海外生活に欠かせないのが、家賃や学費といった大口の支払い。
日本の銀行口座から直接支払先の口座に海外送金するのが一番簡単ではありますが、手数料や送金に掛かる期間などの面でより利便性の高い手段を模索した結果、WISE(ワイズ)の利用に落ち着きました。
シンガポール駐在を機に利用を始めたので、かれこれ3年以上お世話になっています。
筆者が継続してWISEを利用するに至っているポイントは以下のとおりです。
- 手数料が圧倒的に安い
- 取り扱い通貨が豊富
- レートが良い
- 送金する金額が分かりやすい
- 全てオンラインで完結
- 着金までが早い
この記事では、WISEの使い勝手の良い点や具体的な使い方などについてご紹介します。海外送金の手段の検討材料にしていただけると嬉しいです。
またデビットカードもご紹介しているので、こちらも合わせて参考にしていただけると幸いです。
WISEのメリット
手数料が圧倒的に安い
WISEの特筆すべき点は、何と言っても手数料の安さです。
例えば日本円10,000円をスイスフラン(CHF)にして送金する場合の「受取人の受取額」「送金手数料」「為替レート」の一覧は、WISEの公式ウェブサイトの手数料比較によるとこんな感じになります。
送金方法 | 受取人の受取額 | 送金手数料 | 為替レート(1CHFあたり日本円) |
---|---|---|---|
WISE | 57.97CHF | 155円 | 169.835 |
PayPal | 53.57CHF | 499円 | 177.372 |
楽天銀行 | 48.31CHF | 1,750円 | 170.781 |
MUFG | 23.43CHF | 6,000円 | 170.736 |
「受取人の受取額」の高さと「送金手数料」の安さでは、WISEが頭一つ以上抜けている結果に。
日本の銀行を経由すると10CHF以上も違いが出ます。これは物価の高いスイスでも1食分に匹敵する金額…!
WISEの手数料がなぜここまで安いかと言うと、送金の仕組みに秘密があります。
例えば日本からスイスに送金する場合のお金の流れについて、通常の銀行を利用した海外送金とWISEによる海外送金に分けて図式化すると、以下のとおりになります。
左側の通常の銀行を介した海外送金では、仕組み上海外送金手数料や中継銀行手数料といった費用が差し引かれることになります。国によってはさらに多くの中継銀行を経由する場合もあり、これらの手数料(WISE曰く「隠れコスト」)は積み重なってかなりの額になります。
銀行の海外送金サービスで発生する様々な手数料を利用者側でコントロールするのはほぼ不可能なので、黙って支払う以外にありません。
一方右側のWISEを利用した海外送金は、結果的には海外送金になるものの実態は国内送金をお互いの国内で行うというもの。日本国内では送金者が日本の銀行を通じて日本国内にあるWISE口座に振り込み、スイス国内ではWISEが受取人の口座に振込を行います。
海外送金が発生しないので銀行が独自に定めるレートは適用されませんし、銀行の海外送金手数料や中継銀行手数料も生じないということになり、結果として費用が安く抑えられます。
適用されるレートも利用者にとってお得
様々な手数料が上乗せされないのと同時にメリットが大きいのが、WISEでは両替時の為替レートとしてミッドマーケットレートが適用される点。
いわゆる「仲値」のことで、銀行が外貨取引の際の「TTSレート(銀行が個人に外貨を売る際のレート。為替手数料が乗っている)」と「TTBレート(銀行が個人から外貨を買うレート。為替手数料が引かれている)」の中間に位置するレートを指します。
「TTSレート」は日本円から外貨に換えるとき(銀行が外貨を売る)に、「TTBレート」は外貨から日本円に変えるとき(銀行が外貨を買う)にそれぞれ適用され、銀行は仲値との差額を利用して利益を出します。
ミッドマーケットレートを適用すると銀行の定める費用の上乗せを避けられるため、利用者にとってTTSレートやTTBレートが適用される取引よりも費用を抑えることが可能です。
