IELTSアカデミックライティングスキルを鍛えるための参考書&添削サービス

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IELTSアカデミックライティングについて、これまで概要やテクニックについてご紹介してきました。この記事では、具体的なトレーニング方法2ステップと、筆者が7.0を取得した際に利用していた参考書&サービスをご紹介します。

また本番で使えるちょっとしたテクニックにも言及します。

目次

トレーニング①サンプルを分析する

サンプルのライティングを分析すると、具体的にどのようなエッセイがどの程度の評価を受けるのかが分かります。

また効果的な接続詞の使い方や言い換えのバリエーションを増やすのにも大変役立ちます。

参考図書(IELTS全般)

IELTS 16 Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank

IELTS公式問題集にはライティングセクションを含む過去問が3回分ほど収録されています。ライティングについてはそれぞれ模範解答とスコアが掲載されているため、評価基準と照らせば良い教材になると思います。

Mindset for IELTS Level 3 Student’s Book with Testbank and Online Modules

ブリティッシュカウンシルのIELTS対策コースで利用されるテキスト。ライティング試験に関するセクションでは、悪い例も含め良質なサンプルに触れることが出来ます。Introduction、Body、Conclusionはそれぞれ別単元となっており、良い例を拾っていくとかなりの情報量になります。

Target Band 7: IELTS Academic Module – How to Maximize Your Score

IELTSアカデミック・モジュールにおいてバンドスコア7.0を最速で目指すための参考書。各セクションのTipsが豊富に書いてあり、ライティングセクションに関するページでは、問題の型とロジックの組み立て方が分かりやすく解説されています。

参考図書(ライティング専門特化)

IELTS Academic Writing 8+

タスク1とタスク2のハイレベルなサンプルが揃っています。設問が本番の内容よりも難しい印象でしたが、その分複雑な図表の読み取り方や抽象的な問いへの対応法、要素が多い場合の言い換え等が参考になりました。

トレーニング②添削を受ける

サンプルの分析も必要ですが、やはり対策として一番効果的なのは自分で書いてみることです。適切な添削を受けることで、自分の文章のクセやつまづきやすい点を知り、改善に役立てることが出来ます。

IELTSは全世界に受験者がいるため、IELTSライティングに特化したサービスや添削サービスは国内外で広く提供されています。本記事では筆者が個人的に利用したり直接見聞きしたサービスをご紹介します。

語学学校(オフライン・オンライン)

ブリティッシュカウンシルIELTS対策コース(オフライン)

IELTS対策コースを受講する、個人レッスンを受講するといった方法で添削を受けることが出来ます。

British Council IELTS Coach(オンライン)

コース時間中に講師が受講生の取り組んだライティング課題を読み、その場で添削を受けられるコースがあります。

留学エージェント

BEO

留学エージェントのBEOでも、留学サポートとは別にIELTSライティング添削に特化した通信講座を開講しています。利用体験談はコチラ。

ちょっと脇道:本番の効率的な訂正方法

最後はちょっとした小技です。

ペーパー方式のライティングテストでは、削除したい箇所は取り消し線を引けば削除したことになります。また挿入が必要であればカッコ等を用いて挿入内容と挿入箇所を示せば大丈夫です。

消しゴムを使うと回答用紙が汚くなったり時間をロスすることにもつながる場合がありますので、手っ取り早く自分の原稿を変更したいときは有用です。

もし採点に納得できなかったら…

再採点を申請する

テスト結果に納得できない場合は、受検したテストセンターに再採点(Enquiry on Results)を依頼することができます。

申請期限成績に記載の受検日から6週間以内
手数料15,000円(税込)※成績に変更が生じる場合は返金
申請方法オンライン申請フォーム
所要時間2~4週間
出典:再採点|英語検定・試験のIELTS公式サイト (ieltsjp.com)

なお再採点期間中は再採点前のスコアは一旦無効となり、大学等への申請には利用できません。

再採点で点数は上がる?:上がることもあります

再採点で点数が上がることは、筆者の経験上ありました。具体的には、6回程度再採点を依頼して2回程それぞれライティング、スピーキングが0.5上がりました。

一般的な傾向として、客観試験(明確な正答がある)であるリーディングやリスニングよりも、試験官の主観の入るライティングやスピーキングのほうが上がる可能性が高いようです。

再採点には安くない手数料が掛かりますので、筆者としては以下の場合に限り再採点を依頼すべきと考えます。

  • ライティングテストかスピーキングテストのいずれか(もしくは両方)で自分の手ごたえとスコアに明らかな乖離がある
  • ライティングテストかスピーキングテストのいずれかのスコアが目標から0.5足りないが、再受検する時間的な猶予がない

おわりに

この記事ではおすすめの教材やサービスをご紹介しました。

IELTSアカデミックライティングのスコアを上げるためには、ツボを押さえたうえで練習をすることが必要不可欠です。ご自身に合う教材を見つけてやりこんでみてください!

参考記事はこちらです。

この内容が役に立ちますと幸いです。

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