イスタンブールでハマム体験!利用方法や料金の目安と実際に訪問した5か所を徹底レビュー【2025年9月】

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トルコで体験したいことのひとつに挙げられることも多いトルコ式公衆浴場ハマム。

内部はエキゾチックなリラックス空間ですが、歴史的な建築物を使っているハマムも多くちょっとタイムスリップしたような気分になれること請け合いです。

ただしガイドブックに紹介されている豪華なハマムは素敵ですが結構なお値段…。

しかしハマムは元々日本で言う銭湯のようなものなので、地元民向けのハマムであればそこまで費用を掛けずに(とは言っても1,000円では収まりませんが)トルコの文化を全身で楽しむことができます。

ローカル感とエレガントさは基本的にトレードオフだと思った方が良いです。

この記事では筆者が実際にイスタンブールで体験したハマムの感想を、庶民派を中心にご紹介します。

2025年9月には観光客向けのハマムにも行ってきたので、その感想も追加しました。
ハマム選びの参考にしていただけると嬉しいです!

目次

ハマムの基本

ハマムは蒸し風呂式の公衆浴場

ハマムは蒸し風呂というか岩盤浴のようなスタイルで、日本で言う銭湯のような位置づけの施設。サウナが併設されていることも多いです。

浴場スペースにはお湯と水を溜められる固定式の桶とお湯をかぶるための桶(日本の銭湯にあるような風呂桶)が設置されており、体を洗う場所兼地域の社交場といった雰囲気になっています。

浴場スペースはそこまで温度が高くないので、本格的に汗を出すならサウナへ。ただし客の入り具合によってはサウナが停止している場合があります。

さすがに内部の撮影はできないので、トプカプ宮殿内のハマムの写真を参考として貼っておきます。

こんな感じで温水と冷水の蛇口が設置されており、固定式の桶に好みの温度のお湯を溜めます。

ちなみにイスタンブール市内にはるハマムも似たような雰囲気です。

時代を経ても同じような形式が残っているのは興味深いですね。

ハマムでもらえる石鹸を使って自分で体を洗うセルフスタイルが最も安上がりですが、追加料金を支払って垢すりや泡マッサージを頼むこともできます。

ちなみに庶民派ハマムはどこに行ってもサービスも雰囲気もほぼ同じなので、こだわりが無ければ基本的に料金や立地で選べばOKです。

なお各家庭に風呂場が設けられるようになった現代では、ハマムを利用するトルコ人はあまり多くないそうです。地元民が利用するということ自体は変わらないものの、観光スポットのような側面があることは認識しておいても良いかもしれません。

庶民派ハマムは手ぶらでOK(なことが多い)

基本的に男女でスペースが分かれているため手ぶらでOK。混浴の場合や時間帯で男女が分かれていることもあるようですが、庶民派だとあまりそのようなスタイルは見ませんでした。

もし利用するハマムが決まっている場合は、グーグルマップの口コミなどを参考に時間帯や持ち物の準備をするとスムーズです。

庶民派ハマムはちゃんとしたウェブサイトを持っていないか、持っていてもトルコ語のみだったり、料金表示がなかったり…と旅行者にとっては役に立たないことが多いです。そのため、基本的には行ってみるまで分からないことが多いのも事実。
一応電話番号はあるので、トルコ語ができれば電話で情報収集するのも一案です。

またハマムの中で使う石鹸類はカウンターで販売しているので、持っていなければ購入することも可能です。何の変哲もない石鹸でも良いお土産になるかもしれません。(ハマムによっては小ぶりなボディーソープを売っている場合もあります。)

観光客向けだと施設によっては予約が必要な場合もあります。男女で営業時間が異なることもあるので事前に確認しておくのがおすすめ。

庶民派ハマムは現金のみの後払い

庶民的なハマムは現金のみ&後払いの場合がほとんど。まず入場料が掛かりそこから垢すりなどのオプションサービスや飲み物を追加するとその都度利用額がチャージされていくシステムです。

一方で観光客向けの場合はカードOK&前払いのところもあります。

それぞれのサービス内容は以下のような感じです。

サービスの種類内容
垢すり(Kese)専用の垢すりタオルで全身をこすって汚れを落とす。
泡マッサージ(Masaj)泡を使って全身をマッサージする。
オイルマッサージ(Yağ masaj)油を使って全身をマッサージする。専用の部屋で行うことが多い。