先方の受け取り額を確実に指定できる
WISEでは先方の受け取り額を確実に指定できる点も大きなメリット。
国内振込の感覚だと先方の受け取り額が指定できるのは当たり前のように感じますが、海外送金の場合は話が別。外貨の送金金額が指定できる場合であっても、銀行の海外送金を利用すると中継銀行で送金金額から手数料を引かれてしまい、結果指定した額が先方に届かないことがあり、その場合は追加の送金が必要になることも…。
以前家賃の支払いのために日本の銀行から海外送金をしたところ、着金額が家賃総額から10数フラン足りなかったため、結局不足分を別途送金するハメになったことがあります。
余裕を持って海外送金手続きを取ったはずが結局支払期限ぎりぎりになってしまい、かなり焦りました。
なお途中で引かれる手数料の額は把握が困難なので、手数料を上乗せした額を送金するという方法もとれません。
指定された額をキッチリ支払う必要のある家賃や学費の支払いで先方の受け取り額が確実に指定できないのは問題なので、筆者は以後このような支払いには必ずWISEを使うようにしています。
事前の送金先登録が不要
日本の銀行を利用して海外送金する場合、あらかじめ送金先の登録が求められることがあります。この送金先の登録は非常に時間がかかり、大体1週間程度はみておく必要があります。
そのため、登録していない口座への送金は非常に煩雑。急いでいるときには向きません。
その点WISEはそのような手続きが一切不要!すぐに送金手続を取ることができます。
着金が早い
送金手続きをしてからどのくらいで相手方に着金するかも非常に重要なポイント。
着金予定の日付は公式ウェブサイトで確認できますが、筆者がこれまでに行った送金(日本・スイス間)では、土日を挟まない限り日本国内のWISE口座に振込を行った翌日には着金しているパターンが多かったです。
銀行の海外送金が1週間程度かかることを考えると、このスピードは驚異的!
取り扱い通貨の種類が豊富
WISEのサービスを利用して送金可能な送金先は73カ国にのぼります。公式ウェブサイトに列挙されている対応通貨は以下のとおり。
主要な通貨はほぼ網羅していると言っても過言ではないレベルのカバー率ではないでしょうか。
- アラブ首長国連邦ディルハム
- オーストラリア・ドル
- バングラデシュ・タカ
- ブルガリア・レフ
- ブラジル ・ レアル
- ボツワナ・プラ
- カナダ・ドル
- スイス・フラン
- チリ・ペソ
- 中国・人民元
- コスタリカ・コロン
- チェコ・コルナ
- デンマーク・クローネ
- エジプト・ポンド
- ユーロ
- 英ポンド
- ジョージア・ラリ
- ガーナ・セディ
- 香港・ドル
- ハンガリー・フォリント
- インドネシア・ルピア
- イスラエル・シェケル
- インド・ルピー
- 日本円
- ケニア・シリング
- 韓国・ウォン
- スリランカ ・ルピー
- モロッコ・ディルハム
- メキシコ・ペソ
- マレーシア・リンギット
- ノルウェー・クローネ
- ナイジェリア・ナイラ
- ネパール・ルピー
- ニュージーランド ・ ドル
- フィリピン ・ ペソ
- パキスタン・ルピー
- ポーランド・ズウォティ
- ルーマニア・レイ
- スウェーデン・クローナ
- シンガポール ・ ドル
- タイ ・ バーツ
- トルコ・リラ
- タンザニア・シリング
- ウクライナ・グリブナ
- ウガンダ・シリング
- ウルグアイ・ペソ
- 米ドル
- ベトナム・ドン
- 西アフリカ・CFAフラン
- 南アフリカ ・ ランド
- ザンビア・クワチャ
取り扱い通貨の種類が非常に多い点は心強いですが、サウジアラビアやオマーンといったUAE以外の中東エリアについては対応していない国・通貨が多いので注意。
またWISEに登録すると、複数種類の通貨による決済が可能なマルチカレンシー口座が使えるようになります。
詳しくは後ほどご紹介しますが、現地の銀行口座のように外貨の受け取りができたり、様々な外貨を保有するのに使えたりする優れものです。
以下のリンクから登録が可能です!
