【語学留学は無意味?】正規留学・語学留学・交換留学を経験した筆者がリアルに語るメリットと限界

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スキルアップやキャリアチェンジなど様々な理由を持って行う留学。

日本で「留学」と言う場合、海外の大学(院)の課程を修了し学位を取得するタイプの留学(大学留学、大学院留学などで学ぶいわゆる正規留学)、語学学校で英語その他の言語を学習するタイプの留学(語学留学)、さらに提携する学校で学ぶ留学(交換留学)が一律に「留学」としてごっちゃに語られていることが結構あります。

正規留学の情報が欲しくてウェブサイトを開いたら語学留学の内容だった…なんてことをよく経験しました。

「留学」が何を意味するのかについては特段厳密な定義があるわけはありませんが、語学力の要件を突破したうえで学位取得のために海外の大学で学んでいる身としては、語学留学や交換留学を同列に語られるのは少しモヤモヤしますし、特に語学留学についてはコスパが悪く無駄に思えてしまうのも確か。

この記事では、語学留学・正規留学・交換留学すべてを経験した筆者が、「語学留学は無意味なのか?」というテーマにリアルな視点で答えます。

筆者は先に挙げた正規留学(スイス)、交換留学(フランス)、語学留学(オマーン)の全てを直近2年間で経験しています。

目次

よく言われる語学留学のメリットを考察

まずは語学留学の意義として言われる以下のような内容について、筆者の私見を述べたいと思います。

  • 語学力が向上する
  • 海外生活を経験できる
  • 外国人の友達ができる
  • 異文化理解力が上がる
  • 海外で就労経験が積める

語学力が向上する

語学留学で最も重要なのが語学力の向上。

ただし今どきは日本でも語学学校やオンラインレッスンを利用すればネイティブスピーカーと話すのは問題なくできるので、語学力の向上は留学なしでも十分に目指すことができます。

むしろ海外に行けばどうにかなると思っていると、環境に甘えてしまって逆に上達しなくなります。語学学校以外で出会う現地人は外国人の語学力向上になんて興味がないので、正しい表現なんて滅多に教えてくれません。

地域によってはちょっとできるだけでも褒めてくれるので、良い気分にはなれるかもしれませんが…。

筆者は日本にいる間にDELF B2に合格しました(IELTSだと6.5くらい)。

筆者としては、語学学校に通うよりも(学位取得のように)語学力向上とは別のところに目標がある方が語学力は向上すると思います。

例えば政治学の授業は厳しめのリーディングやディスカッションが課されるので、語学力は言い訳になりません。授業中に発言たり課題を提出しなければ良い成績が得ることはできず、成績不良だと最悪退学になるため英語が苦手でも皆必死に発言します。そのような環境では、基礎的な語学力が鍛えられるのはもちろん、学術的なボキャブラリーも同時に学ぶことになります。

語学学校は成績が低くても単位の心配をしなくて良いですし、その成績が後々キャリア選択に影響してくることもあまりありませんからね…

海外生活を経験できる

語学留学に行けば海外生活を経験できます。それは間違いありません。

語学留学で体験する「海外生活」としてよく挙げられるのは、以下のような事柄です。

  • スーパーマーケットで食材を買ってきて自炊する
  • 現地の公共交通機関を乗りこなす
  • 床屋に行って散髪する

…でもこれって長期の旅行でもできませんか?日本のパスポートを持っていれば長期旅行のハードルは非常に低いので、語学留学でなくてもそれなりの海外長期滞在は簡単に経験できますよね。

一般に海外に住むとなると、滞在許可の申請・更新、住居の契約、納税といった手続きを自力でこなすことになりますが、語学留学では税法上の居住国は日本のまま(=海外での納税は不要)だったり、滞在場所も学校が用意してくれたりと、海外で生活するうえで避けられない手続きは経験しないことがほとんど。