追加サービスをおすすめされることが多いので、要らない場合はきっぱり断りましょう。

利用額の計算はロッカーのカギの番号で管理します。サービス利用時には番号の申告を忘れずに。

庶民派ハマムは基本的にトルコ語のみ

庶民派ハマムでは基本的に英語が通じません。そのため、マッサージなどのサービスをお願いした場合はボディーランゲージで対応することがほとんどです。

良心的な価格ですしぼったくりはおそらく発生しないとは思いますが、ミスコミュニケーションによるトラブルは生じる可能性があるので、しつこいくらいに確認するのがおすすめです。

逆に初歩的でも良いのでトルコ語を覚えていくと楽しいかもしれません。

ハマムの利用方法

ハマムの基本的な利用方法は以下のとおりです。
施設によって多少違うこともありますが、大筋はどこでも一緒。

STEP
入店&利用するサービスを申告する

利用するハマムに到着したら、料金を確認します。近年は急激なインフレで料金はかなり変動するので、この段階で確実に料金を確認しましょう。

なお料金表は外にはなく入った場所に掲示されている場合がほとんどなので、料金を聞いてイマイチなら利用を取りやめる選択肢もあります。

料金が問題なさそうであれば、入場料のみ(セルフにする)か、マッサージなどの追加サービスを利用するかをこの段階で申告します。マッサージなどは後で追加することも可能ですが、この段階でお願いしておくと楽です(なお観光客向けの場合はセルフの選択肢がない場合もあります)。

男女で入口が分かれている構造の場合、正面の目立つ入口が男性用となっており、そこから少し離れた場所に女性用の入り口があることが多いです。

STEP
着替えスペースのカギを受け取る&着替え

入ると受付・売店・着替えのための部屋がセットになったロビーのような空間があります。着替えのための部屋のカギと腰巻を受け取り、着替えます。

ユスキュダルのÇinili Hamamı。

着替えスペースはそれぞれが小さな部屋になっています。中に電源が設けられていることもあるので、ハマム利用中にスマホの充電も一緒にしておくと色々捗ります。

STEP
ハマムに入場する

セルフの場合は入口で石鹸を受け取り、ハマム(洗い場が備え付けられた岩盤浴エリア)に入ります。

ハマム内の施設は大体以下のような感じ。

  • 洗い場&岩盤浴
  • マッサージ室
  • サウナ
  • シャワー
  • トイレ

このエリアでは、中に備え付けられた桶に好みの温度のお湯を溜めつつ石鹸で体を洗います。湯舟はありません。中で地元民と雑談でもしながらのんびり過ごしましょう。

サウナがあることもあるので、サウナスペースとハマムスペースを適宜行き来しながら楽しみましょう。

ハマムにもよりますが、外で販売しているペットボトルの水を中で飲用することができる場合も。こちらもロッカー番号でチャージされます。

STEP
サービスを受ける(注文した場合)

サービスを受ける場合は、ハマムスペースに入る際に案内があるので従います。人が多いときは順番待ちになることもあり、その場合は順番が来るとロッカーの番号が呼ばれます。

垢すりやマッサージを行う場所はハマムによって多少異なり、岩盤浴のできる台の上に寝そべるパターンや別にマッサージのための部屋があるパターンなど色々バリエーションがあります。

具体的にどうするかは指示されるので、そのまま従って楽しみましょう!

ハマムによってはマッサージを注文しているとSTEP 3をすっ飛ばしてマッサージに移行することがあります。基本的にその場の指示に従えばOK。

STEP
ハマムスペースから出て休憩&着替え

ハマムスペースから外に出ると新しい腰巻が渡されるので、まずはそちらに着替えます。着替え後に外に出ると湯冷め防止のためにさらにタオルを身体と頭に巻かれてロビーでのんびり休憩することになります。

乾くまでのんびりするのもよし、風呂上がりの一杯を楽しむのもよし。

風呂上がりの一杯はジュースやコーラが主な選択肢。

STEP
お会計

腰巻から着替えが完了したらお会計をします。利用していないサービスが加算されていないかを念のため確認しましょう!

