語学学習において「どうやって実践の場をつくるか」は、初心者から中級者にとって共通の悩みではないでしょうか。教科書や動画学習で文法や単語を覚えることはできても、それを実際に使ってみる場面はなかなかありません。「いきなり会話はハードルが高い」「独学で合っているか不安」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
以前の記事でも少し触れた言語交換アプリ『HelloTalk』。今回は、実際に使ってみた体験をもとに、その魅力や注意点、効果的な使い方まで詳しく紹介していきます。SNSのように気軽に投稿できる特徴を持ち、ネイティブからのフィードバックを受けながら学べる点で、他のアプリとはひと味違います。
「ネイティブと無料で会話できるって本当?」「どんな人に向いているの?」「使ってみて何がわかった?」そんな疑問を持つ方に向けて、リアルな使用感を交えてわかりやすくお伝えします。
HelloTalkとは?どんなアプリ?
学習者同士をつなぐ言語交換型SNS
HelloTalk(ハロートーク)は、語学学習者同士がつながり、お互いの言語を教え合うことを目的としたSNS型のアプリです。語学レッスンというよりも、カジュアルな日常会話を通して生きた表現を学べることに重点が置かれており、「学ぶ」と「つながる」を自然に融合させたユニークなサービスとして支持を集めています。
特徴は、いわゆる「先生と生徒」のような一方向の関係ではなく、あくまで対等な立場でお互いの学びを支え合う「言語パートナー」を見つけられるという点です。たとえば、英語を学びたい日本人と、日本語を学びたい英語話者がマッチングして、お互いの言語を交互に使いながら会話を進めるといった形式が一般的です。
このように、HelloTalkは実際のコミュニケーションを通じて語学力を育てる、実践型の学習スタイルを提供しています。

世界中に広がる利用者ネットワーク
2012年に中国・深圳で開発され、現在は香港に本社を構え、200以上の国・地域から利用者が集まるグローバルなアプリへと成長しました。
2020年代後半には日本語学習者・日本人ユーザーも急増し、アジア圏だけでなく欧米圏の学習者ともつながりやすくなっています。
対応言語は150以上にのぼり、アプリ内では「学びたい言語」と「母語」を設定することで、自分に合ったパートナーと出会うことができます。利用者の年齢層も幅広く、学生から社会人、リタイア後に新たな言語を学ぶ方まで、さまざまな背景を持つ人たちが活用しています。
HelloTalkの基本機能と無料で使える範囲
HelloTalkには以下のような機能があり、無料プランでも多くの機能を利用できます。
これらの機能は語学学習を日常的に、かつ自然な形で取り入れやすくするために設計されており、学習者同士のコミュニケーションを通じて、実践的なスキルの習得を促します。
機能項目 | 説明 |
---|---|
テキストチャット | ユーザー同士でリアルタイムにメッセージのやり取りが可能です。文章の送信前後に翻訳を加えることもでき、初心者でも安心して使えます。過去のやり取りも保存できるので、復習にも便利です。 |
音声メッセージ | 録音機能を使って発音やイントネーションを簡単に練習できます。相手の音声を何度も聞き直せるため、リスニング力も同時に鍛えられます。 |
音声通話・ビデオ通話 | 条件を満たすとアプリ内で音声・ビデオ通話が可能になり、実際の会話に近いテンポで練習できます。発音や聞き取りだけでなく、会話のリズムも掴めます。 |
タイムライン投稿(Moments) | 日記感覚で投稿することで、自分の学びをアウトプットできます。他のユーザーから添削やリアクションがもらえるため、モチベーションの維持にもつながります。 |
翻訳・発音・文法修正機能 | チャット中にワンタップで翻訳、読み上げ、文法チェックが可能。ネイティブユーザーから自然な表現への添削を受けられることもあり、実践的な学びが得られます。 |
フォロー&フォロワー機能 | SNSと同じように興味のあるユーザーをフォローでき、学習仲間としてのつながりを継続的に築くことができます。自分のタイムラインも充実させやすくなります。 |
これらの機能は、語学学習をより自然に、日常の中に取り入れるための工夫が詰まっています。
有料プラン(VIP)でさらに広がる学習体験
HelloTalkには無料プランに加え、有料のVIPプランも用意されています(※2025年5月現在、1ヶ月プラン:約1,000円、12ヶ月プラン:約6,000円)。以下のような機能の違いがあります。
機能項目 | 無料プラン | 有料プラン(VIP) |
---|---|---|
学習可能言語数 | 1言語のみ | 複数言語を同時に学習可能 |
ユーザー検索フィルター | 基本的な条件(地域・言語など) | 年齢・性別・学習目的など詳細条件での絞り込みが可能 |