海外生活には、語学力、現地社会に対する理解力、(場合によっては)お金で解決できるだけの財力が不可欠。簡単ではありません。

つまり語学留学で経験できる「海外生活」は、結局のところ長期の旅行のそれとほとんど変わらないということになります。

外国人の友達ができる

これも留学の目的に挙げられることが多い項目。

確かに語学力が微妙でも友達を作ること自体は可能ですが…。

まず語学学校では現地人の友達を作るのが難しいということ。例えば英語圏の語学学校には英語ができる現地人がいないのは分かりやすいですよね(日本人が日本語学校に行かないのと同じ)。現地人と友達になるには現地社会に馴染む必要がありますが、中途半端な語学力ではちょっと難しそう。

そして語学学校で友達ができるかですが、それは人によると思います。

日本と海外では人間関係の感覚は違うものの、人間関係の構築方法はそこまで変わりません。外国に行ったからといって自分の性格や生活習慣が変わるわけではないため、基本はやっぱり日本と同じ。

日本で友達が少ない人が外国では友達に囲まれてワイワイできるかというと…

場所を変えても人間関係に関して奇跡が起こることは残念ながら(ほぼ)ありません。

言語の壁があるような状態でも、例えば日本好きな人と親しくなったり、クラブやパーティーの場でワイワイして(外国基準で言う意味での幅広い)友達を作ることはできると思いますが、その後にも続くような深い関係が築けるかと言うと…。

お互いに意思疎通ができない状態で人間関係を構築するのは至難の業。

異文化理解力が上がる

異文化理解力の向上も、語学留学のメリットとしてよく挙げられます。

確かに、異なる文化圏で暮らす中で、日常のちょっとした違いに気づく機会はたくさんあります。スーパーでの商品の並び方、公共交通機関の使われ方、公共マナーや人々の距離感…。こうした経験は、日本だけにいるとなかなか実感できないものです。

ただし異文化理解力を本当に深めるためには、「表面的な違いに気づく」だけでなく、その背景にある価値観や歴史、社会構造にまで踏み込む必要があります。

語学留学では、滞在期間や環境の関係でそこまで深く入り込むのはなかなか難しいと感じました。語学留学では、その国や社会の明るい部分だけしか見えず、生活の表層をなぞるだけになってしまうことが多いからです。

むしろ、現地の大学などで現地学生と一緒にディスカッションをしたり現地の行政や法律について学ぶ中でこそ、本当の意味での異文化理解力が育まれると感じます。そしてそのためには現地語が一定レベル操れないといけません。つまり語学留学が入口になっている時点でほぼ無理。

もちろん、短期であっても「異なる世界がある」という気づきを得ること自体は大きな収穫です。ただ「異文化理解=語学留学」という単純な図式には少し疑問を感じます。

海外で就労経験が積める

語学留学に付随して、現地でアルバイトやインターンシップを経験できるケースもあります。例えば、オーストラリアやカナダでは、語学学校に通いながら一定の就労が認められているため、留学中にカフェやレストランなどで働く人もいます。

日本と同じ業務内容であっても給料は日本よりも非常に高いため、出稼ぎ目的でワーホリに行く人々が多いことも話題になりました。

しかし、ここでも注意が必要。

  • 就労ビザではないため、できる仕事は限られる
  • 時給は最低賃金レベルがほとんど
  • 専門性を生かした仕事には就けない
  • キャリアアップには直結しづらい

こうした制約がある以上、「海外で働いた」という経験自体は貴重ですが、実質的にキャリア形成にプラスになるかというと、かなり限定的だと感じます。日本でもカフェやレストランでのアルバイト経験はキャリアとは言えないケースが多いですよね。

現地での就労経験をキャリアに生かしたいなら、やはり正規の学位を取得し、ポストスタディワークビザ(卒業後就労ビザ)などを活用して正式な就労を目指す方が現実的です。

語学留学で得られるのは、あくまで「異国で働くとはどういうことか」を体感する第一歩に過ぎません。

語学留学が正規留学と決定的に違う要素

語学面

語学留学では基本的に「語学力そのものの向上」が目的です。言語をゼロから学び直す、あるいはある程度の水準まで引き上げることが目標となります。

一方、正規留学では語学力はあくまで前提。英語で書かれた膨大な文献を読み、アカデミックな議論を展開し、一定水準のリサーチペーパーを書き上げることが必要なので、TOEFLやIELTSなどの求める水準があっても足切り条件程度の重要度しかありません。

