれば有名どころが選択肢に上がってきます。
マイナー旅行会社ってどうなの?
Gotogate(スウェーデン)やMytrip(ギリシャ)がヒットしたけれど、あまり聞かない旅行会社ということでちょっと警戒。ウェブで色々と調べてみました。
結論、GotogateとMytripはともに海外の会社ということで口コミの評判が良くなかったこともあり、ちょっと避けた方が良いかも、という判断に至りました。
航空会社のウェブサイトでも買えるけれど…非常に高い!
筆者はヨーロッパ行きの航空券を何度か中東系エアラインのウェブサイトで購入したことがある(公式ウェブサイトが結局一番安いという考え)ので、今回も試しにエミレーツ航空やカタール航空のウェブサイトで検索をかけてみました。
結果は撃沈。Skyscannerの倍以上の価格が出てきたので撤退です。(いつも公式ウェブサイトの価格が高いとは限らないので、今回は運が悪かったのだと思います。)
結局Expediaで航空券を購入することにしました。
Expediaを実際使ってみた感想
予約手続は非常にスムーズ
Expediaは数年前にオーストリアに行くために一度使ったきり。今回は久々の利用となりましたが、特段問題なく航空券の発券まで行うことができました。
今回の航空券はタイ国際航空(東京・羽田~バンコク・スワンナプーム)とオマーン航空(バンコク・スワンナプーム~マスカット)で17万円程度。バンコクでの乗り換えは5時間程度。外に出るには短いので空港内で滞在することにしました。
各航空会社のサイトからの予約管理が可能、荷物も目的地までスルー
発券時に発行された予約番号を利用し、各航空会社のサイトから便の確認が可能(旅行会社によっては航空会社のサイトから直接変更ができない場合がある)です。
オンラインチェックインも問題なくでき、航空会社によってはiPhoneのパスブックへの航空券の保存も個人手配と同様にできました。なお今回座席指定が有料だったため、座席指定サービスは利用していません。
また預け荷物は東京・マスカット間はスルーとなり、バンコクで受け取る必要はありませんでした。
その他気になったこと
特段ありません。至って普通でした。
変更やキャンセルをする場合は状況が異なるかもしれません。
利用航空会社2社のレビュー
さてここからはオマーンで利用した航空会社2社(タイ国際航空&オマーン航空)のレビューです。
タイ国際航空(Thai Airways International)
ご存じ微笑みの国・タイ王国のフラッグキャリア。
東京(羽田)とバンコク(スワンナプーム)間はタイ国際航空を利用しました。所要時間は約6時間、いずれもエコノミークラスです(当たり前?)。
東京とバンコクからの出発時刻と到着時刻はほぼ定刻。機内食はいずれも1回・軽食が帰路に1回出ました。特段問題なし。
利用後はしっかり全日空のマイルも貯まりました。
オマーン航空(Oman Air)
こちらはオマーン・スルタン国のフラッグキャリアです。鮮やかな青の制服が印象的。
こちらはバンコク(スワンナプーム)とオマーンの首都・マスカット間で利用しました。所要時間は6時間程度。やはりエコノミークラスです。
バンコクとマスカットの出発時刻と到着時刻はほぼ定刻。機内食はいずれも1回出ました。復路は2種類のうち1種類の機内食が早々に無くなってしまい選択できませんでしたが、それ以外は普通に快適でした。
またマスカット・サラーラ間の往復でも2度(2往復)利用しましたが、こちらもほぼ定刻でサービスも必要十分。
なおオマーン航空ではオマーン人専用運賃の設定がある点が特徴的で、オマーン国籍者であれば格安と言ってもいいくらいの割引運賃で利用できます。日本の航空会社にはない制度で、羨ましい限り…。
マイレージプログラムはその名も「シンドバッド(Sindbad)」。エティハド航空やカタール航空と互換性があるようですが、アライアンスに加盟していないため、中東の航空会社を頻繁に利用しない限り加入するメリットは無さそうです。
まとめ
他の格安航空券と同じような価格条件だったため若干の不安はありましたが、特段気になった点はありませんでした。次に安めの価格帯でExpediaが出てきたらまた利用すると思います。
利用航空会社についても全く問題ありませんでした。特にオマーン航空は初めて利用しましたが、意外と良かったです。
以上です。参考にしていただけると嬉しいです。
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