翻訳・文法修正機能の利用制限 | 1日あたりの使用回数に制限あり | 回数制限なしで自由に使用可能 |
広告表示 | あり | 完全非表示 |
タイムライン投稿の表示順位 | 通常表示 | 優先的に表示され、より多くの反応が得られやすくなる |
プロフィールの信頼性 | 通常 | VIPバッジが付与され、相手からの信頼感が向上 |
これらの有料機能は、「利便性の向上」だけでなく、「継続しやすく、より深い学習環境づくり」に直結する内容となっており、毎日の学習をしっかり習慣化させたい方には特におすすめです。
HelloTalkを実際に使ってみた感想
私がHelloTalkを使って交流したのは、フランス語・中国語・アラビア語を話す日本語学習者の方々でした。プロフィール検索を使って相手を探したり、偶然Momentsで見つけた投稿にコメントしたことをきっかけに会話が始まったこともあります。主にテキストチャットとタイムライン(Moments)を活用していましたが、特に印象的だったのは、Momentsに文章を投稿するとすぐに反応が返ってくること。コメントだけでなく、親切な添削や共感のリアクションが得られるのは、他のアプリにはない魅力です。
ただし、語学力の差によってうまく会話が成立しないケースもありました。特にアラビア語では、私が超初心者だったため、英語で会話が続いてしまったり、逆に日本語を教えてほしいと頼まれたものの、カタカナやひらがなから一つひとつ教えることになり、想像以上に大変でした。相手の理解度や学習スタイルもまちまちで、やり取りに工夫が必要だと痛感しました。
また、中国語の学習においては、台湾人と話したいと思っていても、アクティブな台湾ユーザーが少なく、実際には中国大陸の普通話話者とのやり取りが中心になりました。国籍や地域分布に偏りがあるのも、実際に使ってみて気づく点です。
チャットは「手を振る」からスタートできますが、相手から返事がこないこともあれば、こちらも気乗りせず返せないこともあります。出会い目的のユーザーも一定数存在しており、明らかに不自然なメッセージが届くこともありました。そのため、プロフィールや初回メッセージの内容から相手の目的を見極める必要があります。
「近くのユーザーを探す」機能は位置情報をベースにしているようですが、学習言語や目的が合わない場合も多く、正直なところあまり実用的とは感じませんでした。場所よりも「学びたい意欲」や「言語レベル」の近さの方が、継続的なやり取りには重要だと感じます。
なお、HelloTalkで出会った言語パートナーと旅行先で実際に会うことができたこともありました。現地を案内してもらったり、リアルな言語交流ができたことは非常に良い思い出です。ただし、実際に会うまでにはかなり多くの人と会話を交わす必要があり、そこに至ったのはほんの一握りだったというのが現実です。
それでも、HelloTalkは言語を使う“場”としてハードルが低く、しかも実践的なアウトプットができる貴重な環境です。誰かに話しかけるのは勇気がいりますが、それを後押ししてくれる仕組みが整っていると感じました。
使いこなすためのコツ
HelloTalkは、ただダウンロードして使い始めるだけではその魅力を十分に引き出すことができません。SNS的な側面が強いこのアプリでは、言語学習に役立つ「機能」をどう活用するか、そして「相手との関わり方」をどう工夫するかが大きなカギになります。
この章では、私自身の体験をもとにHelloTalkをより実践的にかつストレスなく活用するための具体的なコツを紹介していきます。
タイムライン(Moments)を活用しよう
HelloTalkの中でも特におすすめしたいのが「Moments」の機能です。SNSのような感覚で日記や学習の記録、疑問点を投稿でき、他のユーザーからコメントや「いいね」、さらには文法や表現の添削も受けられます。
たとえば、「今日は“~してみる”という日本語表現を学んだ」と投稿すれば、「この文脈では“~してみました”の方が自然だよ」といったリアルなアドバイスが届くこともあります。

以前パリでレミゼラブルのミュージカルを観た際にその感想をMomentsに書いたところ、フランス語でミュージカルは「la musicale」ではなく「la comédie musicale」と呼ぶと教えてもらえました。
日記や学習メモを書いている人は、それをそのまま投稿するだけで、実践の場とフィードバックの両方が得られるのが魅力です。
チャットは「聞き役」から始めるのがコツ
「手を振る」だけで始まるチャットですが、最初の一言に悩む方も多いでしょう。そんなときは、相手のプロフィールやMoments投稿に触れるのが効果的です。



相手は単なる語学学習の練習台ではありません。人間同士のコミュニケーションであることを忘れずに!