つまり、正規留学では「語学ができるかどうか」ではなく、「語学をツールとして使いこなして、どれだけ深く思考・表現できるか」が問われるのです。

語学そのものを目的にするか、道具として使いこなすか。この点が両者の間にある決定的な違いです。

金銭面

語学留学は、学費こそ正規留学に比べれば安価なケースが多いものの、その「リターン」を考えるとコストパフォーマンスが良いとは必ずしも言えません。

学位が得られるわけでもなく、履歴書に大きく箔がつくわけでもない。単なる語学力アップに何百万円を費やすとなると、「それだけの投資に見合うのか?」という問いが生じます。

特に社会人がキャリアアップを目指している場合、語学力向上だけで勝負できる時代ではなくなっています。プラスαの専門性がなければ市場価値は上がりにくいのが現実です。

スキル・専門性

語学留学では、語学以外の専門性を深める機会がほぼありません。

一方、正規留学では、政治学・経済学・国際関係・ビジネス・エンジニアリングなど、専門分野に関する体系的な学びが提供されます。そして卒業時には、明確なスキル・知識・資格として「可視化」できる成果が得られます。

この違いは、留学後の進路に非常に大きな影響を与えます。単に英語ができるだけではなく、「何を英語で扱えるか」がキャリアでは問われるからです。

社会的評価

履歴書やLinkedInなどに「〇〇大学卒業」「修士号取得」と記載できる正規留学と、「〇〇語学学校に通学」としか書けない語学留学。社会的評価はどうしても大きな差がついてしまいます。

企業の人事担当者や国際機関の採用担当者は、「その人がどの環境で、どれだけ厳しい競争を乗り越えてきたか」を自然に見ています。そのなかで語学力は、即戦力を採用したい企業などでは(現地語や話者の少ない言語が必要な場合を除いて)あって当然、むしろないのはマイナス評価ということも割とよくあります。

学位の有無や学位取得に至る過程は、非常に分かりやすい評価基準なのです。

キャリア展望

語学留学後にすぐに現地で就職するのは現実的には非常に難しいです。なぜなら、ビザの壁、専門スキルの不足、ローカル人材との競争があるからです。よほどニーズの高い特殊なスキルを持っていない限り、現地語ができない外国人をわざわざ雇ってくれる人はあまりいません。

一方、正規留学後には、現地就職に向けた制度(卒業後ビザなど)を利用できる場合が多く、そもそも学位保持者としての市場価値が高いため、選択肢が広がります。

グローバルキャリアを本気で志向するなら、語学力に加えて何らかの専門分野の武器を持つ必要があります。

人脈づくり

語学学校では、基本的に語学を学びたい外国人同士のつながりがメインになります。交流自体は楽しいですが、将来のキャリアに直結するような人脈が作れる可能性はあまり高くありません。