格別のサービスを受けたと感じたらチップを渡してもOK。

ハマムにはチップの習慣があるようです。5トルコリラ渡したら苦笑されたので、おそらくかなり少なかったのでしょう。

筆者が実際に利用した庶民派ハマムのレビュー

ここからは庶民派と観光客向けに向けて筆者が実際に訪問したハマム5か所をレビューします。

【カドゥキョイ(アジア側)】Aziziye Hamamı

ピンク色が特徴的な外観。右側が男性用の入り口、左側が女性用の入り口です。

若者に人気の街アジア側カドゥキョイにある庶民派ハマム。男女で入口が分かれており、営業時間が若干異なります(女性のほうが少し短い)。

ハマムの内部は基本的に似たような雰囲気ですが、こちらのハマムは壁面に青いタイルが敷き詰められた非常にトルコを感じる空間です。お客さんが少ない営業終了間際の時間帯でもサウナが稼働していたので、もしサウナがマストであればおすすめかも。

筆者はフルパッケージを勧められたため、フルパッケージをお願いしてみました。まずはサウナで汗を流すよう指示され、一定時間が経つとスタッフさんが呼びに来るので、そこから垢すり→泡マッサージを受けるという流れでした。

感想としては垢すりは全体的に優しめだと感じました。泡マッサージは非常に気持ちよく、時々タイマッサージ?のような動作が加わって面白かったです。出た垢や泡をお湯で流す際のお湯の温度もちょうど良かったです。

セット料金よりも個別メニューを足し合わせた方が安くなる?という料金体系がちょっと謎(もしかしたら更新途中なのかも)。

サービス料金
入場料(2時間まで)250トルコリラ
入場料(2時間超)280トルコリラ
垢すり70トルコリラ
泡マッサージ70トルコリラ
石鹸40トルコリラ
フルパッケージ(入場料+垢すり+泡マッサージ)450トルコリラ
2024年8月時点の情報です。

Aziziye Hamamıの詳細情報はこちら。

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店舗名Aziziye Hamamı
住所Rasimpaşa Mh Rıhtım Cad, Recaizade Sk. No:17 D:19, 34416 Kadıköy/İstanbul
営業時間男性:7時~22時
女性:8時~19時
最寄り駅Kadıköy(M4)
電話番号02163491465
2024年8月時点の情報です。

近くに地下鉄4号線のKadıköy駅と船着き場があるので、もし旧市街から訪問するならマルマライでボスポラス海峡を渡りM4に乗り換えるかフェリーを利用するのが便利です。

元々観光客が少ない土地柄なのでどローカル感を味わうのに持ってこい。

【旧市街】Balat Çavuş Hamamı

男性用の入り口は建物正面にあります。女性用は右側の通路を入った奥。

カラフルな建物が立ち並ぶオシャレな建物群がインスタ映えすると近年若者に大人気のBalat地区にあるハマム。

トラム5号線を利用すれば観光スポットの集中する旧市街からのアクセスも抜群なのにも関わらず手軽に利用できる料金が魅力的なハマム。手軽にオリエンタルな雰囲気を味わいたい人におすすめです。

こちらも男女で入口が分かれているタイプです。

こちらはパッケージ料金の設定は無いので必要なサービスを順次追加していきます。入場料がかなり割安なので、セルフで良ければかなりお得かも。

筆者は垢すりと泡マッサージをお願いしました。こちらのサービスはかなりパワフルで、痛気持ちいい感じでした。泡マッサージも非常に気持ち良かったです。

汚れや泡を洗い流す際の水が日本人には割と冷たかった記憶がありますが、それもまた一興。

2回行きましたが、担当するケセジさん(垢すりやマッサージをしてくれる人。日本の銭湯で言う三助さん)によってはチップ要求が若干ウザいです。まあ強制されるわけでもないですし良いサービスを受けたと感じたらお会計の際に追加して払っても良いかも。

サービス料金
入場料260トルコリラ
垢すり100トルコリラ
泡マッサージ100トルコリラ
オイルマッサージ300トルコリラ
2024年8月時点の情報です。

Balat Çavuş Hamamıの詳細情報はこちら。

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店舗名Balat Çavuş Hamamı
住所Balat, Ayvansaray Mah. Mahkeme Altı Cad, Çavuş Hamamı Sk. No:1/1, 34093 Fatih/İstanbul
営業時間7時~22時30分
最寄り駅Balat(T5)
電話番号05327405874
2024年8月時点の情報です。