WISEの利用に必要な本人確認書類
WISEを利用して海外送金を行うには本人確認が必要になります(初回のみ)。本人確認書類を手元に用意しておけば手続きがスムーズに進みます。
日本居住者の場合
日本に居住している方の場合は、日本の顔写真付き身分証明書とマイナンバーが確認できる書類が必要です。
マイナンバーカードがあれば両方の点をクリアできますが、その他の書類の場合はそれぞれの点を満たす書類を別々に用意する必要があります。
これ1点あれば本人確認OK!
- マイナンバーカード
もしくは、AとBからそれぞれ1点ずつを用意。
(A)日本の顔写真付き身分証明書
- 日本の運転免許証
- 2020年2月以前に発行された日本国パスポート
- 在留カード
(B)マイナンバーが確認できる書類
- マイナンバー通知カード
- 6ヵ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票の写し
非居住者(海外在住者)の場合
日本に居住していない場合、パスポートなどの身分証明書と現在の海外住所が確認できる書類で本人確認が可能。マイナンバーは不要です。
「現在の海外住所が確認できる書類」として使える書類は以下のとおりです。
現在の海外住所が確認できる書類
- 公共料金の請求書:電気、ガス、電話(携帯電話の請求書は不可)
- 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
- 税金の通知書
- 運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
- 他金融機関や政府機関発行の書類
- 車両検査証
WISEの口座開設(会員登録)方法
WISEの口座開設は非常に簡単。必要な情報さえ手元に揃っていれば数分で完結します。
続いて開設する口座の種類について、個人アカウントと法人アカウントから選びます。
WISEを個人的な送金に利用する場合は個人アカウントを選択します。
ご自身が居住している国を選択します。
日本の所得税法における「居住者」は、国内に「住所」を有し、または、現在まで引き続き1年以上「居所」を有する個人を指します。
続いてSMS認証に使用する携帯電話番号を登録します。認証コードが登録した電話番号にSMSで届くので、記載されたコードを指定の欄に入力して認証します。
WISEのサービスにログインする際に使用するパスワードを設定します。
パスワードは文字及び数字を含む9文字以上で設定する必要があります。
これで口座開設ができました。
WISEを使った海外送金の方法(初回)
口座が開設できたら海外送金に進みます。初めてWISEを使用して海外送金を行う場合、本人確認書類のチェックが入るため海外送金が完了するまで数営業日(3営業日ほど)かかります。
まず利用したいサービスを海外送金・カードの注文・口座の管理から選択する画面が表示されるので、海外送金を選択します。
送金額と通貨を選択します。
送金額は「ちょうどの送金額」(両替前通貨を基準に送金者が送金したい金額)か「受取人様の受取額」(両替後通貨を基準に受取人に着金させたい金額)のいずれかを指定することができます。
金額の決まっている家賃や学費の支払いの場合は「受取人様の受取額」欄に必要な金額を入力します。すると送金するべき金額(両替前)が自動で計算されて「ちょうどの送金額」欄に表示されます。
「個人」・「法人」・「代理」の選択肢の中から今回の海外送金に一番ふさわしいものを選びます。
本人のために個人として送金する場合は、個人を選択します。
送金者の個人情報を入力します。英語で住所を記載する際は日本語とは順序が逆になる点に注意。
「自分」・「自分以外」・「法人・慈善事業団体」の選択肢の中から今回の海外送金の受取人に一番ふさわしいものを選びます。
学校指定の口座に学費を振り込む場合、多くのケースで「法人・慈善事業団体」を選択することになると思います。
受取人のメールアドレスや口座情報を入力します。
以下の情報は全ての口座で必須。
- 口座名義
- 口座番号
- SWIFTコード
以下の情報は送金先の国によってそれぞれ必須です。
- ソートコード(イギリス)
- ABAルーティングナンバー(アメリカ)