一方、正規留学では、現地学生、留学生、教授陣とのネットワークを築くことができ、インターンシップや就職活動にもつながりやすい環境があります。

この人脈構築は目に見えない資産となり、卒業後もキャリアに大きな影響を与えることになります。

永住権などの居住資格

国や地域によっては、正規課程(大学・大学院)を修了した場合に、永住権申請や滞在資格取得の要件が緩和される制度が設けられています。

一方で、語学留学では、基本的に「一時的滞在者」の扱い。長期的な居住権や滞在資格の獲得にはほぼ結びつきません。

将来的に海外移住を目指している場合、語学留学単独では道が開けないことを、十分に理解しておく必要があります。

それでも語学留学にメリットがあるケース

ここまで、語学留学と正規留学の違いや、語学留学の限界について厳しめに述べてきました。しかし、それでも「語学留学が有意義になるケース」は確かに存在します。

どんな場合に語学留学が意味を持つのか、考えていきましょう。

語学留学後、確実に昇進や昇給が見込める場合

例えば、勤務先が
「語学力アップ=昇進・昇給条件」
「海外部門配属にあたり語学留学を必須化」
しているケース。

この場合、本人のキャリアパスが明確で、帰国後に待遇改善がほぼ確実に約束されています。つまり、費やす時間・コストに対して明確なリターンが見込めるわけです。

研修などの名目で行ける場合

企業・組織が費用を負担してくれる語学留学は、自己負担で留学する場合とは大きく意味が異なります。

✔️ お金の心配がいらない
✔️ キャリア上もプラス評価される
✔️ 社内外に向けて「留学経験」として説明しやすい

特に、駐在員候補や海外営業担当を育成するための語学研修派遣(短期〜中期)など、企業側が制度として支援している場合は、語学留学が非常に大きな意味を持ちます。

「学位取得がない」ことがデメリットになりにくく、むしろ経験自体が武器になります。

語学留学のコストパフォーマンス問題は、「自己負担」か「支援あり」かで180度変わると言えるでしょう。

特定の言語や地域に強烈な関心がある場合

  • アラビア語を通じて中東文化を深く理解したい!
  • 南米のスペイン語を通じて現地らしい体験がしたい!
  • フランス語を勉強してフランス料理業界で働きたい!

こうした「特定の言語・文化」に対する強烈な情熱がある場合、語学留学は非常に大きな意味を持ちます。なぜなら、言語とは単なる「単語と文法」ではなく、その土地の歴史・文化・社会を体験することで初めて深く身につくものだからです。

筆者自身もオマーンでアラビア語留学をしましたが、日本では到底味わえない雰囲気の中で「現地の文化」と「生きたアラビア語」を学べたことはかけがえのない経験でした。

そのときの体験記の記事はこちら!

▶【オマーンアラビア語短期留学】語学学校Noor Majan Institute体験記

料理体験やオアシスへの遠足もあって非常に充実していました!

目的が明確であれば、語学留学も十分に価値ある投資になりえます。

とにかく海外で素敵な思い出を作りたい場合

キャリアアップやスキル取得ではなく、

  • 「若いうちに海外生活を体験したい」
  • 「一生に一度の思い出を作りたい」

このような「人生経験」重視の目的であれば、語学留学は非常に素晴らしい選択肢になります。

キャリアや学歴に直結しなくても、異文化環境での挑戦、外国人との交流、非日常的な体験は、間違いなく人生を豊かにしてくれます。

もちろん、留学のために借金したり、無理にキャリア形成のためと位置づける必要はありません。

「自分の人生の財産を増やす」ための留学。これも立派な動機だと思います。

語学留学から正規留学にチャレンジしたくなった方は…

また語学留学をきっかけに、さらに専門性を高めたい、正規留学に挑戦したいと考える方もいるかもしれません。

そんな方には正規留学に必要な英語力(特にIELTS)を効率よく高める方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

▶【IELTSスコアアップ実体験】半年で6.5→7.5!使用教材&サービスまとめ

そもそも留学自体が無意味では?という議論

ここまで「語学留学は無駄か?」という視点で見てきましたが、もう一歩進めると、そもそも「留学自体、意味があるのか?」という根本的な議論にもぶつかります。

近年では、オンライン学習の普及や働き方の多様化により、「わざわざ海外に行く必要があるのか?」という疑問を抱く人も増えてきました。

この章では、留学そのものに対する意義を改めて考えます。

コスパが悪い?今の時代はオンラインで全てOK?

