筆者は現在スイス・ジュネーブのIHIEDに留学中。
物価の高いスイスに留学するにあたり、第一の懸念事項は食べ物でした。自炊は外食よりも安上がりとは言え、材料費もバカになりません…
そんな迷えるジュネーブの学生を救う取組が、食べ物を無料で配付するLa FARCE(ラ・ファース)です!
La FARCEって何?会員になるには?
2020年に設立された非営利団体
La FARCEは2020年2月に2人の学生によって設立された非営利団体で、食料を必要としている学生に食料を無料で配布する取組を行っています。
活動の目的としては、学生の支援を通じて社会的な連帯を育むことやフードロスの削減を掲げています。
現在は食べ物の配給以外にも衣料品の配給や各種イベントの開催なども行っています。
何がもらえるの?
ラインアップは週により異なりますが、基本的に以下のようなカテゴリーの食べ物が配られます。
- 野菜・果物
- 惣菜
- 調味料(塩、砂糖、小麦粉など)
- 主食類(米、パン、パスタ)
- 保存食(缶詰など)
野菜・果物は基本的に個数制限がありますが、他の種類の食べ物だといくらでももらえる場合もあります。(オイルサーディン缶がもらい放題だった日がありました)
また、食べ物の混じって女性用品や髭剃りバームのような日用品が配付されることもあります。
野菜や総菜は、日本ではなかなかお目に掛かれないものも。
なお基本的に陳列された食べ物から自分が欲しい分だけ取っていくスタイルなので、欲しい分だけ調達可能です。
配給を受けるには会員登録と年会費20CHFの支払いが必要
取り組みに参加するには、公式ウェブサイトから会員登録が必要です。
ウェブサイトによると、会員になれるのはHES-GE、UNIGEの学生のみのようです(なおIHIEDはUNIGEのCentres et Institutesに該当)。
必要事項を入力して送信すると、確認メールが送られてきます。
年会費20CHFをインターネット経由か初回配給時に現金で支払えば会員登録完了です。
初回配給時に入学許可証の提示が必要
初回の配給時に入学許可証を提示(とまだ支払いが済んでいなければ年会費の支払い)すれば、配給が受けられます!
食料品の受け取り
配給日はメールで通知される
配給日の数日前にメールで通知が来るので、希望する場合はメールのリンクから登録をします。定員に達すると締め切られてしまうので注意!
配給を受けるには登録確認メールの提示が必要なので、必ず受け取るようにしましょう。しばらく待っても登録済みのメールが届かない場合は、再度登録手続きを行った方が良いです。
当日の注意
食べ物を受け取るにはエコバッグが必要なので持参します。惣菜も受け取りたい場合はタッパーも必要。
2回目以降は学生証と登録完了メールを見せて受付を行います。必要な分だけ食べ物を受け取りましょう!
配給場所はジュネーブ中心部カルージュ(Carouge)
配給場所は市内中心部のカルージュ。最寄りのバス停(トラム)はAugustins。
La FARCEは近代的なビルの一角(1階)にあります。入口前に行列が出来ていることが多いのですぐに見つかると思います。
まとめ
今回はスイス・ジュネーブで学生が節約に使えるLa FARCEをご紹介しました。
自炊するための食材が入手できるという意味で非常にありがたいですし、何が手に入るか分からないというワクワク感があるのも魅力的。ジュネーブに留学する際は要チェック!
以上です。参考にしていただけると嬉しいです。
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