最寄り駅はトラム5号線のBalat駅。ガラタ橋の旧市街側のたもとにあるEminönü駅(サバサンド屋台が沢山ある場所の近く)から一本で来られるので便利です。

風呂上がりにサバサンドをキメるのはここでしかできない経験かも。

【旧市街】Mihrimah Sultan Hamam

これでもかと歴史を強調する外観。これは男性用の入り口で、女性用の入り口は左側に進んだ場所にあります。

続いては二つあるミフリマー・スルタン・モスクのうち、旧市街エディルネカプにあるミフリマー・スルタン・モスクに併設されている歴史あるハマム。

ミフリマー・スルタンはオスマン帝国最盛期のスルタン・スレイマン1世と奴隷から成り上がったことで有名な寵妃ヒュッレムの間に生まれた皇女です。オスマン帝国外伝履修者や歴史ファンにはお馴染みの人物ですね。

自治体による能書きもあり、このハマムの歴史スポットとしての重要性が分かります。設計はなんとスレイマニエ・モスクをはじめとする有名建築の数々を手掛けたミマール・スィナンとのこと。彼は密かにミフリマーを慕っていたという逸話も残されています。

自治体による能書き。他の歴史的ハマムが高級店である一方でこちらは庶民向けなのがちょっと不思議です。

素敵なバックストーリーもありもはや観光スポットとの呼べそうな場所ですが、入場料だけなら200トルコリラと非常にリーズナブル。各種マッサージを受けたい場合は450トルコリラから(垢すりと泡マッサージは必ずセットでの提供になる)とのことでした。

なおフルパッケージには他のタイプのマッサージも追加されるようですが、料金表を作成していないとのことで具体的な内容は確認できず。

こちらでは垢すりと泡マッサージを体験しましたが、サービス自体は特に普通といったところ。名建築に酔いしれましょう。

サービス料金
入場料200トルコリラ
入場料+垢すり+泡マッサージ450トルコリラ
フルパッケージ700トルコリラ
2024年8月時点の情報です。

Mihrimah Sultan Hamamの詳細情報はこちら。

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店舗名Mihrimah Sultan Hamam
住所Karagümrük, Fevzi Paşa Cd. No:333 D:333, 34091 Fatih/İstanbul
営業時間9時~20時
最寄り駅Edirnekapı(T4&バス)
公式ウェブサイトhttps://www.mihrimahsultanhamami.com/hamamsauna.html
電話番号02125230487
2024年8月時点の情報です。

最寄り駅と言えそうなのが、テオドシウスの城壁を隔てた場所にあるトラム4号線Edirnekapı駅。ただし少し歩くことになるので、可能であればバスの利用がおすすめです。最寄りのバス停Edirnekapıは多くのバス路線が利用できます。

あまりアクセスが良いとは言えない場所ではありますが、このハマム自体が観光になりそうなのと、周囲にはハマムの隣接し美しい装飾で有名なミフリマー・スルタン・モスクのほか、テオドシウスの城壁やカーリエモスクといったビザンツ帝国に関する見どころが多いので、観光の疲れを癒すのにももってこいの場所です。

【ユスキュダル(アジア側)】Üsküdar Valide-i Atik Hamamı

アジア側ユスキュダルにある伝統的なハマム。スレイマン1世の息子・セリム2世の妾であったヌールバーヌーの命により建造されたアティック・ヴァリデ・ジャーミイAtik Valide Camiiに付属するハマムで、こちらもミマール・スィナンの設計です。

こちらもかなりオスマン帝国との縁が深い場所ですが、こちらは入場料が250トルコリラ、垢すりと泡マッサージで150トルコリラとサービスは非常にリーズナブル。垢すりと泡マッサージは必ずセットになるようでした。

