【画像で解説】MyICAアプリ(MyICA Mobile)を利用したSG Arrival Card(SGAC)with Electronic Health Declarationの提出方法

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シンガポールに入国するためには、入国にSG Arrival Card with Electronic Health Declaration(入国カード兼電子健康申告。以下SG Arrival Card)を提出する必要があります。

SG Arrival CardはウェブサイトかmyICA Mobileアプリ(MyICAアプリ)で簡単に提出が可能。今回はMyICA Mobileアプリを利用した方法をご紹介します。

本記事は個人でシンガポールに空路で入国(観光目的)するときの内容です。団体旅行や陸路で入国する場合などは手続が異なることがあるのでご注意ください。

目次

SG Arrival Cardの提出時期

SG Arrival Card with Electronic Health Declarationは入国日を含めた3日前から提出が可能です。(それ以前に提出しようとしても、到着日の日付がシステム上選べないようになっている)。

シンガポール到着後でも提出は可能ですが、時間のロスや諸々の手間を踏まえると到着前に済ませておくのがベターだと思います。

SG Arrival Cardの提出は公式のウェブサイトかアプリから

SG Arrival CardはICA(シンガポール入国管理局)のウェブサイト(PCもしくはスマホ)及びアプリから提出が可能です。料金はかかりません。

ICA公式ウェブサイトから提出する

まずはじめに、ICA公式ウェブサイトから提出する方法。

おそらくこれが一番スタンダード。

ICA公式アプリ「MyICA Mobile」から提出する

次が公式アプリを利用した方法です(本記事で紹介)。

アプリのダウンロードはこちらから可能です。

MyICA Mobile
MyICA Mobile
開発元:Immigration & Checkpoints Authority of Singapore
無料
posted withアプリーチ

MyICAアプリを使用した提出方法

プロフィールの登録

初めてMyICAアプリを利用する場合は、プロフィールの登録が必要です。

アプリを立ち上げたら、まずFavorites上段中央にあるForeign Visitor – SGACをタップします。

続いて画面右下の+マークをタップ。

一番上のAdd Profileをタップ。

すると以下のような画面に移ります。

My ICAアプリのカメラのアクセス許可してから、SCAN PASSPORTをタップ。

パスポートの写真付きページ下部をスキャンすると、以下のパスポート情報が自動的に入力されます。

  • Full Name(氏名)
  • Sex(性別)
  • Date of Birth(生年月日)
  • Country/Place of Birth(出生地)
  • Nationality/Citizenship(国籍)
  • Passport Number(パスポート番号)
  • Date of Passport Expiry(パスポートの有効期限)

続いて個人情報を入力していきます。

  • Place of Residence(居住地)
  • Country/Region Code(国番号。日本であれば81)
  • Mobile Number(市外局番から0を取った電話番号)
  • Email Address(通知を受け取るメールアドレス)

入力が終わったらSAVEをタップして内容を保存します。

これでプロフィールが作成できました。

SG Arrival Cardの提出

次に旅程の登録に移ります。

Select Profilesから先ほど登録したプロフィールをタップ。以下のような画面が表示されるので入力していきます。

ここで入力するのは以下の事項です。健康申告の項目はここにあります。

  • Period of Travel to Singapore:シンガポール入国予定/出国予定の日付
  • Mode of Travel:空路の場合はAIR
  • Type of Air Transport(AIRを選択した場合):商用フライトを利用する場合はCOMMERCIAL FLIGHTを選択
  • Flight Code(AIRを選択した場合):到着便の航空会社を入力
  • Flight Number(AIRを選択した場合):到着便のフライト番号
  • Address in Singapore:ホテルに滞在する場合はHOTELを選択
  • Name of Hotel:滞在予定のホテルの名称を選択
  • Last City/Port of Embarkation before Singapore:シンガポール入国前の出発地(該当する国名と地域名の組み合わせを選択する)
  • Next City/Port of Disembarkation after Singapore:シンガポール出国後の目的地(該当する国名と地域名の組み合わせを選択する。Same as Last Cityにチェックを入れると「シンガポール入国前の出発地」の項目がコピーされる)
  • Have you ever used a passport under different name to enter Singapore? (過去に別名義のパスポートでシンガポールに入国したことはありますか?):該当しない場合はNo、該当する場合はYesを選択。
  • Do you currently have fever, cough, shortness of breath, headache or vomiting? (現在熱、咳、息苦しさ、頭痛、嘔吐の症状がありますか?):該当しない場合はNo、該当する場合はYesを選択。
  • Have you visited any of the listed countries in Africa or Latin America in the past 6 days prior to your arrival in Singapore? (シンガポール入国前の6日間の間にアフリカまたはラテンアメリカの指定国を訪れましたか?):該当しない場合はNo、該当する場合はYesを選択。
  • Declaration:宣誓事項(健康状況等の申告や申告内容が正しいことの宣誓)

なおLast City/Port of Embarkation before SingaporeNext City/Port of Disembarkation after Singaporeに対する回答ですが、今回筆者は成田空港から出発したので、空港所在地である「千葉県成田市」を指定しました。

全ての項目に入力が完了すると、バーコードが発行されます。オフラインでも表示できるように保存しておくのがおすすめです。

SG Arrival Card提出完了のメールも登録したアドレスにICAから送信されます。

SG Arrival Cardを提出して空路でシンガポール入国!

日本のパスポートを保有していれば、チャンギ空港では基本的に自動化ゲートを利用することができます。

SG Arrival Card提出時に申告した内容にもよると思いますが、登録完了メールの提示を求められるといったようなことはありません。

逆にSG Arrival Cardを提出していないと到着時ゲートを通過する前に登録手続をとることになるので、要注意です。

入国時のレポはこちらの記事でも取り扱っています。

また入国前に必要に応じて交通系のアプリを入れておくと、現地で色々と捗ります。到着後、空港からホテルなどに移動する際にも便利!

SG Arrival Cardはオンラインで無料で簡単に提出が可能です。よほどのことのない限り、有料で請け負う業者に依頼する必要はありません。

またSG Arrival Cardの提出代行を騙って個人情報を抜き取る詐欺もあるようなのでご注意ください。

その他シンガポール旅行・生活で注意すべき点をまとめた記事はこちら!

食の宝庫・シンガポールのおすすめグルメに関するまとめ記事も作成しているので、よろしければどうぞ。

まとめ

この記事では、SG Arrival Cardの提出方法をご紹介しました。提出方法はとてもシンプルなので、一度マスターしてしまえば2回目以降は簡単に手続きができると思います!

出入国の規則は常に変わる可能性があるので、必ずご自身でもご確認ください。

本記事が参考になれば嬉しいです。

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