- IBAN(イギリス・アメリカ以外)
アカウントの利用目的、送付予定額(年間)、収入源、収入額といった質問に回答します。
マネーロンダリング対策や各種規制のため、送金者が送金するお金の出所などの情報と当局が把握しておくことが定められています。
送金目的の例は以下のとおり。
- 生活費(Living expenses):家族への仕送り
- 学費・授業料(School expenses/tuition fee):学費・授業料の支払い
- 旅費(Travel expenses):渡航費&現地滞在にかかる費用
- 銀行口座への預入(Deposit to bank accounts):自分名義の海外口座への送金
先述の本人確認書類を用いて本人確認を行います。
日本居住者と海外在住者で本人確認書類が異なるので、指示に従って本人確認書類を提出します。
受取人の居住国を選択します。
プルダウンの選択肢から今回の送金の目的(送金額の使途)を選択します。
送金目的の例は以下のとおり。
- 生活費(Living expenses):家族への仕送り
- 学費・授業料(School expenses/tuition fee):学費・授業料の支払い
- 旅費(Travel expenses):渡航費&現地滞在にかかる費用
- 銀行口座への預入(Deposit to bank accounts):自分名義の海外口座への送金
送金の詳細を確認したら、日本国内のWISE口座への入金方法を選択します。
銀行振込かデビットカードが選べます。クレジットカードによる入金はできません。
特段こだわりがない場合は、手数料が安い方の手段を取るのがおすすめです。
デビットカードを選択した場合はそのまま振り込みます。
銀行振込にした場合は日本のWISE口座に所定の金額を振り込みます。
これで海外送金に必要な作業が完了しました。あとは先方に着金するのを待つだけ!振込完了後は以下のタイミングでWISEからメールが届きます。
- 日本のWISE口座への入金が確認できたタイミング
- 着金予定日が分かったタイミング
WISEを使った海外送金の方法(2回目以降)
2回目以降の送金は本人確認プロセスがないのでよりスピーディーに送金できます。
新しい送金先への送金
WISEにログインし、トップページの「送金する」をクリックします。
送金額と通貨を選択します。
送金額は「ちょうどの送金額」(両替前通貨を基準に送金者が送金したい金額)か「受取人様の受取額」(両替後通貨を基準に受取人に着金させたい金額)のいずれかを指定することができます。
新しい送金先なので「受取人を追加する」を選択し、受取人の情報を入力します。
本人確認以外のステップは初回の送金と同じです。送金者の情報・受取人の情報を入力し、日本のWISE口座に所定の金額を振り込みます。
以前送金したことのある受取人への送金
以前送金したことのある受取人への送金は、送金履歴を利用すれば非常に簡単にできます!
最近送金した受取人であれば、WISEログイン後に「取引」や「最近の取引先」から該当の受取人を選択すればOK。
またトップページの「送金する」を選択した場合でも、送金額と通貨を入力した後に最近の取引一覧が表示されるので、そちらから該当の受取人の選択が可能です。
海外送金以外のWISE口座の活用法
海外送金以外にもWISEを活用できる方法が色々とあります。
マルチカレンシー口座でマイナー通貨の両替&保有ができる
WISEのマルチカレンシー口座では50種類以上の通貨を保有できるほか、アカウント内での両替もできます。
保有できるだけなら正直そこまでのメリットは感じませんが、後述のWISEのデビットカードと組み合わせることで効果を発揮します!
WISEのデビットカードは保有している通貨による直接決済が可能なので、海外渡航の際にあらかじめマルチカレンシー口座の日本円や外貨を渡航先の通貨に両替して保有しておけば、現地ですぐに買い物ができます(※対応通貨がない場合も他の通貨から両替して決済が可能ですが、手数料がかかります)。
またもし現金が必要になっても、対応する通貨がマルチカレンシー口座にあれば現地ATMから手数料無料で現金を引き出すこともできます。
この機能は特にあまり行く頻度が多くない国に渡航する際に非常に便利!