こちらのハマムは八角形の岩盤浴台が芸術的で、内部の温度は人によってはサウナに入らなくても良さそうなレベルで高めでした。

垢すりは優しめの一方、泡マッサージは痛気持ち良い感じ。終わった後に泡を流す際は、冷たい水から少しずつ温水に変えてくれるような配慮が感じられました。

サービス料金
入場料250トルコリラ
入場料+垢すり+泡マッサージ400トルコリラ
2024年8月時点の情報です。

Üsküdar Valide-i Atik Hamamıの詳細情報はこちら。

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店舗名Üsküdar Valide-i Atik Hamamı
住所Validei Atik, Eski Toptaşı Cd. No:98, 34664 Üsküdar/İstanbul
営業時間7時~22時
最寄り駅Sokullu Mehmet Paşa İlkokulu(バス)
Üsküdar(マルマライ&M5)
Bağlarbaşı(M5)
電話番号02163349158
2024年8月時点の情報です。

近くに鉄道駅はないので基本的にバスでアクセスすることになります。鉄道駅からアクセスする場合は、Üsküdar駅から坂を上るかBağlarbaşı駅から坂を下るかのどちらかになります。

周辺に特に見どころはありませんが、古い町並みを散策しながらハマムを訪問するのも乙なもの。

観光客向けハマム(旧市街)

庶民派向けばかり行っていたので、趣向を変えて観光客でも気軽に行けるハマムに行ってみました。訪問は2025年9月です。

観光客に人気のハマムとして有名なのが、旧市街にあるÇemberlitaş Hammam(チェンベルリタシュ・ハマム)です。トラム1号線のÇemberlitaş駅から徒歩すぐという立地で、グランドバザールに隣接。観光の合間にも訪れやすい場所にあります。オスマン時代の建築を残した館内は天井が高く雰囲気があります。

こちらはさすがの料金設定というところで、一番基本的なコース(入浴・垢すり)で2,000TLほど。そこにオイルマッサージを付けたコースが4,050TLだったので、そちらを試してみることにしました。

垢すりタオルが個人ごとに違うのは清潔感があって良いですね。

流れは全く一緒で、更衣室で腰巻に着替え→垢すり→マッサージと進んでいくスタイル。

サービスの内容や質は正直ローカルとほぼ変わらないと感じました。違いはマッサージが長めで気持ちよかったくらいでしょうか。最後にシャワーを浴びてフィニッシュ。所要時間は全体で40分くらいでした。

ここのハマムは個人的にマッサージが本番でした。

ケセジさんに英語が通じるかと思いましたがそこまで通じませんでした。そこもローカルと変わらない感じ。
チップ要求が若干うざかったかも…。

それ以外のサービスは正直ローカルの方が良いと感じた場面が多かったです。

ローカルのハマムだと垢すりやマッサージを受けたときでもしばらくハマム内部でのんびりする時間があるのでゆっくり建築でも眺めようかと思いましたが、早々に出されました。またローカルだと風呂上がりにタオルグルグル巻きでしばらくのんびりする時間があるのですが、それもなし。

ちなみに風呂上り直後にザクロやオレンジのジュースを勧められましたが、そちらは別料金でした。ローカルの数倍の金額を払っているので風呂上りのドリンクがあるかと思いましたが、そういうサービスはなかったみたい。さらにローカルだと出るときに香水を振りかけてくれたりするのですが、それもなし。

割とぼろくそに書いてしまいましたが、一見さん的に手っ取り早くハマム気分を味わうには良いかもしれません。観光地からも近いですし。またサービスが全体にあっさり目だったのは筆者が男性だったからという可能性もあるので、女性だともう少しロマンチック&エキゾチックな体験になるのかもしれませんね。

まとめ

この記事ではハマムの利用方法と筆者が訪問した庶民派ハマムを4か所+観光客向け1か所の感想ご紹介しました。

庶民向けは観光用のような豪華さはありませんが地元民も通うハマムなので、コミュニケーションが取れたりトルコ人の生活を垣間見ることができるかもしれません。一方で観光客向けは取っつきやすさが魅力かもしれません。

建築は庶民向けでも観光客向けでもすごいところはちゃんとすごいです。

毎日行くのはちょっと不経済ですが、長期滞在であれば数日おきに違う場所でサービスを体験してみるのも面白いかも。

イスタンブールの庶民派ハマムは他にも色々ありそうなので、新しい場所を体験したら追加していく予定です。

ハマム以外のイスタンブールの物価に関する記事はこちらをどうぞ。

以上です。

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