今や、英語や外国語を学ぶだけならオンライン教材も充実しています。世界中の大学講義が無料で聴講できるプラットフォームも存在します。

スキルアップを目的とするなら、国内でも十分に達成できる時代になっています。

しかも留学には

  • 高額な学費・生活費
  • ビザ取得の手続き
  • 文化・言語の壁
  • キャリアブランクリスク

など、コストやリスクが付きもの。

「効率」を最優先するなら、「留学より国内でスキルアップ」が合理的に思えるのも事実です。

留学で得られるものはやっぱり多い

それでも筆者が「留学は無意味ではない」と考える理由は、リアルな体験の価値にあります。

海外で生活する中でしか得られない、

  • 言葉が通じない中で生きる力
  • 異文化での摩擦・葛藤と向き合う経験
  • グローバルな問題意識や視野の拡大
  • 失敗から学び取る自立心と柔軟性

こうした力は、単なる「知識」ではなく「生きる力」として身に付きます。

特に社会に出てからは、資格やTOEICスコアよりも、「どれだけ困難な状況に耐えられるか」「異質な環境に適応できるか」が問われる場面が格段に増えます。

そのとき、もし留学が経歴としてアドバンテージにならなかったとしても、そこで培った力は大きな支えになります。

地の利を活かしたプログラムならアリかも

また、「留学先の地の利を活かした学び方」をすれば、留学の価値はさらに高まります。

例えば、

  • シンガポールや香港で金融やIT関連の人脈を築く
  • 中東の大学でイスラム教の教義や文化に触れる
  • アジア新興国で社会起業プロジェクトに参加してみる

こうした「その土地ならでは」のチャンスを掴めれば、留学が単なる語学練習に終わることはありません。

地理的・文化的特性を活かしたプログラム選びが重要です。

語学留学と交換留学の比較は不毛

なお、よく
「語学留学より交換留学の方が上」
「いや交換留学なんて遊びだ」
みたいな議論がSNSなどで起きますが…。

正直、本人の目標と行動次第としか言いようがありません。

正規留学や交換留学だって、真面目に勉強しなければ何も身につかない。
語学留学だって、現地で死ぬほど努力すれば得るものは大きい。

肩書きや形式だけを比較しても意味はありません。

自分が何をしたいのか。何を得たいのか。

それを明確にしておくことの方が、何倍も大切だと思います。

まとめ:語学留学は「目的」と「覚悟」で価値が決まる

ここまで、語学留学について筆者の考えを率直に述べてきました。

筆者自身は、「基本的に語学留学はコスパが悪い」と感じています。

しかし同時に、「目的次第では語学留学にも大きな価値が生まれる」とも思っています。

語学留学をおすすめできる人

  • 帰国後、昇進や昇給につながることが確定している
  • 語学以外の明確な目標(例:特定国地域に特化した仕事)がある
  • 企業派遣など自己負担なしで行ける
  • 単純に海外で思い出を作りたい(かつ費用対効果を納得している)

こういったケースなら、十分に挑戦する価値があると思います。

語学留学で後悔しやすいパターン

  • 「行けば何とかなる」と考えている
  • 明確な目的意識がない
  • 経済的に無理をして渡航する
  • 帰国後のキャリアプランが白紙

こうした状態で留学してしまうと、「結局何も得られなかった」「無駄だった」と感じる可能性が高いでしょう。

年齢を経てから留学するときのマインドセット

また、留学を決意するにあたって年齢やキャリアの不安を抱える方も多いはずです。筆者自身の悩みや葛藤を率直に綴った記事もありますので、内容は正規留学寄りにはなりますが、ぜひこちらも読んでみてください。

▶︎ 35歳から留学を決意した理由について、今改めて振り返る。たくさん悩み、踏み出すまでに考えたこと

最後に:留学は人生の一部にすぎない

筆者が正規留学・交換留学・語学留学すべてを経験して思うのは、留学は人生のゴールではないということです。

たとえどんな留学であれ、その後の人生でどう生かすかが一番大切。

  • 留学で得た経験をどう自己成長につなげるか
  • どんな社会貢献やキャリアに変換していくか

これを考え続ける限り、どんな留学にも意味はあります。そして留学しなかったとしても、努力を重ねていれば人生はちゃんと拓けます。

留学は「人生の全て」ではなく、「人生を豊かにするかもしれない一つの選択肢」に過ぎません。

この記事が、語学留学を迷っている方、あるいは「留学って本当に意味あるのかな?」と悩んでいる方の小さなヒントになれば幸いです。

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