「日本のアニメが好きなんですね!私も○○をよく観ます」「最近の投稿、○○について教えてください」といった一言で、会話のハードルが下がります。聞き役からスタートして、徐々に自分の話題へと広げていくとスムーズです。
また、あらかじめ自分の趣味・学習目的・好きな話題をまとめた短い自己紹介文を用意しておくと、初回のやり取りも安心です。
翻訳機能は使いすぎず「考えてから確認」
HelloTalkの翻訳・文法修正機能は便利ですが、使いすぎると「わからない→即翻訳」に頼る癖がつきがちです。特に翻訳機能が無制限に使える有料サービス利用者。
ただそれだと翻訳アプリを使っているのと変わりません。そこで、まずは自分なりに考えてみることが大切です。辞書や文法書を使って構文をチェックしてから、翻訳機能で答え合わせする、という順番を意識すると、文法の理解も深まりやすくなります。
また、自分の投稿に対してネイティブが添削してくれる場合、その訂正の意図を理解し言い換え例を自分で作ってみるのもおすすめです。Momentsにその文章を投稿して反応を見るのも結構面白いです。
さらに、翻訳機能を使う代わりにMomentsで質問してみるのも良いコミュニケーションのきっかけになります。
音声・ビデオ通話で「即時アウトプット」の練習
HelloTalkの音声通話やビデオ通話機能を使うと、チャットとは違うテンポのやり取りが必要になります。言い直しや間の取り方、相づちの入れ方など、「実際の会話力」を高めるトレーニングに最適です。
私はHelloTalkの音声通話やビデオ通話機能はあまり積極的には使いませんでしたが、これは「即時アウトプット」の練習にとても役立つ手段だと感じています。たとえば、決まったテーマの会話を定期的に通話パートナーと練習することで、本番の会話に向けた準備を効率的に行うことができます。録音してあとで振り返ることで改善点も見つかり、発音や語彙力の向上にもつながるようです。慣れないうちは時間を区切って短く試す、あるいはテーマを決めて話すなど、練習形式で取り入れることでハードルが下がります。
また、こうした機能はIELTSなどのスピーキングテスト対策にも応用できます。決められた時間内で話す練習や、想定質問への即答練習を通じて実戦感覚をつかむことができます。自分の音声を録音して聞き返すことはスピーキングテスト対策としても推奨されており、非常に有効な対策手段といえます。
もし誰かと話すことに抵抗がある場合でも、「こういう活用方法もある」と知っておくと選択肢が広がります。
「お気に入り」機能で表現をストック&反復
チャットで教わったフレーズや添削された表現は、忘れないうちに「お気に入り」に登録しましょう。あとで見返して復習することで、自然な表現の定着率がアップします。
おすすめは「お気に入り」から週に決まった数をピックアップし、自分で例文を作成してみること。さらにその文をMomentsに投稿してみることで習った表現を実際の文脈で使う練習にもなりますし、それを見た相手からの反応が得られることで関係構築のきっかけにもなります。
とくに相手の使っていた表現を自分の投稿に取り入れると、「ちゃんと覚えてくれている」と喜んでもらえることが多く、継続的な交流につながる可能性がグッと高まります!