土地勘のない場所や国を跨いだ際にいちいち両替場所やATMを探さなくてもいいのは大きい!また色々な国の通貨が大量に手元に残ってしまう…という事態が防げるのもありがたい点。
通貨によっては現地の銀行口座と同じように利用できる
WISEのマルチカレンシー口座には、現地で口座を開設したときと同じように口座番号やSWIFTコードなどが取得できる機能があり、その国に口座を保有している感覚で資金の受け取りもできます。
現在対応している通貨は以下のとおり(2024年3月現在)。
- 英ポンド
- ユーロ
- 米ドル
- オーストラリアドル
- ニュージーランドドル
- シンガポールドル
- ルーマニアレイ
- カナダドル
- ハンガリーフォリント
- トルコリラ
WISEデビットカードがあれば更に便利
WISEが発行しているデビットカードを使えば、マルチカレンシー口座のメリットを最大限に享受できます。
マルチカレンシー口座を利用した決済手段として使える
WISEデビットカードはマルチカレンシー口座と紐づいているので、決済時に該当の通貨が口座にあれば手数料を掛けずに支払いが可能です。
日本の銀行が発行するデビットカードでも同じことができますが、WISEのマルチカレンシー口座のように50種類以上の通貨に対応しているデビットカードは少ないのではないでしょうか。
また該当の通貨を保有していない場合でも、保有している別の通貨から自動で両替して決済が可能です。
所定のレートでの両替となり手数料もかかりますが、それでもクレジットカードのキャッシングや日本の銀行発行のデビットカードによる自動両替機能を利用した場合の手数料や両替レートと比べて非常に良心的です。
現金の引き出しもできる
WISEデビットカードを利用すれば、マルチカレンシー口座を利用してATMから現金の引き出しも可能。日本で発行したカードの場合、毎月2回(月3万円未満)まで手数料がかかりません。
デビットカードの注意点
まずカードの初回発行手数料として1,200円がかかります(更新手数料はなし)。そして月3回以上・3万円以上の引き出しには手数料がかかります。
また利用限度額や出金限度額も設定されており、日本発行のカードの場合、1ヵ月あたりの利用限度額は400万円、1ヵ月あたりのATM出金限度額は53万円です。
1回の取引あたり100万円を超える決済はできません。
発行はこちらからできます。
WISEのデメリット
WISEは非常に有用ですが万能ではありません。ここでは注意すべき点をいくつかご紹介します。
送金額に上限がある
送金額の上限(日本円)は一回あたり100万円まで。送金回数の上限はないので繰り返し送金手続きを行えば理論上上限なしで送金可能ですが、大口の送金には注意が必要。
マルチカレンシー口座に保有できる金額に制限がある
日本在住者の場合、合計残高が100万円を超える金額を保有することができません。日本円以外の外貨は日本円に両替して計算されます。
もし保有金額が100万円を超えてしまった場合は猶予期間(30日間)中に剰余金用の口座を設定する必要があり、もし口座の設定ができなければWISEの利用に制限がかかります。
以上の点からWISEは銀行の外貨預金の代替にはならないので、もし上限額以上の外貨を保有したいのであれば銀行の外貨預金の利用をおすすめします。
中東&中央アジア方面はカバー率が下がる
WISEの送金先通貨やマルチカレンシー口座で保有できる通貨はアメリカ、ヨーロッパ、東アジアなど様々なエリアをカバーしていますが、取り扱い通貨の種類の部分でもお伝えしたとおり中東・中央アジア方面が弱いです。
中東(UAE以外)や中央アジア方面の国に送金する必要がある場合、WISEは不向きと言えるかもしれません。
まとめ
この記事ではWISEを使った海外送金の方法やデビットカードの利用方法などをご紹介しました。多少のデメリットもお伝えしましたが、個人的にはメリットの方が非常に多いと考えてサービスを利用しています。
最後にこちらのリンクから登録いただけると最大75,000円までの送金手数料(日本円から米ドルで600円弱)が無料になる特典が入手可能です。この機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか?
本記事が参考になりましたら幸いです。
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