キャリア– category –
-
「社会のレールを外れると人生終了」って本当? 恐怖の正体を考察【やり直しがきかない日本】
さまざまな国で暮らす人々と話す中で、まだ自分の知らない人生の可能性があることに気づきました。 特に印象的だったのは、海外で働く人たちの姿です。彼らは日本の会社員より短い時間で働きながら、家族との時間や長期休暇をしっかり確保しています。しか... -
「言われたことしかやらない」は悪いこと?指示待ちとの違い【マネジメントの責任を押し付けるな】
日本の職場では、上司に「言われたことしかやらない」と評される社員は、しばしば「指示待ち」「受動的」といったレッテルを貼られ、叱責や低評価の対象になります。 それどころか、言われたことを正確にこなしても「それは当たり前のこと」や「それでは不... -
ワイドショーに映る正義中毒社会・ニッポンを考える
論文執筆のために、一時帰国中、再び実家に滞在することを決めた筆者。久々の日本は落ち着くし、両親にこんなに頻繁に会えるのも、何だかんだ言って嬉しい。 ただ少しだけ気になる点もあって…。それがテレビ。 実家のリビングで一日中流れているのはテレビ... -
国際機関キャリア35歳限界説?ミッドキャリアの選択肢を考える
修論も終わり、そろそろ卒業の季節。就職活動にも力が入ります。若い皆さんはサマーインターンですか、良いですねー。 そして筆者は…予想はしていましたが、ジュネーヴにいても国際機関就職厳しすぎです。特に制度の壁が非常に厚く、まずキャリアのスター... -
計画的偶発性理論とキャリアアンカー理論:2つの都市のライオンが教えてくれたこと
ジュネーヴ大学院の卒業までもう少し。 ジュネーヴとリヨンで過ごした2年間の大学院生活はなかなかに大変でしたが、同時に面白い経験もたくさんすることができました(決して優等生…とはいきませんでしたが苦笑)。 さらに一時帰国中にはかつて暮らしたシ... -
【日本人だけど無理】日本ではもう働きたくない理由:人間らしさを奪う働き方の構造分析
シンガポールで働き、スイスで暮らしてみて、はっきり分かりました。 日本の労働環境は、“異常”で、人権侵害的です。海外がどうとかいう以前のレベルで。 長時間労働や休めない空気は当たり前。「働くこと=苦行」と刷り込まれ、我慢を強いられる。それで... -
自己決定権を徹底的に奪う日本でキャリア自律は無理。海外の教育&キャリア観と比較して考えたこと
日本と海外の生き方を比較して改めて考えた「日本で見える選択肢」と「海外で見える選択肢」の違いと、日本で感じる閉塞感。「レールから外れること」への異常な恐怖。 そして他人に人生を委ねることで生まれる安心感と、そこからつながる社畜の量産という... -
【日本は学歴社会じゃない?】日本人と学歴社会の不思議な関係について考察してみた【結局は地頭が全て】
ジュネーブに留学して当たり前のように聞くようになった博士課程(PhD)進学の話。 日本だと社会科学系では博士課程どころか修士課程にも進学する人は少ないのが現状ですが、こちらではかなり状況が異なり、30代の修士課程在籍者だと社会科学系であっても... -
日本人の英語力はなぜ低い?海外留学で考えた日本人と英語の関係【問題は学校教育?】
海外留学でどうしても気になるのが、授業中の発言や課題といった場面で日本人留学生が英語力不足によりかなり損をしているように思える点(特に議論への参加が重要視される授業では致命傷になりかねない)。 授業中に積極的に発言するかどうかについては確... -
【低学歴社会ニッポン】なぜ日本では文系大学院進学者が少ないのか?理由を考察してみた
日本では文系の大学院に進学することは、理系の大学院に進学することに比べて「就職がしづらくなる」「社会人として使えなさそう」といったマイナスのイメージがついてくることが多く、就活で不利になるという話をよく聞きます。 さらにインターネット上で...