ちょっと歩くだけで汗だくになってしまうシンガポール。
短期滞在であっても驚異のスピードで洗濯物が増えていきますよね…。
ホテルに宿泊者が使えるランドリーが設置されている場合もありますが、そうでない場合はホテルのランドリーサービスをお願いするか、町中のコインランドリーを利用するか、部屋で洗濯をしなければなりません。
ホテルのランドリーサービスは高価ですし、部屋での洗濯は洗濯石鹸の調達やら干す場所の確保やらが地味に面倒。そこでホテルの周辺を検索してみたところ、DIY Laundryというコインランドリーが見つかったので利用してみました。
結論としては、利用方法がとても簡単かつ洗剤を買う必要がなくお財布に優しかったので、おすすめです!
DIY Laundryの立地&設備
DIY Laundryはいわゆるコインランドリーで、スウェーデンの家電メーカー・エレクトロラックス(Electrolux)社の洗濯機・乾燥機を採用しています。
公式ウェブサイトを見る限り、外観の色は店舗によって異なる様子。
DIY Laundryがあるのは主にシンガポールの中心部から東側(駅名で言うとBuona VistaからBedok Reservoirあたりにかけての地域)。HDB(公営住宅)が密集している地域にある印象です。
地図で見るとこんな感じ。
DIY Laundryは基本的に24時間営業。店内には洗濯機・乾燥機・両替機兼トークン販売機が設置されています。
洗濯機の使い方
洗濯物の量に応じ、使用する洗濯機を選ぶ
洗濯機は容量によって11kg、14kg、20kgの3種類があります。洗濯物の分量に応じて使用する洗濯機を選びましょう。
料金は使用する洗濯機の容量によって決まるため、少ない洗濯物に対して大きな洗濯機を使用すると損をするので注意。
洗濯物を入れ、コースを選ぶ
洗濯機に洗濯物を投入してから、扉についているハンドルを回してロック。
料金表で希望するコースを確認してから、液晶画面の右側にあるダイヤルを回してコース番号(Program No.)を選択します。
今回は容量14kgの洗濯機でプログラム2(洗剤+柔軟剤)を選択してみました。利用料金は8ドル。
金額分のコインを投入し、洗濯スタート
画面に金額が表示されるので、1ドルコインか専用のトークンを金額分投入します。
金額が投入されるとコースが開始します。
今回の所要時間は33分。
込んでいる時間帯でなければコインランドリーを離れてしまっても大丈夫です。
乾燥機の使い方
洗濯物を入れる
乾燥機は全て同じサイズなので、空いている乾燥機のどれかに洗濯物を入れます。
洗濯物が多く青い線を越えてしまうようであれば、複数台の使用も検討してください。
希望乾燥時間に応じたコインかトークンを投入する
続いて乾燥機に対応するコイン投入口に、希望する乾燥時間に応じて1ドルコインか専用のトークンを必要枚数分投入します。
乾燥機の運転時間は、1ドルにつき6分です。
ポロシャツ、Tシャツ、薄手の下着類程度であれば18分(3ドル分)あれば十分に乾くと思います。
洗濯機と比べて乾燥機は数が少ないので、乾燥が終わったら早めに取り出しましょう!
小銭が足りないときは?
両替機を利用する
洗濯機は1ドルコインのみ使用可能なので、1ドルコインが手元にない場合は両替機を利用します。
その際投入金額によって一部が専用トークンになって戻ってくるので、投入金額に注意(投入金額に対し何枚トークンで戻ってくるかは明記されていません)。
両替機は50ドル紙幣まで使用できますが、大量のトークンが必要な場合でない限りおすすめしません。(PAYOUT SGD $1と書いてあるので、投入金額が全て1ドルコインか専用トークンになると予想します。)
実際に筆者が50ドル紙幣を入れようとしたところ地元の方に止められたので、予想はおそらく合っています。止めてくれた方に感謝!
筆者の場合、10ドル札を投入したところ10枚のうち6枚が専用トークンで戻ってきました。
別の日に同様に10ドル札を入れたところ、今度は3枚が専用トークンとして戻ってきました。枚数はランダムなのかも…。
高額紙幣しか手元にないときの裏ワザ(?)
日本ではコンビニ等で少額決済をして小銭を調達しますが、シンガポールでは近くのお店で紙幣を崩してもらえることがありました。
筆者の場合は、(地元の方に教えてもらった)近くのコーヒー粉販売店で、50ドル紙幣を10ドル紙幣×5枚に崩してもらいました。
両替にとても快く応じてくれたので、てっきりそのコーヒー粉販売店がコインランドリーのオーナーをしていると思ったのですが、聞いてみると違うとの返事…
シンガポールで東京の下町っぽさを感じた体験でした。
あくまで体験ベースのことなので全ての店舗が両替に応じてくれるとは言えませんが、試しにトライしてみるとユニークな体験ができるかもしれません。
まとめ
今回はシンガポールのコインランドリーDIY Laundryの利用方法をご紹介しました。
筆者は以前ヨーロッパでもコインランドリーを利用したことがあります。そのときは洗剤や柔軟剤を買う必要があったため、シンガポールでも同じことになると予想していましたが、あまりに便利でびっくりしました。個人的には全世界のコインランドリーに見習ってほしいくらいです…
以上です。参考にしていただけると嬉しいです。
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