プロフィールに工夫を。相手から声をかけてもらいやすく
プロフィールは「読む人の立場」に立って書くのがコツです。学びたい言語や理由だけでなく、趣味・出身地・仕事なども記載すると、話題が生まれやすくなります。
以下のような感じで書くと、希望する相手から話しかけられやすくなる…かも。
- 中東の文化や歴史に関心があります。日本文化に興味のある方は一緒に文化交流しませんか?
- 武侠小説が大好きです!同じ趣味の方はいませんか?
- 以前リヨンに住んでいました!フランス語を勉強してフランスをもっと知りたいです。
実際に私は、プロフィールに「アラビア語はオマーン留学で少し学びました」と書いたことで、同じ中東圏の学習者からよく声をかけられるようになりました。
また自分の具体的な言語レベルや相手に求めるレベルを明確に示すのも有効。真剣さが伝わるので、真面目に言語を学びたい利用者とマッチングしやすくなります。
学習進捗をMomentsに投稿して自分を励ます
Duolingoの学習進捗や資格試験の感想をMomentsにアップすると、コメントをもらったり、「すごいですね!」「頑張って!」などのリアクションが届くことがあります。
例えば以下のような内容をMomentsに投稿すると、リアクションがもらえるかも!
- 今日はDuolingoで8レッスン完了!“might as well”を使ってみたい(Duolingoのスクショを添付すると尚よし)
- 読んだ記事に“お互い様”という表現が出てきたけど、どう訳す?
- 今日TOEICを受けてきました!スコア下がったかも…どうしよう。
このように、自分の学習を共有することで仲間意識も生まれ、モチベーション維持にも効果的です。
さらに旅先で語学関連で困ったことや達成したこと、日常で新たに発見したことを投稿するのもおすすめ。写真と短い文章だけの簡単な投稿であっても、旅や日常生活の記録がそのまま学習の進捗管理につながりますし、後々良い思い出として振り返ることもできます。
他の言語学習アプリとの比較
HelloTalkは非常にユニークなアプリですが、他の言語学習アプリと併用することでより効果的な学習環境を整えることができます。ここでは、比較対象として代表的なアプリとHelloTalkの違いを整理し、そのうえで使い分けや併用のコツについて紹介します。
他の言語学習アプリとの違い
アプリ名 | 特徴 | 向いている使い方 |
---|---|---|
HelloTalk | ネイティブと直接チャット・投稿・通話できる。添削やリアクションあり。 | 実践の場としてのアウトプット、日常表現の習得 |
Duolingo | ゲーム感覚で学べる文法・語彙アプリ。基本無料。 | スキマ時間の文法練習、初級〜中級者の基礎固め |
Tandem | HelloTalkに近い言語交換アプリ。プロフィール重視でマッチング精度が高い。 | 真剣な学習目的のパートナー探し、長期的な関係構築 |
LingQ | 実際のニュースや物語で読む・聴く。リスニングと語彙が同時に鍛えられる。 | 多読・多聴、インプット強化に集中したい人 |
Anki | 自分で単語カードを作成・管理できる暗記アプリ。 | 語彙の長期記憶定着、試験対策 |
この中でも特にTandemはHelloTalkと似ている印象ですが、よりプロフィールの内容や学習目的のマッチングを重視した設計となっており出会い目的のユーザーが少ないという特徴があります。より真剣に長期的な言語パートナーを探したい場合は、Tandemの方が適していることもあります。
HelloTalkやTandemを含む英語学習に役立つアプリをまとめた記事はこちら。
👉 英語アウトプットとインプットの機会を増やす!おすすめアプリ&プラットフォーム9選」
逆に、よりSNS的な感覚でライトに交流を楽しみたい場合はHelloTalkのほうが使いやすいと感じる人もいるでしょう。
向いている使い方
HelloTalkは「アウトプット(表現練習)」に特化しているため、DuolingoやAnkiといった「インプット型」のアプリと組み合わせると学習バランスが取りやすくなります。
たとえば、Duolingoで文法や語彙の基礎を身につけ、その知識をHelloTalkで実際に使ってみることで、習ったことの定着を図れます。Duolingoの進捗をMomentsで投稿してみるのも、モチベーション維持と交流促進の両面でおすすめです。
また、Ankiで覚えた単語をHelloTalkで意識的に使うことで、受動的な暗記を能動的な運用に転換できます。投稿やチャットに新出語彙を盛り込む練習をすれば、より定着度が高まるでしょう。
学習の初期段階ではインプット中心、中級以降はアウトプット重視へとステップアップしながら、目的に応じて複数アプリを使い分けることで、無理なく継続的な語学力向上が可能になります。
HelloTalkに向いている人、向いていない人
HelloTalkは非常に多機能かつ自由度の高いアプリですが、すべての人にとって最適というわけではありません。ここでは、どんなタイプの学習者に向いているか、逆に向いていないと感じる可能性があるケースについて紹介します。
向いている人
まずは向いている人から!誰かと積極的に語学学習がしたい人に特に向いていると言えます。
- 自分の学習スタイルに合わせて能動的にアウトプットしたい人
→HelloTalkは投稿・チャット・通話などのアウトプット手段が豊富なため、自分のペースで発信できる学習者に向いています。 - ネイティブとのやりとりを通じて自然な表現を学びたい人
→文法だけでは学びきれない生きた表現やニュアンスの違いを、実際のやりとりから吸収できます。 - SNS感覚で学習記録を共有したり、添削を受けたい人
→Moments機能を活用することで、日記を書くような感覚で自然にアウトプットでき、反応が得られることで学習意欲も継続しやすくなります。 - テキストだけでなく音声・ビデオ通話も活用したい人
→多様な形式で会話練習ができるため、リスニング・スピーキングの両面を鍛えることができます。 - 学習を習慣化するために他者との関わりがほしい人
→「誰かとつながっている」という感覚があることで、孤独な学習に比べて続けやすくなるタイプに向いています。
向いていない人
続いて向いていない人。外国人のノリやコミュニケーション方式に抵抗がある人には難しいかも。
- 受け身で情報提供を待つタイプの人(自分から話しかけたり投稿するのが苦手な人)
→HelloTalkは自分から動くことで学びの幅が広がる仕組みなので、能動的な姿勢が求められます。 - 知らない人とのコミュニケーションに強い抵抗がある人
→初対面の相手とチャットや通話をするため、対人交流に苦手意識がある人にはストレスになる場合があります。 - チャットやSNS的なやりとりに疲れやすい人
→不特定多数とのやりとりが発生するため、通知や返信へのプレッシャーを重荷に感じる人には不向きです。 - 出会い目的のユーザーとのやりとりを避けたい人(完全には排除できない)
→運営も対応していますが、一部のユーザーは学習以外の目的で利用しており、不快に感じる可能性があります。 - 正確な体系的指導(教師によるカリキュラム)を求める人
→HelloTalkはカリキュラム型ではなく、自由な交流によって学ぶスタイルなので、体系的な学習を重視する人には物足りないかもしれません。
向き不向きを理解したうえで、自分に合うかどうかを試してみるのが一番です。数日〜1週間ほど使ってみることで、自分の学習スタイルに合っているかが見えてくるはずです。
まとめ
HelloTalkは、語学学習の「アウトプット不足」を解消する強力なツールです。SNSのような感覚で学べる柔軟性と、リアルなやりとりから学ぶ実践性を兼ね備えており、独学の限界を感じている人には特に効果的です。
ただし、すべての人にとって使いやすいわけではなく、コミュニケーションへの積極性や使い方の工夫が求められます。インプット系アプリとの併用や、自分の性格や目的に合ったスタイルでの活用がカギとなるでしょう。
自分の学習状況や目的に照らし合わせて、「使えそう」と感じたら、まずは数日間試してみるのがおすすめです。使いながら自分なりの活用法を見つけていくことで、HelloTalkは語学習得の強い味方になってくれるはずです。
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